【日経新聞】ユニクロ、銀座店で試すリアル店舗の可能性


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□記事抜粋
ファーストリテイリング傘下のユニクロが17日に旗艦店「ユニクロ銀座店」(東京・中央)を改装オープンした。東京・銀座は新型コロナウイルス感染拡大で訪日外国人(インバウンド)が消え、国内の人出も戻っていない。逆風が続く銀座の地での再出発から今後の実店舗の可能性が見えてくる。

銀座のユニクロでは商品の陳列スペースを減らし、その分を展示コーナーにしている。例えばサステイナビリティを意識し、回収した使用済みのペットボトルから再生ポリエステル繊維を作り、子供用のフリースができる工程を紹介している。

コロナパンデミックでオンラインショッピングの需要が増え、アパレル業界では実店舗の閉鎖が相次いでいるが、実はリアル店舗での価値は高まっている。

消費者は”買い物だけではない別の役割”を実店舗に期待しているようだ。
実際、米コンサルティング大手、アリックスパートナーズが今年の三月に実施した調査では、「コロナのパンデミック前後でオンラインで買い物を増やす予定がない」とした消費者は91%に及んだそうだ。

実店舗があるからこそ消費者がブランドの世界観を堪能でき、思いがけず新しい商品を発見するといった喜びにもつながるそうだ。

確かに服は実店舗での展示の仕方でまず興味を抱き、次に試着することでサイズ感、生地の感触などを確かめ購入するに至ることが多い気がする。
また、趣味の領域ではあるがガンプラを選ぶ際も展示してあるサンプルや、箱積みされている商品に囲まれている雰囲気を楽しんでいるところはある。

逆に雰囲気を感じないもの、例えばスーパーの食品や日用品(ティッシュ、トイレットペーパー、サプリメントなど)はオンライン定期便で自動で届くようにしておきたい。

まず商品群でオンラインだけでいいもの、オフラインとオンラインの融合が効果的なものを分類し、後者にいかに付加価値を付けれるか?が今後とても大事になってい来る気がする。というか既になっている気がする。

こういうのはマーケティングの分野になるのであろうか?Webマーケティングとオフラインマーケティング?の両方の知識を持っている人材は今後需要が高そう。

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