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本当も愛も世界も苦しさも人生も

本屋さんを待ち合わせ前に経由してきた事が、紙袋をぶら下げた手から分かる

当然の流れで君はデザイン雑貨の商品を物色し始めた

うう、どうしよう。。せっかく会えている時間なのに

モヤモヤする、モヤモヤする。。。。


「あなたにどう接していいか分からないよ」


言い出せたら、君はキョトンとした顔で瞳をパチクリさせた

「もう少し、日々の連絡にしたって、頻度を上げてもらえたら、女性としては大切にしてもらってる感覚が増すよ」と言語化して慎重に説明していった


世帯を持った将来、大切な人達に自分が囲まれ支え合って暮らしていたらいいな、なんて理想的に思うんだよ


感情が揺れ動く2ヶ月間をそんな事考えながら一人で頑張って寂しさに耐えてきた


「生きてんのかなぁ、俺、そんなに。ハハ……自分の50,60歳なんて想像出来ないや……でも言ってる事は確かに」


……もう。。離れてる間一切自分の事思い出してくれない、そんな彼女だったら付き合いたいと思う???


クヨクヨとマイナス思考にとらわれちゃいがちな私だから、そんな


涙腺を刺激する言葉は言わないで。。


……しんじゃったら私、お家に仏壇をつくって毎食ご飯を取り替えるし、今週の新刊だよって漫画お供えするよ


「寂しい」っていう感情に寄り添う言葉の投げかけと、アプローチが欲しいの


もう少しだけの時間一緒にいられた後、離れたらまた2ヶ月先までガマンしなくちゃいけないんでしょ?


仁愛や義理人情に支えられてあなたは大好きな仕事や生活に注げているんでしょう

精神的な繋がりを求める繊細な彼女のことも他も全部大事ならこっち向いて私の声聴いて

意思の力なんて所詮、意思の力なんだからLINEに返事するリマインダーでも設定して


猛然たるあなたを好きな気持ちを止めさせないで


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