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『No LIVE, Can not live』 Vol.2

受胎告知2

突然、何かに心を奪われ、時間が停まる
皆さんはそんな経験、ありますか?

ウフィツィ美術館でこの作品は、特別展でもなく、ことさらに展示されているわけでもありません。他の作品と同じように壁に掛けられ、近寄らないようにロープが張られているだけ。

順路を巡ってきた私がなぜ、この作品に惹かれたのか未だにはっきりしたことは分かりません。
様々な場所で目にしたことのある作品だと気が付くまで時間が掛かりました。
記憶にある作品の色彩、タッは結局は修正されたりまたは技術的な理由で『生の』物とは似て非なるものに変わってしまっているのです。

長い時を経た絵の具のヒビ、色褪せかけた色彩、わずかに感じられる凹凸によって生み出される陰影、角度によって変わる表情、この作品が放つオーラ、全てが心に響き掴んでいく。

せっかくだから、で回ろうと思っていた目論見は見事に崩されました。
結局この作品に捕らわれた私はフィレンツェにいる間毎日何時間もこの作品の前に立つことになります。


見たいものを見て、聞きたいものを聞き、感じたいものを感じる

人間の器官というものは不思議で、フォーカスを当てたものを鮮明に記憶し体験します。

様々な媒体を通して何かに触れる時、それらは誰かの感性を通して編集された物に触れるわけです。

私自身がフィレンツェで経験したあの出来事は、直接触れること、『LIVE』で経験することの素晴らしさは音楽や舞台に限らないことを気が付かされました。

美味しい料理、素晴らしい風景、素敵な雰囲気、生活の中で体験する様々なことに『LIVE』があり、それに気が付いた時の感動を皆さんにご提案していきたい。

私が『Project C³』を立ち上げ、イベントスペース・ギャラリーとカフェ&ダイニングバーが両立する空間で、皆さまの日常にひと時の特別を

Light up your Time

そしてそんな特別なひと時を皆さんと共有させて頂ければ

Fun with C³


表現者の皆さん

昨今、SNSの発達によってより手軽に即時性を持って発信できる時代になりました。
かくいう私も、このような媒体を用いることでより多くの方に私見をお伝えすることが出来るのですが・・・

『LIVE』による表現のハードルを高くしている大きな要因は、コスト、ではないでしょうか?
場所代、材料費、人件費、広告宣伝費etc....
そのコストを回収できるかも定かではない、となれば二の足を踏んでしまうのも当然です。

『Project C³』の主とする目的は、そんな表現者の方達のサポートです。
皆さんの『伝えたい!』、『やりたい!』その気持ちを私たちに聞かせてください。

プロジェクトは常に『Fun』なコト・モノを創りあげていける方を求めています。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせ下さい!

https://projectcubic-tokyo.com/

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