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【UIターンのヒント5】転職に向けて自分の特性を知っておこう

前回のコラムでは、転職時のミスマッチを防ぐための心がけや配属に対する受け止め方について考えました。
今回はそれに関連し、自分自身をいかに理解しておくかについて採用コンサルタント・はちさんの視点をシェアします。


自らを知るヒントは他者と日常にあり


弱みが誰にでもあるように強みも誰にでもあります。強みは自分以上に他者が知っています。自分が関心のある人、自分に関心を持ってくれる人に聞いてみましょう、「私の強みはどこにあると感じますか?」と。やりたいことを探しているうちに人生が終わっちゃうよという言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。「やりたいことを見つけたい」・・・そうです。これもやりたいことです。見つけたいなら行動(体験)あるのみです。

・絵画展に行き衝撃を受ける
・昔の建築物に触れ、恐ろしいまでの洗練度合いに気づかされる
・近くの飲食店の接客で気持ちが晴れやかになる
・たまたま行ったボランティアが面白くてそのままはまってしまう

そんな当たり前のような日常にヒントは沢山隠れています。

「気持ちが明るくなった今日の出来事は何か?」と、日常を見直すことも良いでしょう。
「いつもと違う行き方・行先・お店・本・人・土地」と、行動の範囲や枠組みを変えてみるのも良いでしょう。

やりたいことは次から次と出てくる


やりたいと思ってやっていたら、他のことがやりたくなった。人はどんどん変わります。
体験を通じて、考え方も行動も変わっていきます。だからやりたいことも変わっていって当然ですね。
「強み」や「やりたいこと」を本当に見つけたいなら、自分への言い訳をやめて自分の思考と行動の枠の外に出ていくことを諦めないでほしいですね。
人には無限の可能性があります。その可能性を広げるも狭めるも、全て自分次第です。

技術的なお話を補足すると、学び・体験から得た「心の響き」に耳を傾けることでやりたいことは導き出せます。
・何に感動しますか?
・何に怒りを覚えますか?
・これができれば我が人生悔いなしといえるものは何ですか?
・人生の最期は、誰に、何を話したいですか?

など自分に問うてみてください。
「心の響き」から導き出された最高の仕事に、皆さんが出会えることを願っています。

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▶️次回は、出身地ではない地域への「Iターン転職」を考えます。

前回記事はコチラ


◾️筆者プロフィール

はちさん早稲田大学卒業後、紆余曲折を経て大手人材会社に入社。約20年のキャリアを通じて、九州地区をはじめ都内の企業・自治体の採用支援に携わる。担当業種は多岐に渡り、社長1名の会社から従業員数4万人を超えるグローバルな大手上場企業まで幅広い規模の企業を担当。採用責任者時代は、年間1,000名を超える採用活動でのスキーム設計・フロント業務・事務作業・面談面接・研修といった採用活動の全工程を一気通貫して経験。行ったり来たり考えた結果、採用活動支援と人材育成を行う会社を設立。

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