トキスケスーパーハード

NSC大阪43期のトキスケスーパーハードと申します。 妄想で男の同期芸人のBL小説を書…

トキスケスーパーハード

NSC大阪43期のトキスケスーパーハードと申します。 妄想で男の同期芸人のBL小説を書いていきます。 書いていいと言う同期の方は連絡してください。

最近の記事

六九ノ段

大阪NSC43期の漫才コンビ、九ノ段。 宮田のすっとんきょうなボケに児島の鋭いツッコミが持ち味のコンビだ。 スカシ癖のある宮田。 Xのアカウント上ので芸名を変えまくるボケを2年以上続けている児島。 児島という名前を固定し、下の句に今自分が好きなものをつけるようにしているそうだ。 NSCを卒業後に2人はコンビを組んだ。 コンビを組んでからはネタ合わせ、ラジオの繰り返しだった。 しかし、最近ネタ合わせは有りネタの稽古ばかりになってきていた。 初めは、宮田がネタの案を無限に出

    • パンッパンッパンッパンッパンッパンッ……ちゃぁいッ////

      NSC大阪43期のピン芸人ちゃい。 身長165cm、体重100kgの巨漢芸人ちゃい。 近江ハウスでの麻雀同好会、「Oリーグ」の事実上の主催者ちゃい。 今日もちゃいは同期の芸人、近江の家で麻雀を打つ。 日本酒片手に胡座をかく姿はまるで信楽焼だ。 そんなちゃいの麻雀中、対局していない人間を横に座らせるOリーグ独特の文化「幽波紋(スタンド)」を理由にいつもちゃいの側に近江の戸崎は座っている。 二人はいつも麻雀中、乳繰り合っている。 イチャイチャというより…乳繰り合っている。 これ

      • ぱこ珍味

        大阪NSC43期の漫才コンビたこ珍味。 独特の世界観を持つマングー優策のボケとはなとの的確なツッコミがとても魅力的だ。 そして、これはそんな2人が完全に売れきった未来の話だ。 冠番組をいくつも抱え、それぞれの活動としてマングーは脚本家、俳優業。 はなとはプロ野球の実況、サイドビジネスの焼肉屋経営ととにかく毎日忙しく過ごしていた。 テレビの露出が増え、劇場に立つ機会も減っていた。 あの頃夢見ていた忙しい毎日に嬉しくも虚しくも思えた。 漫才、バイト、草野球に明け暮れていたあの頃。

        • バッハとしてでなく、2人の休日

          同期の間で「ハゲ」「虚言癖」と呼ばれる水島と社会人経験あり、キリッとした顔立ち、スイッチバーで捕まえた彼女、ほぼ全てを持った井川による大阪43期のコンビ、バッハの休日。 この2人はとても仲が良い。 そうとっても。 同期の草野球で水島の胸元に強烈なデッドボールがあたり、水島が 「あはぁぁぁぁぁん!!!」 と声を上げた際もネクストバッターサークルで素振りをしていた井川は、バットを投げ捨て、救護に向かう。 同期の近江の家で麻雀を打っている時に、気分が良くなった井川はよく 「おち

          欲に塗れた部屋

          大阪NSC43期の漫才コンビ、近江 髭面のボケ中川翔太ともやし系の戸崎寛太が織りなす妄想の話を真剣に話す漫才が特徴的だ。 2人は大学で出会い、NSCにコンビ入学して以来、同棲生活を続けている。 近江が同棲する部屋にはよく同期芸人たちがやってきては麻雀を打っている。 そんな時、2人は決まって向かい合わせに座る。 雀卓の下で乳繰り合うためだ。 戸崎が中川が来ているスウェットを足で器用に下ろし、イチモツを指で挟み上下する。 中川は快感と声を抑えて牌を切っていく。 中川はかなりのパ

          小指の麺は誰と結ばれてるの?

          大阪NSC43期の一週間に一度ラーメンを食べないとメンタルがやられる人、あんらくちから。 彼の趣味は当然ラーメン屋巡りだ。 同期との草野球を終えて、同期におすすめのラーメン屋を聞かれ、あんらくは同期を連れラーメン屋へ向かった。すでに食べたいラーメンが決まっていたあんらくはいの1番に食券を購入し、皆の席を確保した。 頭にタオルを巻いた男性店員が食券を取りに来た。あんらくの性格上、食券を店員に取らせるのは悪いと思い、食券を手渡しすると、店員はあんらくの手を包み込むように食券を受け

          小指の麺は誰と結ばれてるの?

          菊穴パンチ〜愛の確かめ合い〜

          今日もおーにしとナカジマはネタ合わせをする。そして、今日も愛し合う。そんな日々が続いていた。 ネタ合わせを終えるとおーにしはナカジマが欲しくなり、行為をする誘いの合図としてあの挨拶をした。 「はい、どもぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 合図が聞こえたナカジマは少し腹を引っ込め、服を脱ぎ、部屋に入り、ナカジマがタチを務め、おーにしがネコを務める。そんな日々だった。 しかし、ナカジマは辟易していた。タチ側という役回りに。 結局タチを務めるという事は、男性として行為に及んでいるという事でし

          菊穴パンチ〜愛の確かめ合い〜

          田上は天悠として、いっきはイッキッ///として。

          型破りなスタイルの漫才でお馴染みの例えば炎のボケ担当田上、元あひる放題でツッコミだがたまにボケたい衝動に駆られるいっき。 この二人はNSC時代ずっと同じクラスだった。 NSCで会っても喋らない二人だったが田上は密かにいっきに対して好意を寄せていた。 ネタ見せの授業で隣に座ったいっきの手をそっと握ろうとして手が触れた途端、田上が顔を赤らめたのは有名な話である。 そんな田上の気持ちにいっきは薄々勘づいていた。 いっきはほっとした。自分の要求に応える者が現れたことに… いっきはその

          田上は天悠として、いっきはイッキッ///として。

          斎藤中野の恋人ごっこ〜二人で過ごした最後の半年間〜

          両親への挨拶を済ませ、正式に交際がスタートした斎藤中野。早速、二人のRECラジオ「斎藤中野のラジオごっこ」で交際したことを発表した。 「斎藤中野のラジオごっこ〜」 「いらんていらんて。」 お決まりの挨拶をしたところで二人のトークはスタートした。 いつから付き合ったのか。 どちらが告白したのか。 どこまでしたのか。 どちらが男でどちらが女なのか。 二人のラジオごっこは普段は15分のところを2時間ほど収録された。キリのいいところで斎藤がフェードアウトする様にラジオは収録を終えた。

          斎藤中野の恋人ごっこ〜二人で過ごした最後の半年間〜

          菊穴パンチ

          NSC大阪43期の正統派漫才コンビ、頭脳パンチ。 強いツッコミが持ち味のおーにしと飄々としたボケが特徴のなかじま。 この二人は仲が悪いように見えてお互いを信頼し、愛し合っているコンビだ。 しかし、まだコンビとしての友情のような愛情しか伝えられていない状況と好きな気持ちに気付く素振りを見せないなかじまの態度におーにしは、やきもきしていた。 ネタ合わせと称して、なかじまの家に上がり込み手料理を振る舞って、恋人として振り向かせようともしたが出前に頼るなかじまの性格が、それを邪魔する

          斎藤中野の恋人ごっこ

          NSC大阪43期、9歳差の歳の差コンビの斎藤中野。 関係性の見える偏見を交えた漫才をするのが特徴だ。 二人が漫才をしているときは、中野が斎藤に対して片想いのようにも見えるがむしろ両想いなのだ。 斎藤は漫才をする時に、中野に対してキツく当たるので舞台が終わる度に、 「ほんまは、な?まぁまぁまぁまぁあんなん思ってないからな?」 と中野を思い諭していた。 他にも斎藤は自身のタバコを手巻きしながら、 「敬史はほんまにアホやけど、まぁでも真っ直ぐやからな。まぁまぁまぁまぁまぁ…なぁ?」

          斎藤中野の恋人ごっこ

          牧野と塩

          NSC大阪の首席テキサスマウンテンローレルの牧野晃歩、同期で友達が一番多いマニピュレートの塩コウジは親友であり恋愛対象としてお互い意識していた。しかし、二人は同期恋愛批判派。いつもどこかもどかしい想いを胸に抱いていた。 塩コウジはいつも奔放にボケ続ける牧野を鬱陶しげにつっこみながらもはにかんでいた。 ある日牧野が塩コウジがいないところで、 「あいつのすごい所は、ずっと人に興味を持ってる所なんよねぇ。」 と言っていた。そしてのちに塩コウジが牧野の近くで 「湊郁海、興味あんねんな