むぎちょこ

コーヒー ヨガ 本 ゲーム 料理が好き

むぎちょこ

コーヒー ヨガ 本 ゲーム 料理が好き

最近の記事

怖さ

 キミは誰って訊く怖さ。  傷つけちゃうかな? どこで生まれたの?  僕は父親から生まれたのかもしれないし  肌の色も目の色も、綺麗だなって言ったら悲しむかな?  喜んでほしいんだ。  かっこいいって言ったら薄く複雑な笑顔  スカート似合うねって言ったら違うみたい  家に帰ってお風呂で思い出す  何が好き? って聞いてくれれば  キミが好きだよって答えたのに  そんなことは関係ないよって無神経なことは言えないよ  だって大切なことだもん  それともそんなことは関係ないよって笑

    • ブランクボックス4

       それはある春の日だった。その日は春の訪れを祝う復活祭で、街中はすっかり浮かれ上がっていた。ベンジャミンとウィリアムの二人も仕事を休め、お祭りムードの街を二人練り歩いていた。 「春の訪れを祝い。収穫物の豊穣を願う復活祭ねぇ……」とウィリアムはいつものシニカルな調子だ。 「なんだい、ウィリアム。キミはこういうのは昔から良い顔をしないねぇ。楽しむことだよ」 「もともとは豊穣祭だったものを十字架にかけられた神様の復活祭にすり替える……僕はこういうのが苦手なんだ」 「ウィリアム、僕は

      • ブランクボックス3

         黒い鷹、ブラックホークと呼ばれる男がいた。赤い大地に生まれ、赤い肌を持つ一族であった、一族の中では『嵐を飛ぶ鷹』と言われていた。  その名前の通り幼い頃には気性が荒かった。気に入らないことがあれば、ただちに殴りかかり、暴力で解決しようとした。  親どころか一族の大首長でさえ彼を持て余した。しかし、時代は彼に味方した。遠く大陸の彼方から白い肌をした一族が、文明という巨大な武器を持って彼らに襲いかかってきたのだ。  戦士には力が必要だ、と彼は大首長に教わった。そしてお前にはその

        • ブランクボックス2

           当たり前の話だが荒野にも雪は降るのである。草木が枯れ果てる長く厳しい冬の季節。 赤い土に覆われた荒野もこのときばかりは真っ白い雪化粧を纏う。  生命の息吹を感じさせない、世界そのものが呼吸を止めたかのような銀色の静寂。死後の世界に迷い込んだような冬の荒野には、同じく生命を否定する灼熱と渇いた風の吹き荒れる真夏の荒野にない儚さと美しさがあった。  心あるものならば自然の偉大さに感嘆と畏怖を覚えるような一面の純白。  しかし、そんな大自然を無頓着に闊歩し、わめきながら歩く二人組

          ブランクボックス1

           むかしむかし《ワンス・アポン・ア・タイム》……、その街にまだ鉄道が敷かれる遙か以前、街一番の働きものといえば、ウィリアムとベンジャミンどちらかである、というのがこの小さな街の総意であった。どちらも同じ印刷屋で職工として働き、その工場は朝雌鶏が鳴く前に灯りが点り、街中が寝静まった深夜にも月に負けず煌々と窓から光が漏れていた。  その灯りの下にいたのが、この二人の青年であった。  工場の誰よりも早く来て、誰よりも後に帰る。他の職工たちと違い働きながらビールを飲むこともせず、週末

          ブランクボックス1

          ブランクボックス0

           彼の父親は神を見たと言った。 「ジュニアよ」と彼の父親は、小枝のように細く節くれ立った指からは想像出来ないほどの力で肩を掴み、灰色の目を、――彼の透き通るような水色の目は母親から授かったのだ、――炎を滾らせた灰色の目をじっと彼に向けた。「私は神を見たのだ。私は神の言葉を人々に伝え広めなければならない。わかるね?」たっぷりと蓄えた口ひげの隙間から覗く黄色く濁った歯と酒臭い息に、彼は頷くしかなかった。 こうして、彼は一晩の間に、理不尽なまでに唐突に白いパン、甘い砂糖菓子、ふかふ

          ブランクボックス0

          もしも世界中の人々が1秒だけでも手を繋ぐことができたなら

          もしも世界中の人々が1秒だけでも手を繋ぐことができたなら その1秒には生死がない。 その1秒には戦争がない。 その1秒には差別がない。 その1秒には暴力がない。 その1秒には宗教がない。 その1秒には貧富の差が無い。 その1秒には国境がない。 その1秒には階級がない。 もしも世界中の人々が手を繋ぐことができたなら もしもで終わらなかったら いつかじゃなくて今だったなら

          もしも世界中の人々が1秒だけでも手を繋ぐことができたなら

          後悔

          ハルミチーズ… ずっと食べ忘れてた。 冷蔵庫の中に開封したまま… もう2週間… きっと駄目になってる… うう… 二度とこういうことのないようにしたい… うう… 冷蔵庫の食材管理するアプリとかうまい方法ないかな? 記憶に頼ると失敗するよね。 収納もぴしっとやりたいけどなかなか家族が次々買ったり使ったりすると難しい……まあ、一人でも難しいんだけど。 アプリ検討しよう という訳で明日はピザを作ろう。新しくチーズを買って… ううっ!

          飢えた人には魚の釣り方を教える

          魚をそのまま与えるのではなく、魚の釣り方を教えるのが賢者である。 巷で話題になっている漫画バビロン大富豪の教えを途中まで読んだ。 その中にあった。魚ではなく魚の釣り方を教えるのが賢者である。 お金持ちとはお金をたくさん持っているものではなくお金の使い方を知っているものだ。 まったく同じ例えが老子にもある。バビロン大富豪の教えの原本を読んだわけではないから、そっからとったのか、漫画にするにあたってつけ加えられたのか分からない。 しかし、スワミ先生やパタンジャリ先生がいう

          飢えた人には魚の釣り方を教える

          圧力鍋で簡単激うま人参スープを作ったよその2

          という訳で前回、調理そっちぬけで重曹について多いに語ってしまった訳だが、今日はさくっといきましょー! まず鍋の中でバターを溶かします。 バターがとけたら人参としっかり絡めて、塩、水、重曹を入れて混ぜます。 で、圧力をかけていき1バールになった弱火にしてタイマーを20分にセットし圧力鍋で調理します。 二十分後、人参は柔らかくなっているはずなのでブレンダーでピュレします。 あとはこのピュレに無糖の野菜ジュースを加えたり、コンソメスープを加えたりさせてひと煮立ちさせ、水や

          圧力鍋で簡単激うま人参スープを作ったよその2

          圧力鍋で簡単激うま人参スープを作ったよ

          モダニストキュジューイを参考に人参スープを作ってみました。 材料はバター 50から100グラムくらい(モダニストキュジューイだと100グラム以上使ってなおかつカロチンバターを足していた…恐ろしい…) 人参 500グラムくらい 水 30~200グラムくらい(水30グラムくらいで人参の水分だけで圧力をかけたいけども、圧力鍋の説明書にワンカップくらいの水をいれる表記があったので妥協して、恐らく水が少ないと鍋の底に焦げついてしまう、水少なめの場合はたまに鍋を振るって焦げつかない

          圧力鍋で簡単激うま人参スープを作ったよ

          リラックス効果抜群! 快眠できるヨガの片鼻呼吸法

          最近、蒸し暑くてゆっくり眠れないという方も多いんじゃないでしょうか。 そんなときにおすすめなヨガの呼吸法を紹介します。片鼻ずつ呼吸を行い、バランスを取るという呼吸法です。この呼吸技術でストレス効果を消しさり、血圧と心拍数を下げることは研究によって証明されているそうです。 もちろん、不快さ息苦しさを感じたら無理をせずゆっくりと自然呼吸に戻して下さいね。 では、いきましょー! 姿勢は座ってやる場合は背筋を伸ばしてリラックスして座って下さい。寝ながらの姿勢でももちろん構いま

          リラックス効果抜群! 快眠できるヨガの片鼻呼吸法

          「初公開!」 ヨガ好きのヨガ全然しないハードめじゃないモーニングルーティン!(生産性0,5倍以上!半分以下に!)その2

          さて、前回はトイレで用を足しながらシャンタラムを読んだところまででしたが、いよいよ今回はメインイベントだぜ! 三着ある仕事着を順番通りに日替わりで着替えていざ出社!! 基本的に僕は体力作りをかねて自転車で出社しています。わざと遠回りして墓地の中を通って自然を堪能するのも、脳科学的に大変よい。 朝の二十分の軽めの運動、太陽の柔らかな光、そして木々茂る自然! なんて素晴らしい朝の時間!! で、会社に着いたらまずトイレ掃除をして、会社の隣の犬さんに挨拶します。2回の事務所の鍵

          「初公開!」 ヨガ好きのヨガ全然しないハードめじゃないモーニングルーティン!(生産性0,5倍以上!半分以下に!)その2

          「初公開!」 ヨガ好きのヨガ全然しないハードめじゃないモーニングルーティン!(生産性0,5倍以上!半分以下に!)その1

          かねてより要望がまったくなかった僕のモーニングルーティンを紹介します。 基本的に僕がモーニングルーティンに求めてるものは何もありません。美容だの健康だの集中力を高めるだのそんなたいそれたことは目的にしてません。ただやりたいことを好きにやってるだけです。色々なことを試して今も試しながらやっています。 そんな僕のモーニングルーティン初公開です。 僕のモーニングルーティンは全部で何個あるのか考えたこともありません。たくさんあっても意味はありませんし、続きません。でもたくさんやり

          「初公開!」 ヨガ好きのヨガ全然しないハードめじゃないモーニングルーティン!(生産性0,5倍以上!半分以下に!)その1

          真空低温調理で豚肩ロースのやわらかアドボを作ったよ!

          普通に調理するとパサついて固くなってしまう。豚肩ロースを低温調理してみました! まず 豚肩ロース500グラムくらい 1,3センチくらいに角切り 醤油50グラム 魚醤(無かったのめんつゆ)50グラム お酢(今回はりんご酢)50グラム にんにく みじん切りにして3カケくらい ハチミツ8グラム 唐辛子 一本 ローリエ 袋にぶち込みます。 低温調理器を70度にセットして、12時間低温調理します。 朝セットして働いて帰ってきてお風呂でも入ってたら完成してます。 ちなみに65度で3

          真空低温調理で豚肩ロースのやわらかアドボを作ったよ!

          ヨガ日記(不眠に効くかもしれないヨガ)

          すっかりヨガ日記の様相を体してきたけれどもまたそれもよし。料理やコーヒー、本の感想なんかも書いていきたい。 さて、今回はリクエストがあったので夜寝る前に行うとリラックスできるヨガを二つばかり紹介しようと思う。 夜布団の中でどうも寝つけないというときは誰にでもあると思う。そのままゴロゴロとしていても、布団は寝るところではなくゴロゴロするところだと脳が学習してしまうらしいので、そういうときは布団から這い出して本を読んだりやヨガをやってみるのも良いのではないかと思う。 もちろん

          ヨガ日記(不眠に効くかもしれないヨガ)