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本当のKPIを知ってますか? ~基本と効果的な運用方法~

事業の成功を目指すには、どのように目標を設定し、達成を測定するかは非常に大切なことです。
中でも、KPI(Key Performance Indicator)は事業の成功のカギを握る大切な指標です。
今日は、このKPIの設定と運用の仕方について紹介します。

1.KPIとは?

KPI(Key Performance Indicator)は、事業の成功を測るための重要な指標です。
KPIは先行指標として位置づけられ、事業の最終的な目標であるKGI(Key Goal Indicator)と、その達成に必要な重要なプロセスを示すCSF(Critical Success Factor)とともに、事業のパフォーマンスを管理・評価するための3つの核心的な要素を成しています。

2.効果的なKPIの設定方法

KPIを設定する際のステップは以下の通りです。
①KGIの明確化
まずは事業の最終的な目標を明確にします。
②現状とのギャップの確認
目標と現状との差を明確にし、どのようなアクションが必要かを考えます。
③ビジネスプロセスのモデル化とCSFの特定
事業の流れをモデル化し、その中で重要なプロセスを特定します。
④KPIの設定
CSFの量的な目標として、KPIを設定します。

3.KPIの運用のポイント

KPIの効果的な運用には以下のポイントが挙げられます。
①KPIは少数に絞る
多くのKPIを設定すると、焦点が散漫になりがちです。
そのため、KPIは極力少数に絞り、それを達成することを最優先として考えます。その代わり、フェーズに応じてKPIを変更することは問題ありません。
②先行指標としてのKPI
KPIは事前に把握できるものを設定する必要があります。
(目標が売上×円ならば、営業訪問件数●件、見積もり件数●件など)
③全従業員の共有とOODAループ
KPIは全従業員と共有し、「Observe(観察)」、「Orient(仮説構築)」、「Decide(意思決定)」、「Act(行動)」のループを回すことで、絶えず改善を目指していくことが必要です。

4.KPIの重要性

KPIを管理することは、会社の方向性を明確に捉え、事業の継続性を保つために不可欠なことです。特に、KGIは常に念頭に置くように心がけましょう。
このようにKPIをしっかりと運用することで、事業の成果を最大化することができます。


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