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一流のライターは翻訳者であれ
2月1日、私はファイナンシャル・プランナーとして開業した。
遡ること一年前、金融系記事の質を上げるために、FP3級試験を受けたことがきっかけだった。人生なにが起こるかわからない。
2年前はまさか自分がライターになるとは思っていなかったし、1年前はファイナンシャル・プランナーなんて仕事は知らなかった。
私がファイナンシャル・プランナーとして開業したのは、収入が不安定で将来の年金も少ないフリーランスの助けになりたいと考えたから。だからお金の悩みにはできるだけ無料で答えたい。そんなわけで、無料相談を行っている。
すでに6件ほどの相談が入り、有料プランのご依頼も受けた。とてもありがたいことだ。
とはいえ、ライターとしての仕事はこれからも続けていく予定である。
私は文字が好きだ。かつて母に「活字中毒」とさんざん言われたほどの活字中毒である。お座りできるようになった年齢には、すでに一人で絵本を捲り続けるくらいには、小さい頃から文字が好きだった。
自分で文章を書き始めたのは、中学生くらいのときだったと思う。以来、オリジナルの小説を書いたり、二次創作として小説を書いたりしてきた。
だから多分、これからも文章と向き合うことになると思う。自分の文章が世に出ることは、文字書きにとってなにより喜ばしいことだからだ。
実は今、本の執筆もしている。いわゆるブックライティングと呼ばれるもので、実際に出版が決まっている原案を文字に起こしていく仕事だ。
ただし、著者として私の名前は出ない。ゴーストライターというとイメージが悪いかもしれないが、私はこの裏方の役割が意外と気に入っている。
誰かの想いを届けるために、気持ちを文字に起こす。
ライターは「翻訳者である」とよく言われるが、私もそれが醍醐味だと思っている。ブックライティングに限らず、SEOライティングも取材ライティングも、コピーライティングもだ。
これから私は、ライターとしてファイナンシャル・プランナーの資格を活かす予定だ。そして、ファイナンシャル・プランナーとしてライターをはじめとするフリーランスの助けになりたい。
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