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憧れの華の都「パリ」に普通よりちょっとだけ溶け込める歩き方

フランスの首都「パリ」


2023年9月~2024年5月 交換留学のため滞在


noteを本格的に始めようと思ったきっかけでもあった、フランスのお気に入りリスト。

友達に「パリに行くんだけどおすすめとか穴場とかある?」って聞かれるたびに付け足していっていたらとっても長いリストができた。


留学先の大学はルーアンというパリから1時間ちょっとのところにある町なのだけど、パリ出身の子たちも結構通っていて、彼女たちがパリジェンヌ御用達のお店や、自分がパリを案内するならここに行くって場所をたくさん教えてくれた。


パリ五輪もあるし、前に書いたヨルダンより需要高そう。


パリこそ定番スポットについての情報はあふれているので、その辺はほかの方にお任せして、本当に私が好きな場所やお店を紹介する形になると思う。

もう凱旋門とかルーブルとか書きません!エッフェル塔も書かないつもりだったけど撮影場所はお気に入りのところがあるからあとで書く。

ということで、今回はMARE流「パリ」の歩き方。



パリってどんな町?

言わずと知れた華の都・パリ。美食の町、ファッションの町。

よく聞かれる。
「おしゃれなイメージだけど、意外と治安悪いって聞く。実際どうなの?」

そんな時私が良く言っているのは、
「引きで見たらめっちゃきれい。寄りで見たらめっちゃ汚い(笑)」


街並みも観光地もきれいだし、ご飯もおいしいけれど、
みんな歩きタバコするし、道はゴミだらけだし、ホームレスやスリもたくさんいるし、メトロはなんか臭い。

まあそれぜーんぶ含めて好きなんだけど。


スリにだけは気を付けて!


いよいよお気に入りスポットを紹介!

観光名所も食事もお土産もごちゃごちゃに、バスや電車に乗らずに歩ける範囲でくくって地域ごとに分けて書いてみる。


シテ島周辺

ルーブルから南東に少し歩いたところにある島。

サントシャペル

パリで1番好きな場所!

数年前から人気が大爆発したステンドグラスが圧巻の教会。

中は狭いのに来場者が多いから、常にパンパン。
当日はすごく並ぶので予約必須です。


ちなみにEUで留学している25歳以下の学生さんや在住の方は無料で入れる。パリはそういうところが多いです。若者に優しい町!ありがたい!



セーヌ川沿いのアンティークショップ

サントシャペルとセットで行きたいのがセーヌ川沿いのアンティークショップ、ポスターショップ。

おしゃれなポスターや、インテリアにしたくなる古本(読めないけど)、ポストカード、マグネットやキーホルダー、たまにオーナーさん手描きの絵画…。

川沿いを歩いているとどこまでも続いている。


行く先々でポストカードを集めてコレクションしているのだけど、パリより種類が豊富な町は見たことがない!この川沿いを歩いていると、いろいろなデザインのポストカードが売っていて迷ってしまう。

普通のお土産屋さんだと、ポストカードがたいてい1-2ユーロくらいなのだけど、ここはもっと安い!1.5ユーロでA4サイズのポスターが売っていてびっくりした!


La Maison d'Isabelle

私がパリで一番好きなパン屋さんがここ!

クロワッサンが賞をとっているらしく、サクサクもちもち!

1つで満腹になるくらいのボリュームだけど、おなかがペコペコならここのミルフィーユもおすすめ!

パン屋さんなので飲み物は売っていないのだけど、別のお店でコーヒーを買って、セーヌ川沿いのベンチで食べるのが、遊びに来てくれた友達にパリをご案内するときの定番!


Louis Vuitton Cafe

流行りにつられて行ってみたら意外と満足度高かったランキング堂々の第一位!

あのルイヴィトンのカフェだけあって、高級感漂う店内。

スーツ着たいかついお兄さんが護衛していて少しビビりながら入店。

スイーツはもちろんおいしくてそこまででも満足だったのだけど、カフェを出た後に見た展示コーナーが最高だった!

かばんやお財布はもちろん、お人形やお菓子、縄跳びやゴルフセットまで、ヴィトンってこんなのも出してるの!ってものがたくさん展示されている。

私たちみたいに見るだけで帰る人がほとんどなんだろうけど、一応お店なようで、その場で購入できるようになっていた。

たくさんの高級ブランドの本店があるパリだけど、私のような大学生はなかなか入店する機会もなく…。ちょっと見たいだけでも入りづらくて結局ウィンドウショッピングになってしまうのだけど、ここなら思う存分素敵なヴィトンの商品が見られて夢が膨らんだ!


City Pharma

島からは少し遠いけど、歩けなくもないのでここにのせておく。

大きい薬局なんだけど、スキンケア商品や化粧品がフランスのほかのお店よりとっても安く手に入る!

日本だと高級なフランスのブランド(Bioderma, Avene, Nuxeなど)を買って帰りたい方におすすめ!


オペラ地区

オペラガルニエ

シャルルドゴール空港からバスでアクセス予定なら、バス停の真横にあるのがこれ。


中はキラッキラで、お姫様になった気分。時間がたつのを忘れてしまう。

今でもオペラの公演もやっている場所で、公演がある日は閉まっていることもある。

何回か確認せずに行ってしまって残念な思いをしたことがある。


オペラの近くにはお土産を買えるスポットがいっぱい!

何も買わなくても見ているだけで楽しいお店が盛りだくさんなのでご紹介!



La Cure Gourmande

かわいい缶や箱に詰まったフランスのお菓子を買うならこのお店!

店員さんが色々試食させてくれるだけでなく、お菓子を買ってお会計を済ませた後にまで、「最後のプレゼント!」と小袋のクッキーをくれた!



Le chocolat des Français

パッケージが超絶かわいいチョコ屋さん。
空港とかにも売っているけど、ちょうどこの通りに店舗があるのでここでご紹介。

私、実はチョコがあまり得意ではなく、自分で買ったことはないのだけど…。

味のレビューはともかく、チョコ嫌いの私でもパケ買いしたくなるかわいさ。自分用には買わないけど、今度お土産で買おうかなあ。


Brentano's

これもまた同じ通りにある、本屋さんと雑貨屋さんが一体になった感じのお店。

ポストカードコレクターの私は、店頭に置いてあった大量のポストカードとレターセットに目を奪われて入店したのだけど、思ったより広い!

お土産にできそうなキーホルダーや手鏡も、ほかのお土産屋さんだと「なんかゴテゴテしすぎなんだよな」ってことが多いんだけど、ここは普段使いできそうなうえに、しっかりパリ感がある雑貨がいっぱい!


ビストロビクトワール

オペラ地区とシテ島の中間くらいにあるレストラン。

普通に食べるとパスタ一皿でも20ユーロくらいするパリで、かなりリーズナブルに食事ができる。

ビーフタルタル(生牛肉のたたきみたいなやつ)、鴨ステーキ、エスカルゴ、チーズたっぷりのオニオンスープなどなど、本格フレンチ料理が食べられる!



エッフェル塔見るならここ!


エッフェル塔を見たいなら、エッフェル塔を目指していっても近すぎて上手に見られない。上手に写真を撮るならここ!のスポットを紹介!

ちなみに、日が沈んでからの毎時00分は、毎回5分間、エッフェル塔の装飾がキラキラ点滅する通称シャンパンフラッシュが見られる!

お昼のエッフェル塔と夜のエッフェル塔、どっちも楽しみたいところ。

トロカデロ

真正面から写真が取れてきれい!観光客の定番スポット。

人が多かったり、キラキラ光るエッフェル塔の模型みたいなものを買わせようとしてくる人がいたりするのが難点。

できるだけ近くで見たい!って人にはおすすめだけど、ゆっくり写真が撮りたい人には向かないかも。


アレクサンドル3世橋

「エミリー、パリへ行く」というドラマの予告で、主人公が歩いている橋らしい。

キラキラで橋自体も写真映えするし、トロカデロよりは小さいけれどエッフェル塔もばっちりみられる!

ただここも、ドラマの影響でかなり人が多いので、落ち着いて撮影するのは難しそう。


ビラケム橋/Pont de Bir Hakeem

トロカデロから少し外れたところにある橋。

フランス人の友達が、
「トロカデロなんて混んでるでしょ!ここならだれも人がいない!」
と教えてくれた。

誰もいないは言いすぎだけど、私が行くときはいつも2-3組しかいなくて、橋の上の好きな場所で各々撮影している感じなので、確かにゆっくりしやすい。

メトロの6番線でトロカデロ駅側から向かうとき、進行方向に向かって左側の車窓を見ていると、Passy駅を過ぎたあたりでいきなり大きくエッフェル塔が見えて感動する!

ここで下ろして―!と思いながら通り過ぎ、Bir Hakeim駅で下車。



アルマ橋/Pont de l’Alma

あとは正直、セーヌ川に架かる橋からなら大抵エッフェル塔は見られるのだけど、私が角度がちょうどいいなと思ったのはこの橋周辺!

橋の上からというより、この橋の近くの堤防や橋に降りる階段で撮影している人が多い。

ほかの場所よりエッフェル塔目当ての人は少なくて、あまり混んでいない穴場!



その他の場所

Marin Montagut

行ったとき何も買わなかったのを公開していて、絶対帰国前にもう一度行くと決めている雑貨屋さん。

パリ出身のアーティストさんがデザインしたコップや布製品が店中に並んでいて、大好きな空間。

パリらしいものから、生活雑貨として普通に欲しくなってしまうものまで。


Suki Paris

パリジェンヌのお友達がここのお財布を使っていて、思わず「どこの?」って聞いてしまった。

「Suki」って日本語からきているのだろうか、どうだろうか。

わからないけど、私はとてもSuki。

ハート柄をあしらった革製品で、普段はハートなんで柄にもなくて使えない私だけど、このおしゃれさは使いたい!

ここのもまだ買えていない。帰国前最後に散財する覚悟がついたら真っ先に買いに行きます。



以上!華の都パリにはキュンキュンする場所があふれている!

観光地もたくさんあるし、美術館は何時間かけても回り切れないくらい大きいし、時間をつぶす必要は全くない町だけど、定番スポットを回り終えてちょっと一息つきたい時に、「あの人どこおすすめしてたかな」って思い出してもらえたらうれしい。

私の本拠地ルーアン編も書けたらいいな。
パリが圧倒的需要だろうけど、ルーアンも小さいけれど素敵な町なので来てほしい。


あとは、南仏も大好きだったのでこちらも近いうちに!

それではBon Voyage!


MAREがnoteを書く理由


以前書いたヨルダンのお気に入りスポットはこちらのマガジンへ!


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