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最近、YouTubeにもときどき登場する
養老孟司先生の書評本

よくある本の紹介という枠を超えて、
濃密な論考になっている


読後の感想を少しシェアします



「時間をかけて考える」養老孟司(著)

「時間をかけて考える」養老孟司(著)
~養老先生の読書論~


自然界の中で、人間は、ほんの一部

なんか最近、ちょっとエラそうにしてませんか?
というメッセージに聞こえる

自然界のスケールで、俯瞰と凝視を往復

雑学なのか、教養なのか
幅広い分野から、厳選した1冊を、養老先生がぶった切る

紹介されているのは、わりと古い本も多い
養老先生の本棚を覗いている感じ

もう、どの本も読みたくなる
書評本でこんなに興奮したの、初めて
この本、超ヤバいw


生命とは? 生きているとは?

生命の定義、生命とそうでないものの境界線は、まだ不透明なまま

例えば、ウイルスは生命か?
という問いに対する意見が2つに分かれている、とか

事実は1つだけど、定義は、人間が決めるので、バラつく
自然界はシンプルなのに、めんどくさくしているのは人間の方なのか?

そのあたりをAIに聞いてみた、

ウイルスが生命かどうかについての科学的な議論は、現在も続いています。
生物の定義に依存する部分が大きく、
自己増殖能力や細胞構造の有無を重視するか、
進化能力を重視するかで意見が分かれます。
以下にその考察をまとめます。

生物とする見解: 一部の研究者は、ウイルスが遺伝情報を持ち進化することから、生物と見なすべきだと考えています
非生物とする見解: 他の研究者は、ウイルスが自己増殖できないことや細胞構造を持たないことから、生物ではないとしています
中間的存在: 理科教科書などでは、ウイルスは生物でも非生物でもない中間的な存在として扱われることがあります

Perplexityの回答より


環境とか言うな、すべてはヒトが原因

環境問題とか言うけど、
環境というのは、人間中心の発想

人間は中心でもないのに、
環境を破壊したあげくに、
環境保護を訴える

自作自演みたいな存在


エネルギー消費量と経済成長率の相関関係は明か
エネルギー消費量の増大≒環境破壊の加速が、経済成長につながる、という皮肉

過去数千年の歴史とは違う、これまでの延長線上ではない
成長戦略が実現できるのか??


内と外の境界線...

自分と自分ではない他者との境界線は、
ときとして、問題を複雑にする

社会は共同体とか言うけど、
すぐに喧嘩したり、戦争になったり…

矛盾する存在が人間なのかも
と俯瞰して観る時間も大事だなぁ、と


結論の出ないテーマに、頭がグルグルしちゃいます



少し、教養の刺激がほしい方には、合ってるかも
好き嫌いは分かれそうな本です



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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