人は家族関係の中で「無意識」と「自分」を形成する。
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ジクムント・フロイト 1856〜1939年
だいぶ近代的になってきた。
なぜ、家族に縛られるのか
人は家族関係の中で「無意識」と「自分」を形成する。
母親と一体化していた「無意識」
父親が入ると「欲望」があると知り
↓
父親の命令の範囲内の「自由」と「自分」
↓
範囲外の「不自由」は残っている。
(これが無意識の中核)
家族が縛られることが避けられないからこそ冷静さが必要。
幼児が母親と一体化しつづけようとする気持ちをフロイトは性的なものと考えました。
母親への「欲望」は「性欲」なのです。
父親の登場で性欲は心の奥に押し込められる
これは将来、母親の代理を見つけることで解消されますが、これはあくまで男の子中心の説明に聞こえますが、フロイトは男の子を基準としている。
女の子基準を考えてみたいが、残念ながら私も男の子なので、わからん!
単純に逆になるってことにはならなそうだな。
心の奥には
母親への欲望
と
それを禁じた父親への憎悪が渦巻く。
規則を最初に身につけさせられた家族に縛られる。
この仕組みを知り、冷静さでいることで、自分を責めることはない。
カタルシス。
アリストテレスは虚構に触れたら気持ちがスッキリすると言ったが
フロイトは母への欲望と父親への憎悪を認めた時にスッキリすると言った。
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン 1889〜1951年
なんで言葉が通じない人がいるのか。
言葉が通じることの方が不思議じゃない?
言葉が通じるということは、相手の言っている意味がわかり、こちらの言っている意味が相手にわかること。
つまり意味の共同であること。
ウィトゲンシュタインが考えたのは
意味とは心に思い浮かんだものだと考えることをやめること。
意味とは心の中にあるものではない。
例えば日差しが強ければ「わー」「ぎゃー」ではなく
「暑い」と話すように習う(作法)
つまり正しく言葉を使うことが言葉をわかっているという事。
言葉が通じない相手を馬鹿と思うのは滑稽だ。
作法を立派があるだけだ。
「クオリア」
感覚質
林檎を見ると「赤い」という実感
「赤い」は実感であり、「赤い」という言葉の意味ではない。
マルティン・ハイデガー 1889〜1976年
知らない人というと不安になるのはどうして?
ネズミ→ドブの世界
ハチ→空中の正解
人間→人間化した自然(人間が手を加えた)
物事が「ある」ことの意味を考える哲学を存在論と言い
ハイデガーは存在論を問い続けた。
金槌は釘を打つから金槌である。
魚は私たちにとって魚である。
人間
〇〇さんは家族である
職場の仲間である。
近代人はこの事実を見失っている
例えば
科学者がこれは何々であると言う時
私たちの生活にどう関係しているのかを無視します。