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コンビニ弁当を買いにくる怠惰で傲慢なおじいさん
私がコンビニで働いていた時の話です。バイトとして入って間も無いころ、なんだあの爺さんは?!と思うようなお客と遭遇しました。
そのおじいさんは白髪まじりで75歳くらい。身なりは整っており、杖は持っているものの長身で背はしゃんとしていました。見る限りなんの不自由もなさそうです。
ですが入店するやいなや、出口に近い方のレジカウンターの所まで来たら足を止め、店員に今日はどんなお弁当があるのか訊き、持って
就職しないといけないとわかっているけど誰がいるかわからない場所に飛び込んでいくのが恐い
どんなひとが待ち受けているかわからない
意地悪されたらどうしよう
右も左も分からなくて恐い
馴染めなかったらどうしよう
また失敗したらどうしよう
そもそも採用されるんだべか
みんなは安定してるのに自分は置いてけぼりな感じだ
もういい歳なのに
そう考えたら恐くて一歩も家から出られない
失敗したくない
私は外に出ていくのが恐くて堪らなかった
だからひたすらゲームをしていた時期がある