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文章力の基本、の話

noteを書いている中で、「読みやすい文章を書けているだろうか?」とよく思う。

もともとADHD気質で面倒くさがりな性格もあって、「文章を推敲する」という粘りの要る作業が苦手だ。

考え事自体は好きだし(というより脳が自動的にやってしまう)、それらはアウトプットしなければ脳の容量をパンパンにしてしまうので、言語化して放出することは有意義なのだが、「記録物として、読み物として綺麗な文章にしよう」というのは、また別の話である。

・句読点の打ち方
・行の変えるタイミング
・表現がまどろっこしくないか
・簡潔な文になっているか
・文が長くなり過ぎていないか

など、小学校の国語で習ったであろうことは既に忘れてしまったし、あの頃よりも考えはより複雑で結果がクリアじゃないものばかりになっている。

そんな私を救ってくれている本が1冊ある。
阿部紘久さんの『文章力の基本』という書籍である。

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読んですぐ実践しようと思うと、ちょっと心折れそうになるが、とてもわかりやすい添削の実例が大量に載っているので、通勤時間などに繰り返しぼんやり読んでいると自然に思考のなかにアウトプットの仕方が組み込まれてくる。


とは言え、自分がnoteを続けている理由は、「とにかく爆発しそうな頭の中のゴチャゴチャを外に出したい!」というものなので、しばらくはやはり読み手のための文学というよりも、書き殴りの思考の排泄のようなものとして続けて行こうと思っている。
誤字脱字も、言い回しが変でも多少気にせず、自分がすっきりすることがゴールだ(ちなみに、滝沢カレンさんのような独特な表現は、多くの人は面白がるけれど、本人の脳が言いたいことを正しくアウトプットできている感じがするので私は好感を持っている)。

それでもやはり、いつかは書き手として何か表現する機会が欲しいなと思っているので、読みやすい文章作りを日頃から鍛錬しておくことに損はないなと感じている。



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