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本村家のうきうきわくわく沖縄旅行2

「本村家のうきうきわくわく沖縄旅行1」はこちら


2日目の朝がきました。

2日目の沖縄は、相変わらず曇りがちではありますが、雨は降っていません!

起きて、巨大なリビングでぼーっとしていると、奥の部屋から母がしゃっきりとした真顔でやってきました。
なんというか、洗濯されてバシッと水を切った清々しいタオルみたいな感じです。

そういえば、母の寝起きの顔って、見たことないかもしれません。
いつも、いつの間にか起きてて、洗濯後のタオルになっています。

母はそのままキッチンへと進んでいったので、私は冷蔵庫から牛乳に浸された食パンが入っているボールを取り出して、人数分のフレンチトーストを焼いていきます。

おいしそう

順調に焼けてる感じが出ていますが、このフライパンにはテフロン加工とかそういう概念がゼロだったので、こそぎ取りながらお皿に移しました。

みんなでぐちゃぐちゃフレンチトーストを食べて。

出かける準備をしてる途中、姉が、通りすぎざまに、「なんか10時出発らしいで」と言ってきたので、どこに行くのかなにも分からないまま10時を目指します。

全員の準備が整って、車に乗り込んで一息ついたあと、父がハンドルを持ちながら
「え、どこいくん?」
と言いました。

すごいな。

コントか?

車は走り出したまま、全員「どこ行くん」状態です。
みんな隣の人に聞いて、その人が隣の人に聞いています。
なにをやっているんだ?

がやがや


結局ぼそぼそと、「ももこ(私です)が言ってた、なんか洞窟?」と母が言い、私が行きたいと言っていた鍾乳洞に行くことになりました。

私は一人でイェーイ!となりましたが、他のみんなは特に鍾乳洞に興味がありません。
4分の3興味なし。

鍾乳洞は車で10分ほどのところにあります。


鍾乳洞に行くぞ

受付を済ませて、鍾乳洞の入り口を口頭で案内されました。
周りは私たちしかいません。

不安が募りますが、鍾乳洞に入ります!

鍾乳洞の入り口と父

鍾乳洞の中は涼しく、所々に照明が吊るされいて、岩に囲まれながら進んでいく感じは、ハリーポッターでいうところの地下牢みたいな趣があり、最高です。(ハリーポッター知らない方には、分かりにくい例えですね)

興味のなかった私以外も、鍾乳洞に入ったらそれなりに「おぉー」とか「すごい」とかを呟いていたので、安心しました。


地下牢みたいな鍾乳洞と姉


5分ほど進んで、少し開けたところに出た時に父が立ち止まり、「すみれ(母です)、大丈夫か。」と聞きました。

言うのを忘れていたのですが、母は現在腰の痛みに悩まされており、歩くのもリハビリ中なのです。
鍾乳洞とかめちゃめちゃ駄目では。

近くに鍾乳洞内の地図があったので見てみると、まだここ。となったので、母が「ええ!」と不安そうな顔をしています。

ちなみに地図はこんな感じだったのですが、

微かな記憶の中の地図

姉が地図を見て、「これ、鍾乳洞を真横から見た場合を表してたとしたら、最後地獄。」と言ってました。

母はリハビリ中にロッククライミングしないといけないかもしれません。

「引き返す?」「受付のところで待っておく?」などと声をかける私たちの言葉を、苦い顔で無視して母は進みました。
無視された。

進んでいくと、なんか綺麗な場所に出ました!

なんか綺麗なとこと姉

鍾乳洞といえばこれこれ〜と言ってしまいそうな感じの、見応えのある風景です。
かっこいいですよね。。

またまた進んでいくと、6名ほどの人たちがヨガをしていました。
ヨガ!????

ヨガまたはピラティス。。。どちらかは分かりませんが、広げていたマットを片付けている最中でした。
やっと人に会えたと思ったら、ヨガをしていました。すごい。

その後もなんか綺麗なところをいくつか進み、最終地点まで到着しました!

なんか綺麗なとこと姉2(見切れ父)

母、腰のハンデを抱えながら無事にクリアしました。どことなく誇らしげな顔をしている。
すごいです!



受付まで傘を返しに戻ると、受付の横に、
「自家製島バナナ、サービス用 ご自由にどうぞ、食して下さい」
と書かれた島バナナが吊るされていたので、もぎりとって食べました。

食べながら車に乗ると、先に乗っていた母と姉に、「え。。。あのバナナ。。取ったの。。」と、言われましたが、味が濃くて、バナナにしてはもったりというよりジューシーな感じで、とても美味しかったんですよ!!!
ほんとですよ!!!

鍾乳洞近くにあった、「後ヌテラ ぬちしぬじガマ」の出口。
なにも分からない。


お昼ごはんを食べよう

鍾乳洞を楽しんだ我々は、「お腹空いた」となり、行きで見かけた「おんなの駅」という場所に寄りました。

こんな感じ。というだけの画像

腹ごしらえの前にお土産屋さんに入り、ハブ酒コーナーを見ていると、ハブ酒コーナー専門のおじさん、という雰囲気の方に話しかけられ、流暢にセールストークをしてくれました。

私は話しかけられる前から完全に買う気でいたのですが、せっかくだしと思い興味深く聞いていると、「ハブ酒はお肌に塗ってもいいんですよ」と言われました。

「えっ!?」
「ちょっと失礼しますよ」(私の腕に霧吹きでハブ酒をシュシュシュ…)
「塗り広げてください」
「(塗り塗り)」
「ハブのエキスは肌の張りとか艶を上げてくれる。塗って何分かしたらもう今より10歳若返っちゃう。」
「へぇ〜!!!」
「あら困ったそしたら幼稚園児になっちゃうね。」
「…。」
「……」

セールストークをしてくださったおじさま、途中で急に反応が止まっちゃってごめんなさい。
なんて答えたらいいのか分からず、無言のままになってしまいました。
幼稚園児て、え、じゃあ今高校生ってこと?そんなわけない。なさすぎる。なさすぎることをおじさまも知っている上でのジョーク。な。え、こういう時ってどうするんだっけ???あら?????
とか、軽い冗談に対して重めに考えていると、時間が過ぎていってしまいました。。
こういうの、難しいですよね!


おんなの駅はお土産屋さんの他にも飲食店がたくさんあり、沖縄に来たら食べたい定番のソーキそば、もずく、もずくの天ぷら、ゴーヤチャンプルー、サータアンダギー、ラフテー、などが、全部網羅できる上に、「ホタテのウニソース焼き」や「こだわりがすごいコーヒー屋さん」などもあり、なんか、めちゃくちゃいいところでした。

信じられないくらい美味しい「ホタテのウニソース焼き」
ゴーヤチャンプルーとソーキそば。
ゴーヤ苦手だったのですが、めちゃくちゃ美味しかった



沖縄ワールドに行こう

この時点で、13時ごろでした。もう一つくらいどこかに行きたいところです。

ということで、「沖縄ワールド」に行きました!!!

沖縄ワールドは、あの有名な「ハブとマングース」のショーが見れたり、沖縄の伝統芸能のエイサーが見れたり、琉球王国の城下町を再現した場所があったり、伝統衣装を着れたりする、沖縄が一度に味わえる素敵なところです。

玉泉洞という鍾乳洞にも入れます。

鍾乳洞!!!!!!!!!!!!

沖縄ワールドに行けば鍾乳洞ありました。
調べが甘いとこういうことになります。

着いたのが14時ごろだったので、ちょうどいい時間にやっていたエイサーのショーを見に行きます。
(ちなみにエイサーをアレンジした「スーパーエイサー」らしいです)

開演5分前くらいに会場に行くと、私たちの他に6人くらいしかお客さんはおらず、「あぁ。。こういうのって大体このくらいだよな。。」と思っていたら、開演直前には満員+立見が出る状態になっていて、!??見くびってごめんなさい!!?となりました。

みんな、岩場から出てきたヤドカリみたいに、いつの間にか増えていました。

エイサーは、はじまりの演舞、息抜きコントみたいなやつ、激しい演舞、大太鼓を打ち鳴らしたりするかっこいい演舞、ラストスパート、みたいな感じで大体5つくらいの構成に分かれていました。

なんというか、かっこいい。

打たれる太鼓がどんどん体に響いて、自然と楽しい気分になります。
見所ばっかりで全然飽きませんでした。

伝統と聞いた時にちょっと思う「退屈なのでは。。?」みたいな不安が、ちゃんとなくなるくらい見応えがありました。


次のハブとマングースのショーまで30分ほどあったので、私と姉はその辺をプラプラしてきました。

フルーツジュースを人数分買って戻ると、開演時間をちょっと過ぎており、ちょうどハブとマングースが対決するところでした。

ハブとマングース

ハブとマングース、昔は、(それこそ父と母が新婚旅行で来た頃は)本当に対決させて、勝敗を決めていたそうです。

ただ、現在は、「かわいそう」という声が多く上がった結果

ハブとマングースの水泳対決になっていました。
というか、ハブでもなく、ウミヘビとマングースの水泳対決になっていました。

(かわいい)

先に向こう岸に着いた方が勝ち。(写真右側がゴール)

透明のケースでじっと待機するウミヘビとマングース(かわいい)(写真左側でじっとしてます)

スタートと同時に柵が外されて、へちゃへちゃ泳ぐマングース。退屈そうに泳ぐウミヘビ。


見ている父の頭にとまるハエ

ハエと父


まさかのマングースの勝利でした。(なんで)(かわいい)

このショーもめちゃくちゃ面白かったです。
マングースもウミヘビもかわいいし、司会のお姉さんが会場を盛り上げてくれました。

すごく満足しました!

ショーが終わって、16時になり、沖縄ワールドはあと1時間で閉館してしまいます。

私と姉、父と母で分かれて、それぞれ園内を楽しむことになりました。

というのも、私が「鍾乳洞行きたいんだが」と言い、それに母の腰が応えられないということで、二つに分かれることになったんです。
1日2鍾乳洞。

姉は「なんで鍾乳洞、はしごしなあかんねん」とか言いながら、だいぶ不服そうにしながらも着いてきてくれました。



沖縄ワールドの鍾乳洞「玉泉洞」、、、、めちゃくちゃすごかったです。

一個目の鍾乳洞もすごかったですし、私はどちらも好きなのですが、
玉泉洞は、規模が桁違いでした。

階段で地下まで下って、

下へ下へ


入り口に辿り着くのですが、入った瞬間に、もう、なんというか、ぶわぁぁあああああっと、異世界が広がるというか、飲み込まれるというか、、、

伝わらない写真

立ちすくんでしまうような巨大な空間が広がってるんですよ。
もう最高ですよね。
それが人工ではなく、自然にできたものという奇跡、

巨大な空間を抜けたあとも、「そもそもなんでこの形になった??????」という疑問がずっと浮かんでくるような、自然製の造形物、、、

すご
すご〜

全てが圧倒的で、「ここで眠れたら最高だろうな〜〜」とずっと思っていました。

眠らせてくれ〜。


そのあとは、姉とハブ博物館に行き、ハブ博物館の前にいたマングースを見たり、

ハブ博物館の前にいたゾウガメを見たりしました。

そのゾウガメ、1メートルくらいあるゾウガメで、柵の中を動き周りながら足元の石に足を取られて少しよろけたりしていて、そのサイズ感にしばらく感動していました。

カメの目らしい眠たげな感じがいいんですよね。

絶対あった方がいいのに写真はありません。


帰るぞ

朝から動き回ったので、みんなヘトヘトで家に帰ります。

帰りの車で姉が「お土産にみっこ(うきうきわくわく沖縄旅行1で登場)がいっつも送ってくれる美味しいもずく買いたい」と言ったので、サンエーというスーパーに寄ります。

夜ご飯は、どこかに食べにいく予定だったのですが、スーパーを見て回っていると、沖縄ならではの見たこともない食べ物や、見たことは全然あるけど単純に今食べたいものが売ってあり、「夜ご飯ここで買ってかえる?」となりました。


それで買ったものがこちらです。

買い過ぎた。

小食の家族なのに。


この中で一番美味しかったのは、「アーサの中華風サラダ」です。

今回沖縄に来て、初めてアーサという食材を知ったのですが、コリコリした食感の海藻という感じで、塩っけがあって、めちゃくちゃ美味しかったです。
(ソーキそばとかにも入っている)


お腹いっぱいになり、ぼーっとしながら、姉が見取り図のYoutubeチャンネルを見始めたのを合図に、みんなぞろぞろとお風呂に入り寝る準備をします。

私も、見取り図のチャンネルが霜降り明星のチャンネルになったあたりまではテレビを見ていましたが、そのあとはお風呂に入り寝に行きました。

リビングからは、かまいたちのYoutubeチャンネルの音が聞こえています。。。。。



かまいたちの声をバックに2日目が終わりました!

3日目は朝からシュノーケリングをします!!!(珍しく予定が決まっています。)(予約が必要だったからです)

どうなるのでしょうか。楽しみですね!

3日目に続きます!


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