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今日は、ホンモノの傾聴について、いい記事が見つかったので、シェアします!

ダイヤモンドオンラインの記事で、
本の著者が書いています。原文はこちらから、



「傾聴」とは、相手の「エピソード」を追体験すること

「傾聴」をするうえで大切なことは、
相手の心を動かした「エピソード(体験)」を聞き出して、
その「エピソード」を追体験すること

相手にとって重要な「ワンシーン」をスクリーンに映し出して、
相手の「エピソード」にハラハラ、ドキドキしたり、
怒りを覚えたり、悲しくなったり、
自然と相手の「感情」と響きあう「共感」が生まれます

相手の心が動いたワンシーンを追体験すること
ここにフォーカスして、話題を探し、対話することが重要なんですね

多くの人は「エピソード」を語ることに慣れていない

もしかすると、「エピソードを聴けばいいんでしょ? 簡単じゃない?」
と思われるかもしれませんが、実際には、これが簡単ではない

「エピソードを教えてください」とお願いしても、 
ほとんどの人は「レポート(抽象的な要約)」で語ってしまう

「エピソード(体験)」と「レポート(要約)」
この違いにカギがあるようです


「レポート」を語ると「感情」は冷める

例えば、
「息子が受験なのに勉強しないでゲームばかりしています」
「チームのコミュニケーションが最近よくないんです」
といった形で、単なる「抽象的な要約」(レポート)になってしまう

ここで問題なのは、「レポート」を語ることで、
論理的「左脳」が活性化し、
感情的「右脳」が冷めていってしまうこと

右脳と左脳
感情と論理

傾聴で大切なのは、右脳を活性化し、感情を共有すること


「レポート」は、長い期間のできごとを、要約して語る
つまり、抽象化するプロセスで、論理的に考えてしまう

レポートを語る時、脳は「左脳優位」となる
そして、感情を司る「右脳」は冷えていっていく

傾聴のゴールは「感情表出」なのに、
ほとんどの場合、話し手は「論理優位」で話してしまう

傾聴のゴールは「感情表出」

改めて、言葉にすると、そうだったんだ~!
という感じですが、

傾聴のゴールは「感情表出」
相手の体験を、自分も追体験し、
出来事だけでなく、そこに感情も重ねて、共感していく


感情が湧き上がる「エピソード」とは?

「エピソード」とは、
「いつ、どこで、誰が、何を言ったのか」で構成される、
短い時間(3秒~3分程度)の再現ドラマ

その中での感情の動き、感情の揺れ幅
その感情が動いたシーンをリアルに描く


シーンと感情が一体になったものが、生き生きとした「エピソード」
「エピソード」には感情を激しく揺さぶるパワーがある
「傾聴」とは、話し手の「感情」に共感すること
だから、話し手が語った「レポート」を、
「エピソード」に転換することが、きわめて重要なポイント

ふつうの人は、レポートとして断片的に、バラバラに語ってしまう
そこから、生き生きとした「エピソード」として、リアルなシーンが想い浮かぶように、
出来事と感情を重ね合わせて、確認しながら、話を引き出していく

相手の感情の動きを感じながら、お話を聞いていくと、
確かに、深い傾聴ができそうです



詳しくは、こちらの本で紹介されているみたいです
読んでみたくなりました~!



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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https://twitter.com/mousoubiz


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