お茶好きの隠居のカーヴィング作品とエッセイ-昔ばなし
17. バイカウツギとアオジ、ホオジロ
箱根路ホオジロの小雨の中に鳴く朝に
老いたる母の或る日おもほゆ
今は亡き母の問ひたるその鳥の
遠くに聞こゆる宿にとどまる
幾年(いくとせ)も昔になりぬ箱根路の
湯を喜びし母のおもかげ
In HakoneA meadow bunting was singing,
That awakened memories of my mama.
She liked the song of the bunting.
I remember