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ひとり旅@壇ノ浦で思いを馳せたい 備忘録


大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にはまっている私は、こんなつぶやきをした。

10年前の大河ドラマ「平清盛」にも大ハマりしていたので、いつかは行きたい場所ランキングにはずっと上位にくい込んでいたけど、機会がないので先延ばしにしていた。


そんなこんなでしばらく悩むはずだったのに、色々調べていると我慢ができなくなって、その2日後、源平合戦終結の地へ旅立っていた。


 土曜の仕事終わりに夜行バスに乗り込み、朝に北九州の小倉に到着した。学生時代ぶりの夜行バスだったので身体はバキバキ…。ほとんど思いつきの旅だ。

初めての小倉駅。思っていたより大きい駅だった。

朝は別の場所で…と思っていたのに、携帯の充電をバスでし忘れたのでマクドナルドに寄った。軽く朝ごはんを食べる。

小倉からJRで門司港駅に向かう。
門司港駅から、連絡船で下関・唐戸市場へ向かう。
唐戸市場をぐるっと見学して、歩いて赤間神宮へ。
赤間神宮からまた歩いて壇ノ浦古戦場へ。

こんな大まかなスケジュールは立てていたのでいざ実行。

九州で在来線に乗るのってよく考えたら初めてでドキドキ
なんか可愛い赤い扉
インスタで見たことある!レトロな門司港駅ホーム


朝の門司港駅。誰もいないしゆっくりしたらよかった。



朝7時半。連絡船乗り場へ向かう。
観光客も割といて、みんな朝活動的だな〜と思った。部活に行くんだろうなという感じの学生ぽい子もいて、船での通学にちょっと憧れてみる。

フグの絵を見て、ヒュ〜関門海峡〜とテンションが上がる私
船からの関門橋


約10分の乗船も終わり。唐戸市場の目の前に到着。


旅程を考えていた時、小倉駅から下関駅へ行き、バスで唐戸市場へと考えていたんだけど、この連絡船を見つけて本当によかったと思う。門司港駅からも徒歩ですぐだし、下関側も唐戸市場の目の前に到着する。アクセスがとてもよい。あと船での移動が楽しい!

そして唐戸市場。
本当は朝ごはんは唐戸市場で買ったものを食べるつもりだったけど、朝のマックが響いてお腹はいっぱい。
それでもぐるっと回ると、なんか買っておかないと損な気が…。気温も高くないし傷まないだろうと決め込んで、お昼ごはん用に買い物をした。

いくら鮭うにの3つ乗せで800円。みんなプリプリで美味☺️
ふぐのフライ。思えば初ふぐだったかも。いわゆる白身魚フライだけど割とジューシーで美味しかった☺️


(フライを1つつまみ食いして)リュックにしまい、出発!赤間神宮へは5分くらいで着いた。

本当に竜宮城みたい!とテンションアップ
本殿も朱塗りで可愛い

平清盛を見ていた時、赤間神宮なんて遠いし行くことないんだろうなあ、と兵庫の田舎の女子高生は思っていた。
10年前の私、来たよ!赤間神宮!

安徳天皇の御陵と本殿にお参りしたあと、平家塚と耳なし芳一堂へ向かう。社務所の裏手にあったのだが、5月の朝9時。天気はくもりだったのもあるのか、妙にひんやりしていてしかも辺りは暗い。しかもお墓だし。完全にびびってしまった。それでも手を合わせて「大河ドラマの平清盛からファンです」と真剣に冥福をお祈りした。こういう時「ファン」が正しいのかは考えないでおく。さすがに写真は撮れなかった。

御朱印をいただき赤間神宮を後に。
赤間神宮の前には国道9号線が通っており、
道を渡ると目の前には海が広がっている。
駐車場を見ると奥の海の所に何かある。もしやと思い近づくとやはり碇だった。

こんなところに碇…まさか!と胸高鳴り

清盛の息子の1人、平知盛は壇ノ浦にて安徳天皇や二位尼の入水を見届けたあと、碇を身体に巻いて自身も身を投げたといわれる。
平清盛で見た…!碇…!!くっ…!!
さすがに、昭和60年に源平800年を記念して奉納されたものらしい。
それでもこんな所に碇はエモすぎる…。胸いっぱいになりながら拝み、写真を撮るオタク…。


そして歩いて15分くらいで、本日のメインに到着!

さっき海上から見た関門橋。向こうには門司の町も見える。
橋の下から見た古戦場前辺りの海。この海の底に草薙剣があるのかもと思うとドキドキが止まらない!
古戦場址碑。絵巻が載ってる石碑初めて見たかも。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
これが平知盛!碇の綱を腰に巻いている(;_;)
義経!!!
キャー!!!!写真が下手で悔しい!

誰かと行っていたら確実にワーキャー騒いでいただろう。1人でよかった。
特別義経ファンでもないけど、今年の大河ドラマの義経はとても好きだった。最初はサイコパスキャラが目立っていたが、徐々に戦の天才な部分に焦点が当たり、そして最期…(これは5/22放送だった😭)。最初はヤベー奴だなあ(笑)だったのが、戦シーンでの立ち回りなどが良くて、兄頼朝が大好きな人間味のある様も好きになっていた。いい役者だよ菅田将暉ィ…。

そんなこともあり、この壇ノ浦古戦場跡でこの銅像が見たかった、壇ノ浦の地に立ちたい!というのがこの旅の原動力だ。
それだけでよく壇ノ浦まで来たと思う。
この地点で朝の9時半!
そりゃそうだ、近くに平家博物館とか何かあればよかったんだけど、壇ノ浦にはこの古戦場跡のみだ。

感動の写真タイムもそこそこに(こんな時間なのに他にも観光客がいた)、私は海の向こうの門司を目指した。


長くなったので、後半へつづく。


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追記 後半書きました。

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