マガジンのカバー画像

あるライターのほんね

6
運営しているクリエイター

記事一覧

みんカレ「WEBライターコース【初級】」を受けてみて

みんカレ「WEBライターコース【初級】」を受けてみて

ライター経験2年を超えるライターがなぜ今さらライター講座を?と思われるかもしれないが、独学で2年経験したからこそ、誰かにライターを習いたいと思ったのだ。この気持ち、ライター経験数年くらいの方ならわかっていただけるだろうか。

私がライター講座を受講した理由私は月の売上が平均30万円をうわ回る程度のライターである。ものすごく売れているというわけではないが、なんとか生活できるレベルだ。
そんな私が、今

もっとみる
ライター2年目の所感

ライター2年目の所感

あっという間にフリーランスになって2年が経った。
最初はがむしゃらに形にならない文字を書き、なんとか収入を得ていたが、今は簡単な図形程度の文章にはなっていると思う。
それなりの形にはなってきたおかげか、労働力に対する収入も上がってきた。

思えば、発端は2020年の9月。ライターの友人と会ったのが、ライターになるきっかけだった。
友人に勧められたわけではない。
その時私は、ぼうっとタピオカミルクテ

もっとみる
一流のライターは翻訳者であれ

一流のライターは翻訳者であれ

2月1日、私はファイナンシャル・プランナーとして開業した。

遡ること一年前、金融系記事の質を上げるために、FP3級試験を受けたことがきっかけだった。人生なにが起こるかわからない。

2年前はまさか自分がライターになるとは思っていなかったし、1年前はファイナンシャル・プランナーなんて仕事は知らなかった。

私がファイナンシャル・プランナーとして開業したのは、収入が不安定で将来の年金も少ないフリーラ

もっとみる
メランコリックジャーニー

メランコリックジャーニー

――ある日、すべてがゼロになった。

何の話かって? 私の話だ。

今回は私がゼロになった話をしようと思う。

毎回毎回、勝手気ままに自分語りをしているが、こういう話をしてどこかの誰かに届いたらいいなと思って綴っている。

こんな奴もいるんだなとか、自分の方がまだマシじゃないかとか。そう思ってくれたらいい。

さて、話を戻そう。

昨年の夏、私は持病だった病気が悪化して仕事を辞めた。

命にかかわ

もっとみる
真夜中のピッチャー

真夜中のピッチャー

――さて、自分語りでも始めようか。

前回は漫然と小説を書きたかった少女の話をしてしまったが、今は今でライターとして充実した生活を送っている。

相変わらず小説の執筆ではゲシュタルト崩壊を起こしているが、仕事としての執筆活動は問題ない。だからこそ、気が焦らなくて困っている。

「まあ、そのうち書けるだろう」なんて思い始めて、ここで目的もなく文字を綴っているわけだ。

さて、そろそろ自分語りでも始め

もっとみる
ゲシュタルト崩壊

ゲシュタルト崩壊

私はもともと小説書きで、といってもオリジナル小説より二次創作の小説を書くのが趣味だった。
お陰様で薄い本と呼ばれるものを販売したり、ネットの小説サイトで連載をしたりもした。

でも、ライターになって小説を書く機会は減り、今はまったく書かなくなってしまった。
いや、書かないのではなく、書けないのかもしれない。

文字を商売とするからには、毎日何千文字と書き続ける。休日もほとんどない。

そんななかで

もっとみる