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キャリアコンサルタントの大事な心得

どうも、MOTONARIです。

本日、9回目の投稿となります!
noteを書くのが楽しみになるモチベーションになってきました。

さて、本日は、「キャリアコンサルタントの大事な心得」について書きます。

私の6年半のキャリアコンサルタントとしての経験を元に書かせていただきます。

キャリアコンサルタントの仕事に興味がる
国家資格を取ったのに実務経験を積む環境がもてない
転職考えていてエージェントの活用に迷っている
同業他社のやり方が気になる                    

など、多くの方に参考になればと思い書きました。

まず、キャリアコンサルタントとして会社から求められている最終ゴールとしては、

「キャリアカウンセリングを通じて自社の求人で就職決定まで導くこと。」

というケースが多いかと思います。

(会社によっては、「企業、人材ともに幸せな雇用創出にコミットする」などのビジョンがあるかもしれません)

業界経験者の方は共感いただける方も多いかもしれませんが、「業績と思想のバランス」で葛藤することが少々あります。

私はそのあたりを業績だからと割り切って突き進めるタイプのキャリアコンサルタントではありません。(2~3年目はこのあたりでめちゃくちゃ悩みました・・・)

当たり前ですが、求職者の人生が転職によって好転すること、企業が「採用」の力でより発展していくことの両軸で貢献してくのがHRマン(たまにはカッコよく!)として大事なスタンスであり理想であると思います。

キャリアコンサルタントとして大事なことは、

求職者の「本音の目標達成」を実現できるサポートをすること

だと思って日々仕事に臨んでおります。

求職者のキャリアカウンセリング序盤では色々な相談事が出てくるかと思います。

「全然給与上がらなくて、、、年収増やしたいと思いまして・・。」
「もっと裁量権もって仕事したいと思って・・・別の会社見てみようかと思い、、、」
「これ以上いても何も変わらないので、転職しようかなと思って・・・。」

などなど、序盤に求職者の口から発せられる要望は様々。

キャリアコンサルタントとして、「転職=求職者の成功」という選択肢しか持ち合わせていないと、「本音の目標達成」には近づくことが出来ないと考えます。

たとえば、面談の序盤には、「年収を上げたいから」という要望を話していたけれど、話を真剣に聞いていく中で、「新しい上司がですね・・・すごくワンマンで・・・。」という他責話がたくさん出てくるではありませんか!なんてことがあります。

「〇〇さん・・・。もし上司との相性が良かったら、転職は考えますか??」

という一言を伝えて、

しばらくの沈黙の後に、

「(うっ・・・)・・・。」

「辞めないと思います・・・。」

という言葉をくれる求職者の方、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

この場合だと、その方の課題は「転職」だけではなく、「社内の人間関係向上」によって解決される可能性も出てきます。

ところが自社の成果にこだわってしまうと、上記のような問いかけが生まれなくなってしまいます。

もしこのまま、「こんな求人が〇〇さんにフィットするんじゃないですか!」と続けていってしまったら、「人間関係をよくする」という思考をもたないまま次の会社に入社してしまう恐れがあります。

上記のような問いかけをしてしまうと、その場の時間は自社の利益は「0」です。
これが「業績と思想のバランス」を崩してしまう所以の一つかと感じてます。

私は、話を進める中で「転職しないほうがいい」と思った場合は、正直に伝えるようにしています。

このあたりのジャッジが相手の人生を良くも悪くも変えてしまうところがキャリアコンサルタントの難しさであると日々感じております。

では、ロジックが通った事実を伝えれば、それで求職者が満足するか、というとそれもまた違うのがキャリアカウンセリングの難しいところです。

一つの事例でいうと、
コロナショックと呼ばれる現在、紹介求人が減少傾向にある中でキャリアコンサルタントから開口一番で、

「ぶっちゃけコロナショックで求人が減ってます。求職者は選べる立場でもなくなってきましたので、身の丈に合った求人を選んでいくことをお勧めしますよ。」

と言われたとしましょう。

「・・・・はい。」

という煮え切らないリアクションになるかな、と思います。

キャリアコンサルタントは良かれと思って伝えても、
求職者からしたら、かなり相談しにくくなるのは目に見えております。

色々な事例を挙げてきましたが、
キャリアコンサルタントとして、求職者の「本音の目標達成」を一緒に叶えるようなかかわりをするためには、

求職者の心の奥の「感情」に共感すること。

が大事になります。

「実は・・・」という言葉で、本音を語ってくださる方々は多いですが、そこからのお話には「全集中!」で聴きましょう。「次何話そうかな」、なんて考えるのは絶対にやめましょう!
相手はこの人真剣に聞いてないな、とわかるものです。相当勇気をもって話してくれる方もいるので!

まとめると、以下の3つがキャリアコンサルタントとして大事な心得だと考えます。

・キャリアコンサルタントの「業績と思想のバランス」
・求職者の「本音の目標達成」を目指すことの重要性
・求職者の心の奥の「感情」に共感すること

キャリアコンサルタントという仕事は、奥が深いです!!!

もしも、上記の内容を見たうえで、

「ちょっとキャリアコンサルタントの仕事について聞いてみたいな。」
「純粋に転職相談してみたいな」
「キャリアカウンセリングについて、色々と情報交換したいな。」

(自社のやり方ばかり見ているので、他の方がどのようにやっているか知りたいです!)

なんてことがあれば、ぜひお声がけくださいませ!
(PCからならメッセージ機能が使えるようです!)

本日は、この辺で!良い週末を(゜_゜>)

MOTONARI

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