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「同じ釜の飯を食う」はなぜ、大切か。オープン社内報 #3

ウエディングパークの皆さん、こんにちは!オープン社内報も今回で3回目となりました。いつも「次は何を書こうかな~」と考えながら日々を過ごしています。書きたいことがいっぱい…!

本noteは、ウエディングパークで働く皆さん向けに書いている日々の日報で、「これはぜひとも社会の人にも伝えたい!」や「もしかしたら誰かの心に元気を与えられるかも?」と思えるものを編集してお届けしております。

さて、今回は「同じ釜の飯を食う」はなぜ、大切か。です。

「同じ釜の飯を食う」はことわざで共同生活して苦楽をともにする、という意味。英語で会社、組織、仲間のことをcompanyと言いますが、これはラテン語で「一緒にパンを食べる人」からきているそうで、「同じ釜の飯を食う」に共通しているところがありますね。

先日ベストチーム会食(社内制度のひとつで、毎月社内でも最も優れた功績を残したチームにおくられる賞のこと。会食費用を会社が負担してくれます)があり、参加してきました…!総勢10名以上が集まっての久しぶりのお祝いの場。みんなの笑顔が溢れたとても素敵な会でした。

何気なく会話をしている中で社長から
「瀬川さんは、何度もこういった会食に参加していると思うけど、どう?(ベストチーム会食についてどう思ってる?)」という質問があり、はっとしました。(入社してから15年も経つので何度も会食に連れて行っていただいてます…!ありがたい)

なぜはっとしたか、というと
今回の会食の座席が隅の方だったため、みんなの楽しそうに会話する姿や「美味しいね~!」と言っている幸せそうな表情を見ることができました。そんな贅沢な景色を見て「会食ってこのためにあるんだよなあ」としみじみと思っていたからなんです。

「『同じ釜の飯を食う』とは言いますが、とても大切なことだなと今日改めて感じました。でもこのことに気が付くまでに、結構時間がかかっちゃいましたね…」という話をさせてもらいました。

みんなで共に頑張ったことに対して、美味しいお酒とご飯を飲み会話し労い合う大切さ。

「実はあの時こんなことがあって。大変でした」とか、
「あの人の言葉や行動に助けてもらったんです、ありがとうございます!」とか
「これからはこういう未来を目指していきたいよね…!」とか。

普段バタバタしてなかなか伝えられないことも、同じご飯と同じ時間を共にしているこんな瞬間だからこそポロっと出てきたりする。話を聞いて共感したり、意見を交わしたり。仕事の話だけでなく「これ、美味しいね」とか、「実は私〇〇が好きなんです!」と、美味しい食事をすることで、笑顔になったり、会話が弾んだり。

時間と空気、そして「美味しいものを食べる」という幸せの共有体験により、信頼関係が生まれる。

結婚式もそうですが、コロナ禍でストップしていたこのような、感情共有の場の大切さを改めて感じました。人間が求める大事な欲求のひとつだと思います。

先ほど「でもこのことに気が付くまでに、結構時間がかかっちゃいましたね…」と書きました。

私がウエディングパークに入社した2008年はまだ20名程度のドベンチャー。
当時まだまだ未熟だった私は「ゆっくり食事なんてしている時間があれば働きたい!」そう思っていました。

でも、社長はずっと当時からこの会食の時間を大切にされていました。そして「食事の場でみんなで美味しい食事、お酒を飲みながら、仲間を労うことに大切さ」を語ってくれていました。

誰よりも忙しいはずなのに、遅刻をされたことも、携帯をいじっていることも、ほとんど見たことがありません。しかも食事中の会話も、会話の中でも誰か一人を労うのではなく、ひとりひとりに対して「〇〇が素晴らしかったね、ありがとう」と伝えてくれます。それは、私たち社員のことをしっかりその場で労いたいという温かい気持ちの表れだと受け取った私は、その姿勢を10年以上見させていただき、大切なことに気づかされました。

仕事があって人があるのではなく
人があるからこそ仕事があり、会社がある。
同じビジョンを目指して共に働く仲間を大切にする。
労う。感謝を伝える。
それが、互いの信頼や幸せにつながり、明日働く活力や幸せにつながる。

会食の奥深さたるや…。ここまで理解できるのに10年くらいかかりました。
(遅い)背中で教えてくれた社長には感謝の気持ちでいっぱいです。

今日このnoteを書こうと思ったのは、
もし昔の私のような人がいたら少し立ち止まってみてもらいたいからです。

忙しい!を言い訳にせず、
どうぞ、美味しいお酒とご飯を食べながら
共に働く仲間を労ってください。

「お疲れ!頑張ったね!」「ありがとう!」と伝えてください。
「飲み会はちょっと…」という人がいれば
ランチやお茶でももちろんいいと思っています。

大切な仲間と美味しい食事をとりながら語り合える。
実は当たり前の事ではないし、とっても贅沢でかけがえのない時間なんです。そんな時間をみんなで重ねていく人生はきっと豊かで素晴らしいものになると感じています。

今日もお疲れさまでした…!

過去のオープン社内報▼▼


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