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内房総を訪れました~百年後芸術祭~

市原市に続き、百年後芸術祭を通じて、君津市、木更津市、富津市を訪れることが出来ました。

市原市に訪れた様子は、こちらに投稿しています。

まずは君津市へ。
ここは日本製鉄東日本製鉄所のあるまちです。

作品の展示会場になっているのは保育園?幼稚園?の建物でしょうか。
君津駅からは車で10分程度の距離で、住宅地が立ち並ぶ立地です。
高齢化率は人口の30%を超えていて、千葉県内では真ん中くらいだそうです。
訪れたときも、公民館等の清掃が終わったのか、高齢者が歩いている様子が見えました。

上空を頻繁に通過する飛行機。
羽田空港に着陸する2本の滑走路に向かって、常に飛行機が飛んでいる印象です。
作品にもそんな風景が取り込まれていました。

次に向かった高台には使われなくなった社宅。
高台に位置しており眺めも良い場所で、建設された当時は喜ばれたんじゃないかと思います。
部屋の中に新鮮な土の香りが漂います。
ひさしぶりだな。
これほどの土の香りを嗅いだのは、いつ以来だろうというくらいに強く漂っていました。

次に向かった会場には、簾には海苔に見立てた鉄の板。
君津は東京湾で本格的な海苔の養殖が始まったまち。
千葉県の海苔の養殖は全国第一位になったこともあるそうです。

KIMITSU OHANASHI FORESTEでは、 #佐藤悠 さんと #無人駅の芸術祭 以来の再会が出来、たくさんの参加者のみなさんと一緒に一枚話話づくりを楽しみました。

木更津市に移動し、海を感じる作品、木更津のまちを感じる作品を楽しみました。
作品からも干潟を埋め立てて大工業地帯になった歴史を感じます。

駅前のデパートの跡
趣のある建物

富津市には醤油を使った作品がありましたが、海産物が豊富なこの地ですから、佃煮の材料としての醤油をイメージしているのかななどと思っているところです。

新緑の季節が面白そう

富津も当然のように埋め立ての歴史。
調べていたら、木更津県があった歴史を知りました。
干潟は生物の宝庫。
でもやがて埋め立てられてしまい、工業地帯としての歴史が始まります。

工場夜景も好きですが、広く続く干潟も見て見たかったな。

袖ヶ浦市では技術、計画を感じさせる作品を見ることが出来ました。
例えば上総掘り。
#東弘一郎 さんの作品で、本来井戸を掘削するための仮設物である設備が、東さんらしい姿で設置されていました。
機会があれば、ワークショップなどで体験してみたいですね。

アクアラインの計画、工事などに着目した作品もあり、 #土木 技術の凄さと共に、壮大過ぎる埋め立て計画も目にして、お腹いっぱいになりました。

#アーティスト のみなさんは、個性的な方法で地域を可視化してくれます。
地域を見ること、感じることが楽しいですね。

では。

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