近すぎることはわからないんだね
近すぎるとわからない、
だから、僕たちは物事を遠くから俯瞰してみるんだね。
僕はマルチリンガルで、日本語と英語と
いくつかのヨーロッパ言語を話せるのだけど、
ヨーロッパの人からすると、それは結構、驚きの事実みたい。
ヨーロッパの友達からは何で自分たちでもできない言語を
そんなにもたくさん話せるのって驚かれる。
でも、僕からすれば、ヨーロッパの言語はいつだって似ていて、
新たな言語を習得したというよりは、
派生言語、言わば、方言を習得しているようなものなのだ。
一方で、僕が中国語や韓国語が似ていると言われて勉強しても、
やはり、日本語とは違う言語に見えてしまう。
だから、イタリア人の友達が、日本語も中国語も操るのをみると、
「すごいなぁ」と心から関心してしまう。
そんなことを考えていると、
もしかしたら、人間が物事を考えるときの価値基準に
「距離」も含まれているのではないかと思ってしまう。
対象が近すぎるために、何を言われているかわからないとか、
逆に遠くから見てみると、その差は明らかとか、
そういうことって言語以外にも、
日常の様々なことに言える気がする。
あなたが仮に今、問題を抱えているとして、
それを距離と共に考えながら解決を試みると
意外と色々なものが見えて来るかもしれない。
きっと、近すぎて、近すぎて、見えなくなっていることってあると思うんだ。
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