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おはようございます!
今日も大雨
河川氾濫も心配なレベルになってきました
引き続き、災害リスクへの警戒が必要ですね

今日は、昨日に引き続き、数値分析のお話
そもそも、何のために数値分析するのでしょうか?



数値分析は過去~現状の把握

数値分析する対象は、過去から現在までの実績値です
つまり、これまでの経緯を客観的に捉えるための第一歩

数値だけでなく、何をやったからこうなったのか、
過去の数値とアクションを対応づけて、分析できればベターです


現状把握 → 利益構造のモデル化

現状把握した内容から、自社の利益構造を明らかにします

  • どういう仕組みで利益が出ているのか?

  • 何を、どう変えると、利益がどのくらい増えるか?

  • 今後、利益はどこまで増やす余地があるか?

今後の見通しについては、あくまでも仮の話ですが、
前提条件を色々変えて、今後利益が増える可能性があるのか、
どのくらい増やせるのか、モデル化して検討します


上位目的は、将来を予測可能にすること

その上位目的とは、将来を予測可能にすること

利益構造がモデル化できれば、将来予測は凄く簡単になる
EXCEL等の数式にして、複数のパラメータ(前提条件)を入力すると、
結果(将来利益)が自動計算されるシートを作成し、比較分析します

前提条件を色々変えてみて、
どうすれば、利益が増えるのか、どこまで増やせるのか、
その先にあるカベは、何なのか?

数値なので、客観的かつ正確に予測できます
(モデルと前提が正しければ、の話です)


財務シミュレーションによる未来シナリオの検討

複数のシナリオが出来たら、あとは、
実際の起こりうる確率を掛けて、実現可能性を検討します

どういう条件が揃えば、そのシナリオが現実のものになるのか?
前提条件と実際にやるアクションは一旦分けて、まずは条件を明確にします

○○が○○だったら、という条件を当てはめて、未来を予測する

期待する結果が得られるまで、
条件を繰り返し、修正していきます


ステップを分けて検討し、期待する結果が見えてきたら、
前提条件を実現する方法(アクション)を考える

期待する結果(ゴール)→ 必用な条件 → 必用なアクション

というように、ゴールから逆算して、アクションを決める

ゴールとアクションの因果関係が明確に見えている状態、つまり、
見えている条件さえ満たせば、期待する結果(ゴール)が確実に得られる
と、わかっているので、本気で取り組む機運が高まります


本気でやる気にさせる、数値分析

人を本気にさせるには、
先の見通しがリアルにイメージできることが超重要

この条件さえクリアすれば、期待する結果が得られる!
と確信することが、本当の意味での目標設定

誰かから指示された目標ではなく、
自分自身で確信を持って決めた、目標

だから本気でやれる!


  1. 数値分析によって、客観的に利益構造を把握する

  2. ○○すれば、○○になる、と得たい未来につながる条件を探る

  3. 必用な条件から、アクションを決める

得たい未来をリアルにイメージし、本気になるために、
数値分析が重要かつ必要不可欠なステップなのです


ちょっと面倒と、敬遠されがちな
数値分析の意味を少し感じてもらえたら、嬉しいです



この記事を書いたのは、

収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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