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(会期終了)とうきょうげんだいまとめ D01~10


23年7月あたまにあった東京現代についてのまとめその4

今回はギャラリーのDを眺めてく
ちな、このフェアの「ギャラリー」カテゴリはこのDで終了で、次は「Hana」とかいう謎カテゴリへ(なんでH01~になる

1か月すぎたのでさすがにはやいとこ書いてしまいたい(正直

ちなどういうフェアなのかとかそういうのは1個目でやったので以下参照

例によって文中敬称略

D01:KENJI TAKI GALLERY

Tokyo, Nagoya

どっからどうみても塩田千春作品が並ぶ展示風景
他には 横山奈美 も

[ ギャラリー概要 ]
1994年3月 名古屋市中区錦二丁目、大和生命ビル6階にて開廊
1998年3月 名古屋市中区栄三丁目(現住所)に移転
1998年9月 東京都新宿区西新宿に開廊

[ 業務内容 ]
現代美術作家の展覧会を企画し行う。
美術作品の販売

[ 取引先 ]
国公立美術館、個人

https://www.kenjitaki.com/pages/about_j.html
連絡先などは消去

簡潔すぎるギャラリー概要・・・

というギャラリーなんで、名古屋が本拠地
「Nagoya, Tokyo」の順にならんかったのか

最近の知見によると、94年開廊は現代美術界隈では老舗
なので、ここも壁サーである(壁ギャラ・・・か

中部にもいっぱい美大はあるし(今回出品している横山奈美 は愛知県立芸術大学の卒業生

大御所と(すでにネオンの絵でバリ売れてるが)若手の組みあわせはよかったと思う

関係ないけど、こないだ書いたアルフレド・ジャーも取り扱い作家の中にいた

D02:Galerie Du Monde

Hong Kong

左の壁面 Fong Chung-Ray 馮鍾睿 "2020-10-18", 2020
正面奥から順に Gordon Cheung "String of Pearls (Study)", 2020
Lam Tung-pang の作品
Adia Millett "Sanctuary", 2023

1974年に香港に設立されたギャルリー・デュ・モンドは、49年にわたり国際的に活躍する中国人アーティストの近現代作品を専門に扱ってきました。また、キャンバス、紙、彫刻、写真、ニューメディアの作品に重点を置き、個展やグループ展の多彩なプログラムを開催し、新たな才能を育成・促進しています。2014年の創立40周年を記念して、ギャルリー・デュ・モンドはGDMプロジェクト・シリーズを導入し、ギャラリーの支援を強化することで、さまざまな地域からより多くのアーティストを招き、それぞれの地域以外で展示する機会を提供しています。

https://galeriedumonde.com/about/
訳:DeepL

「49年にわたり国際的に活躍する中国人アーティストの近現代作品を専門に」 シンプルに49年はすげえ

東京現代についてのステートメントもちゃんと出している

ギャラリー・デュ・モンドは、2023年7月6日から9日まで開催される東京現代の初回版に参加し、15人のアーティストの象徴的な作品をキュレーションしたショーケースを展示します:Gordon Cheung、Fong Chung-Ray、Yutaka Inagawa、Kongkee、Lam Tung Pang、Crystal Liu、Adia Millett、Michael Müller、Tang Kwong San、Wesley Tongson、Tsang Kin-Wah、Wang Gongyi、Wu Chi-Tsung、Guanyu Xu、Zheng Chongbin。私たちは横浜パシフィコのブースD02にいます。パシフィコ横浜のD02ブースにてお待ちしております。

https://galeriedumonde.com/events/40/overview/
訳:DeepLとGPT4の合作

日本からは稲川豊が出品
「ARTIST EXHIBITED 展覽過藝術家」の欄にいたので、このギャラリーで展示をしたことがあるみたいだった
どういう縁があるのか(ちょっとだけ)興味ある

平面作品主体で、いかにも老舗ギャラリーという感じの展示だった

D03:KOSAKU KANECHIKA

Tokyo

手前の立体造形物 左から順に Takuro Kuwata 桑田卓郎 "Untitled", 2022
Dan McCarthy "Lidded Fruit Sticker Facepot, Pepito", 2018
Takuro Kuwata 桑田卓郎 "TEE BOWL", 2021
奥の壁面 左から順に  Fumiko Imano の一連の写真作品
Yutaka Aoki "Untitled", 2023
Yutaka Aoki "Untitled", 2023 (←誤記でなくて同じ名前)

KOSAKU KANECHIKAは、ディレクターのKosaku Kanechikaによって2017年に設立された東京の現代美術ギャラリーで、日本の現代美術風景を再定義する新世代の会場の一つです。ギャラリーは、国内外で評価されている日本のアーティストを展示しており、青木豊、沖純子、桑田卓郎、佐藤新、鈴木親、立花範孝、今野文子などを代表しています。また、海外のアーティスト、例えばDan McCarthyやRuby Neriの展示も行っており、媒体やジャンルを超越した新しい表現を行うアーティストを紹介しています。KOSAKU KANECHIKAのアーティストたちは、伝統と現代性を組み合わせた革新的な実践を行う日本のアーティストで構成されています。ギャラリーの展示は、東京の原美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、パリのパレ・ド・トーキョー、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館、光州ビエンナーレ、台北当代など、数多くの機関とアートフェアで行われています。

引用元: Ocula

まとめGPT4 以下同じ

というギャラリー

公式からOculaにリンク貼ってるのは、こことANOMALYくらいだった気がするのでポイント高い
(まあ、外部サービス依存はそれ閉じちゃったりしたらどうするんだ問題ありいちがいにいいとは言えないが使い勝手はよい

東京現代についてのステートメントはなかったようだが、以下が出展作家とされてる

Tokyo Gendai 2023

出展作家:青木豊、沖潤子、桑田卓郎、舘鼻則孝、Dan McCarthy、fumiko imano

https://kosakukanechika.com/news_category/2023/#n3

立体(陶)、平面、写真とならんでる作品がさまざまで、現代美術やってるぜ!っていう意地を感じた

ちな、Fumiko Imanoは現在進行形で同ギャラリーで個展開催中(←公式へのリンクあり)
ツイート引用であれだが、みて気になった方はいってみたらよいかも
(さらにそのあとは青木豊の個展もやる模様

ちな、例のサイト(海外で東京現代で10の注目作あげてるやつ)では以下があげられていた

https://www.timeout.com/tokyo/art/10-leading-artists-to-look-out-for-at-tokyo-gendai-art-fair-in-yokohama


D04:Fox Jensen Sydney & Fox Jensen McCrory Auckland

Sydney, Auckland

左から順に Imi Knoebel "Ohne Titel (Nr. 0)", 1999
Imi Knoebel "Anima Mundi"シリーズの作品
Tomislav Nikolic "It's hard to make believe everyday", 2023
Coen Young の作品

Fox Jensen & Fox Jensen McCroryは、ニュージーランドとオーストラリアに拠点を置くギャラリーで、アンドリュー・ジェンセンによって1988年に設立されました。35年以上にわたり、地域の最も洗練された実践と並行して国際的な作品をシームレスに展示することで、他のギャラリーと一線を画してきました。2011年初頭には、オーストラリアのシドニーに第二のギャラリーをオープンしました。Imi Knoebel、Fred Sandback、Tony Oursler、Helmut Federle、Günter Umberg、James Casebere、Winston Roeth、Jacqueline、Humphries、Elisabeth Vary、Callum Innesなどの主要なアーティストによる複数の展覧会が、地元の条件を変え、豊かにしてきました。これらの展覧会は、ギャラリーのキュレーションのアプローチを拡大するための基盤を提供し続けています。ギャラリーは、Art Basel Hong Kong、Auckland Art Fair、Sydney Contemporaryに毎年参加しており、そのギャラリープログラムに深くコミットしています。

引用元: Fox Jensen Gallery

というギャラリー
あんまちゃんと見てねえのが超申し訳ないんだけど、すげえかっこいい作品が多かった印象

(自分の写真にはないが)ギャラリーサイトのトップにいま使われてるGideon Rubin の作品とか

推したくなる気持ちもわかる

他にもCoen Youngの作品も印象にのこった印象(日本語へたくそマン

例の記事では以下の作品が注目として挙げられていた

https://www.timeout.com/tokyo/art/10-leading-artists-to-look-out-for-at-tokyo-gendai-art-fair-in-yokohama

D05:小山登美夫ギャラリー

Tokyo

手前の立体作品 菅 木志雄 "Support of Accumulation", 1983
左奥のくそでか作品から順に 杉戸洋 "The Red Room", 2003
次のはたぶん 蜷川実花 だったと思う
そして 工藤麻紀子 の作品

キター! 俺たちの小山登美夫ギャラリー!

どんだけ東京現代公式にアルファベットで書かれたとしても、ここだけは「小山登美夫」と漢字で書きたい
 Tomio Koyama じゃあな、あの小山登美夫の愛くるしい感じが伝わんねえんだよッ! 象形文字なめんな!

小山登美夫ギャラリー

1996年江東区佐賀町に開廊。2016年より六本木に拠点を移し、2022年天王洲にもスペースをオープン。開廊当初から海外アートフェアへ積極的に参加し、日本の同世代アーティストを国内外に発信。日本における現代アートの基盤となる潮流を創出する。現在は菅 木志雄、杉戸洋、蜷川実花、リチャード・タトルなどのアーティストに加え、陶芸アーティストも紹介。国境やジャンルにとらわれず巨匠から新たな才能まで幅広い作品を紹介し、独自の視点で現代アートマーケットの更なる充実と拡大を目指している。

http://tomiokoyamagallery.com/about/

ギャラリー概要もわかりやすい! GPT殺し!

東京現代への出展作家は以下だった模様

加藤美佳、工藤麻紀子、桑原正彦、菅木志雄、杉戸洋、蜷川実花、ヴァルダ・カイヴァーノ、トム・サックス

http://tomiokoyamagallery.com/news/info/tokyo_gendai2023/

工藤麻紀子、桑原正彦、菅木志雄、杉戸洋、蜷川実花!
やっぱ面子が強い!
カイカイキキも日本代表感あったが、あっちがオリンピック代表だとしたら、こっちはフル代表って貫禄だ

正直そのフル代表、世代交代に失敗してる説はあるが!!

ちなみにいまみたら、ほぼほぼsoldだったのがすごい
さすがだ

あんまり東京現代ではちゃんと見てないが(そればっかだな)、すごいナイスな個展多いギャラリーなので(ちょい前だけどクゥワイ・サムナンとかすげえよかった!)今後もちゃんと追っていきたい

とりあえず乙っした!!

D06:TARO NASU

Tokyo

展示風景

TARO NASUは、1998年以降、日本のアーティストだけでなく、国際的なアーティストも代表しています。ギャラリーは元々食糧ビルに拠点を置いており、近隣のギャラリーと共に日本の現代アートシーンの新たな潮流を作り出しました。2003年にTARO NASUは新しいスペースへと移転し、2006年から2009年までの間、日本の大阪にプロジェクトスペースを開設しました。そのスペースの内装は、日本で最も有名な建築家の一人である青木淳によって設計されました。2008年には、TARO NASUは馬喰町、ダウンタウンエリアへと移転しました。

引用元: Art Basel

公式で見つけられんかったのでバーゼル
↑にあるように大阪は2009年まで

出展作家は以下だったもよう

出品作家:
サイモン・フジワラ
ライアン・ガンダー
リアム・ギリック
ジョナサン・モンク
田島美加

ARTiTより

ここも日本を代表する現代美術ギャラリーのひとつである模様(よくわかってない
当日の展示されてる作品もばりばりそういう感じであった(やっぱりよくわかってない

ぜんぜん関係ねぇけど(いやあるが)、最近までこのギャラリーでやってた展示の記事もピラミデビルにかこつけて書いたので、それとか読めばどんな感じなのかはだいたい伝わると思う

ちな、海外サイトでは以下が注目作として挙げられていた

https://www.timeout.com/tokyo/art/10-leading-artists-to-look-out-for-at-tokyo-gendai-art-fair-in-yokohama

D07:KOTARO NUKAGA

Tokyo

左の壁面 Candida Höfer "Bibliothèque du CNAM Paris II 2007", 2007
右奥の壁面 Tomokazu Matsuyama "Gravity Indigo", 2023
立体造形物 Michael Rikio Ming Hee Ho "You don't need to take revenge on the world.", 2023

KOTARO NUKAGAは、多様な情報が発信される六本木と、新たな現代アートの中心地として注目される天王洲に拠点を置くギャラリーです。国内外の先鋭的なアーティストと共に独自性の高いギャラリープログラムを展開しています。アートは歴史や社会と対話し、批判的に私たちの既成概念に揺さぶりをかける一方で、領域横断的に科学や先端的のテクノロジーなどをも思考や表現の対象に取り込んでいきます。KOTARO NUKAGAはアートと社会の曖昧な関係性の上で、アートを成立させる歴史的、文化的、科学的、美学的な文脈にアプローチし、過去を読み解き、今を捉え直し、未来についてしなやかに思索していきます。

引用元: KOTARO NUKAGA

というギャラリー
ちょうど先日から始まった展示の記事も書いたのでそっちも見てもらうとどんな感じかはわかりやすい
↑の写真みてもわかると思うが、キャッチーというか、「人気出そう」な感じがする 映えるといえばいいのか(だからって作品性が低いというわけじゃないが)

東京現代についてのステートメントは以下

今年が第一回目となる本アートフェアには、世界各国から74のギャラリーが参加。KOTARO NUKAGAのブースでは、現代写真を牽引してきたベッヒャー派のひとりでもあるカンディダ・へーファーや、ニューヨークを拠点に国際的に活躍する松山智一など総勢13名のアーティストの作品を展示します。

イスラエル出身のアーティスト、ニール・ホッドはファウンドフォトをベースに新たなイメージで作られたモノクローム絵画を、自然と人間の曖昧な関係性や疑問をテーマに制作する平子雄一は新作のペインティングや立体作品を展示。石塚元太良は、ル・コルビュジエとヤニス・クセナキスの共作建築を撮影した人気のシリーズ「Ondulatoire」からの連作を展示します。

https://kotaronukaga.com/news/4498/

地味だが展示ブースの床を「板張り風」にしてたりと、細かいところもちゃんとしてた

D08:SPURS Gallery

Beijing

どちらも  Ye Linghan 叶凌瀚

SPURS Galleryは、中国の先鋭的なアートギャラリーの一つで、中国のアバンギャルドの全世代から25人以上のアーティストを代表し、さらに国際的に多くのアーティストと協力しています。そのプログラムは、文化大革命後に出現した最初のアバンギャルド運動から始まる完全な歴史を探求しています。これには、1970年代の地下時代のStarsとNo Name Groups、1980年代初頭の北京抽象芸術運動、85 New Wave Movement、1990年代のNew Media Movement、そしてポストインターネット時代の先駆的な若いアーティストが含まれます。SPURS Galleryは、2005年に設立され、今日までに100以上の展覧会を開催してきたBoers-Li Galleryの伝統を継続しています。ジャ・ウェイとシェリー・ライによって率いられるSPURS Galleryは、過去15年間に彼らと関係を築いてきたアーティストを支援し、中国の芸術とその現代的な発展の伝統の知識を持つ若く新しい立場を育成しています。

引用元: SPURS Gallery

「1970年代の地下時代のStarsとNo Name Groups、1980年代初頭の北京抽象芸術運動、85 New Wave Movement、1990年代のNew Media Movement」

やばい、中国現代美術史が何もわからなすぎる!!
非常に興味深い、し、なんかシリアスなものを感じるが、それは今の体制下でやって大丈夫なやつなんすか?とこっちも真顔になる

まあ、とにかくすごいギャラリーであることはわかった

展示されてた作品はどれもけっこうすごくて、中国のギャラリーの力を見せつけられる
(展示の様子は公式で見てもらえると

例のサイトでは以下があげられてたが、これだけでもレベル高ぇって感じが伝わると思う

https://www.timeout.com/tokyo/art/10-leading-artists-to-look-out-for-at-tokyo-gendai-art-fair-in-yokohama

D09:MAKI Gallery

Tokyo

平面作品は Shiori Tono
立体造形物 Takuro Tamura "Lovers S-1970", 2023

MAKIギャラリーは、当初2003年にSAKURADO FINE ARTSとして設立され、後に新進アーティストに焦点を当てるために現在の名称に変更されました。同時に、戦後と現代の日本美術を専門としています。近年では、アメリカを拠点とするMungo Thomson、Miya Ando、exonemoなどの高い評価を受けているアーティストの展示を行っています。また、日本人だけでなく国際的な有望な新進アーティストの支援と育成にも熱心です。2014年にオープンした表参道(東京)のギャラリースペースに加えて、2020年には天王洲(東京)のTERRADA ART COMPLEX I&IIの1階に2つの新しいスペースをオープンしました。新しいスペースは主に、ギャラリーのオーナーであるマキ夫妻が収集した最高品質の作品が展示されるMAKIコレクションと、ギャラリースペースから構成されています。これらのスペースでは年間を通じて一時的および恒久的な展示が行われています。

引用元: MAKI Gallery

「後に新進アーティストに焦点を当てるために現在の名称に変更」パターン多すぎ問題

もちろん画廊も商売だから、新しい商品に対応するために名前とか変えましたは全然自由だが、(ロックの精神の翼じゃないが)もうちょっと「こうしたい」とか「こういう問題意識もってるから現代美術やってんだよね」みたいな部分がないとしょもなさすぎんじゃないか
(別にこのギャラリーのことを言ってるわけではなく、全体の話

ちなみにこのギャラリーはなんとpdfで出品作品リストを残しててくれてるので間違いなく「いいギャラリー」!
↓以下リンクの一番下にpdfある(ただしno price、かつ完全版ではない気がする・・・

ステートメントというか説明は以下にあるんだが、ぶっちゃけ作家解説でステートメントじゃないので別途箇条書きにしておく

MAKIギャラリーは、東京で30年ぶりに開催されるコンテンポラリーアートの国際見本市「東京現代」に出展いたします。第1回目となる今回は、国内外の新進気鋭の現代美術作家5名を紹介します: 上條進、遠野しをり、田村悟、アンソニー・マイラー、田村拓郎。

以下作家解説が続くが割愛
https://www.makigallery.com/artfairs_en/9075/
  • 上條進(1975年長野県生まれ)
    色と形の絶え間ない実験を通して、見慣れたイメージの抽象化を探求している。2014年以来、彼の唯一のミューズであるプードルは、何年にもわたり何度も反復され、その独特なフォルムは、最も本質的で象徴的な要素にまで削ぎ落とされている。

  • 遠野志織(1994年大分県生まれ)
    しばしば幼少期の古い写真やホームビデオを参照しながら、過去の断片を絵画の平面上に再構築することで、記憶のもろさととらえどころのなさに立ち向かっている。

  • タムラサトル(1972年栃木県生まれ)
    気まぐれに無駄な電気を使うキネティックな作品を制作し、現代社会の生産性への強迫観念をさりげなく揶揄すると同時に、アートの "意味 "に対する鑑賞者の期待を覆す。

  • アンソニー・マイラー(1982年オハイオ州トレド生まれ)
    正確にコントロールされた線とジェスチャー的なマークを組み合わせて、彼の芸術的アプローチの率直な性質を反映した静かで痛烈な構図を構築している。

  • 田村拓郎(1989年大阪生まれ)
    鋭い観察力と卓越した技術、そしてユーモアのセンスを駆使し、自然と人間の間に蔓延する皮肉な関係を探求している。

以上!
あ、特に感想とかはないっす

D10:Gana Artc

Seoul

左の作品群は Yeesookyung によるもの(たぶん全部)
右の壁面左から Jang Koal "Static", 2023
Eddie Kang "Upside down", 2023

Gana Art Galleryは、韓国の現代美術をリードするギャラリーで、1983年に設立されました。ソウル、釜山、ニューヨークに展示スペースを持ち、韓国国内外で多岐にわたる展示を開催しています。Gana Art Galleryは、韓国の現代美術の発展を促進するために、新進アーティストの発掘と育成に力を入れています。また、国際的に著名なアーティストの展示も積極的に行っており、多岐にわたるジャンルとスタイルの作品を展示しています。ギャラリーは、美術史家、批評家、キュレーターと連携して、展示の質と多様性を高めるために努力しています。さらに、Gana Art Galleryは、アートフェアへの参加、アートコンサルティング、オークションの開催など、多岐にわたるアート関連サービスを提供しています。このギャラリーは、韓国のアートシーンにおける重要なプレイヤーであり、国際的なアートコミュニティとの連携を強化しています。

引用元: Gana Art Gallery

1983年に設立された現代美術のギャラリー
SCAIの設立時期を考えると日本より10年くらい先行してるわけで、現代美術マーケットって意味では日本は10年くらい遅れてるっぽいし、実際見てるとだいたいそんくらい遅れてそうな印象(まあ、だからなんだって話ではある

で、10年くらい先を行ってるはずのこのギャラリーだが、なんか展示されてるものを見ると、「日本とおんなじ感じなんでは?」って気分になるから、もうわけがわからない

いま現地でやってる展示も、李禹煥とかだったりするので、まあけっこう似た感じになってるのかもしれない
(とはいえ、展示スペースとかはぜんぜん立派だが・・・

今回出品されてた作品は、まあかなり今風というか、ふつうに人気出そうという感じのものが多かったので、当然だがアジアのマーケットについては熟知している様子だった

以上でD、そして「Galleries」は終了じゃこら!!!

やっとGalleriesが終わった・・・
次は「Hana」とかいう、ちょいネーミングかキモイところへ移るが、どっちかっていうとここから面白いのが増えてくるのでこっからが本番だったりする

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