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つくろう!わくわく かしわらマップ

大阪柏原市で、ワークショップから展示まで総合的にプロデュースさせてもらいました。

【主催】MAP(Mirai Art Platofome)
【協力】
Anyアート 柏原市まちづくりに頑張る自治会・団体に対する補助金事業
【参加者】
ワークショップ:子ども定員20名×2回のワークショップ(合計43人)、大人ボランティア10名ほど
展覧会:展覧会総来場者700名程度
【日程・場所】
ワークショップ:10月16日@柏原市大正ポケット奥芝生
展示:11月3日~8日@ふれあいステーション国分
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【依頼内容・意図】
「かしわらを描く」展に展示するための子どもワークショップ作品の制作。
柏原市のまちづくりを子ども達のアートの力で。
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【開催内容】
●募集チラシデザイン(柏原市の全小学校に配布)
●未来の柏原市を作るワークショップ
●子どもの制作意図を聞き出す新聞記者
●未来の柏原市の街案内こども新聞を編集・発行
●「柏原を描く」展にて展示

つくろう!わくわく かしわらマップ

チラシを小学校に配布できたことにより、2日ほどで即満員となったワークショップ。ワークショップの狙いは、子ども達に柏原の街に何があれば楽しいかを自由に作ってもらうというもの。

まず柏原市に見立てて作ったかしわらマップのボードからパネル(18x20cmの分譲地)を1枚ずつ子どもたちに選んでもらいます。
柏原市なので、山や川、鉄道が描かれていて、どの土地を選ぶかも楽しんでもらえました。
中には、「あつ森みたい!リアルやから面白い‼️なにつくろうかなぁ~。」とノリノリになってくれる子どももいました。

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柏原の分譲地
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分譲地を選ぶ

それぞれの土地に「かしわらにあったら良いなぁ」と思うものを自由に作ってもらいました。布や毛糸、プラカップの廃材ストローやふわふわ素材、、、。たくさんの材料から選んで、自分のアイデアをどうやったら形にできるか、真剣に、でもワクワクした顔で、みんな黙々と作っていきます。
大人が作り方を教えなくても、自分達で作り方を考える。その方が面白いものができるんです。本当に困ったときだけお手伝いします。

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ガムテープの芯の中は野球場
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柏原市にある駅を便利に改造
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みんな黙々と作っていきます。
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午前中の子どもたちの作品
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午後の子どもっちの作品

大人ボランティアによる新聞記者

子ども達の思いがいっぱい詰まったそれぞれの区画。
何も知らない大人が見たら、プラカップに棒がテープで張り付けてあるゴチャっとしたものでしかないのかもしれません。でも、その作品に込められた思いを聞くと、いろんなアイデアと実験が試されていることに驚かされます。

今回は、その子どもの力を大人達にもっと知ってもらいたいと思い、子どものワークショップと並行して、大人スタッフに子どもの制作意図をインタビューしてもらいました。
スタッフに「新聞記者」になってもらい、子ども達にインタビューをしてもらうのです。自分から色々話してくれる子どももいれば、話すことが恥ずかしかったり、制作の方が楽しくて答えてくれなかったり、想像力が果てしなすぎて言葉にするのが難しかったり…。

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大人新聞記者が子どもたちにインタビュー

後日スタッフの感想を聞くと、みなさん子どもたちの材料の使い方やこだわり部分などをを興奮気味に話してくれました。想像力に触れたことで、とても楽しく刺激を受けたという感想をたくさんいただきました。

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インタビューと作品
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インタビューと作品

新聞編集・印刷

皆さんがインタビューしてくれたシートを元に、もっさんみいこが新聞を編集し、立派な観光パンフレットのようなものができました。43人それぞれが自由に作った「街にあってほしい物」ですが、合わせて見ると面白いことに、レジャー施設はあるし、交通は発達していて(JR宇宙線もある)、住宅や発電所まであるんです。一つの街として成り立っているというか、とても魅力ある街ができあがりました。

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柏原こども新聞
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柏原こども新聞裏面

全部で43人なので少しずつしか載せてあげられませんでしたが、子ども達は自分の作品が新聞に載っていることがとても嬉しいようでした。

「かしわらを描く」展への展示

「かしわらを描く」展は、柏原に住む人の作品展で、小学生から大人まだ色んな年齢の方がそれぞれの作品を飾られていました。その中での立体展示となりました。

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興味津々に見てくれます

大人の方の作品も多く、それを見に来られる方もたくさんいらっしゃったので会期中700人ほどのお客さんが来られたそうです。その中でも目立つ展示だったこともあり、皆さん興味津々でご覧くださいました。

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子どもの作品をじっくり見てくれました

製作した新聞をお渡しして、照らし合わせながら子どもたちの作品の説明をすると、わが子でも孫でもない子どもたちの作品にとても感動されていました。子どもの頃を思い出したり、子どもの力のすばらしさに気づかされたというお話もいただきました。

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感想を記入いただきました

特に年配の方々には、感動していただき嬉しいお言葉をたくさんいただきました。感想の一部がこちらです。

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嬉しい感想
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嬉しい感想

このワークショップでは、展示もあるという事だったので、ただ子どもたちが楽しいというだけでなく、どうにかして世代を結んだものにしたかったと最初から思っていました。今の若い人たちの力を知ることができれば、「今の若いもんは」ではなく、未来を次の世代に引き継ぎたくなるような、応援したくなるような繋がりができる。そんな風に、お互い信頼し合える素敵な街が作れると思ったからです。

今回は子どものワークショップからのアピールでしたが、次回は、大人の活動を子ども達へ届ける何かしらの仕組みを作る目標も見えてきました。大人ってかっこいいな!と子どもに思ってもらえるような。世代が繋がっていくことは街にとって大切な事だと思うのです。

チラシデザイン・新聞デザイン

今回、前述の新聞のデザインと、ワークショップ参加者募集のチラシを制作させていただきました。柏原市全小学校(1年~4年生)に配布して、参加できなかった子どもたちにも「チラシ見たよ」と声をかけてもらいました。

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つくろう!わくわく かしわらマップ
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つくろう!わくわくかしわらマップ チラシ裏面

MAP(Mirai Art Platofome)のnoteで紹介されています。

今回のワークショップと展示の成功は、主催のMAP(Mirai Art Platofome)のメンバーの皆さんがたくさん知恵と力を貸してくださったおかげだと思っております。本当にありがとうございました。

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MAPの皆さんと参加者の保護者さん

アーティスト紹介として1番に載せるからねっ!と嬉しいお言葉をいただき、掲載していただきました。

「つくろう!わくわく かしわらまっぷ」詳細を掲載したinstagramはこちら

写真集


資料用の写真です。ちゃんと選んでませんし、色調補正などしていませんが、ご参考まで。

ワークショップ風景


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展示風景


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もっさんみいこ
ストリートライブで「投げ銭」をいただくような感じです。 画材や工作材料・研究、イベント出店費などに充てさせていただきます。間違えても、お菓子なんか買いません(笑)!
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