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大手企業からもっと大手企業に転職して一か月がたちました

退職エントリを投稿から早くも一か月がたちました。予想以上に多くの方に読んでいただき恐縮です。

今回は転職一か月目の所感を書いておきたいと思います。

1.何もせずとも疲弊する

転職にあたり、英語を使う環境に一抹の不安を抱きながらも、あまり緊張はしていませんでした。

しかし新しい会社での勤務が始まってからの1~2週間は、とにかく行って帰ってくるだけで疲弊。実務はほぼ全くというほどやっていなかったのですが…。

当然ながら全く知らない人たちに囲まれ、どこに地雷*が落ちているのだろうかと気を配り、周りからどう見られているかを過剰に意識し、無意識のうちに精神的疲労が溜まっていったのだと思います。
*誰と誰が仲が悪いとか、お局様とか。

前職を辞めるときに有給消化でエネルギーをためておいて本当によかったと思いました。

2.転職は孤独だ

コロナ禍の転職は特に孤独です。

周りはほぼテレワークかつ、会議は基本的にカメラオフなので、一か月たち、ようやく部内の同僚の顔と名前が70%ぐらい一致してきたかなというレベルです。

私がコミュニケーションにおいて元々受け身なのも要因の一つではありますが、正直人間関係の構築という点は、当初の想定より進捗が悪いなぁと思っています。転職者は良くも悪くも注目されて声をかけられたり、もっと仕事で色々な人とかかわって自然と会話するようになるものかと思っていましたが、全然そんなことはなかったです。

直属の上司とだけは割とコミュニケーションをとらせてもらってるので、キャラクターはだいぶ把握できました。一方、果たして私のキャラが正しく把握されているかは疑問です。一応、自己開示は積極的にしているつもりですが…。

こんな状況なので、気ごころの知れた同期や信頼関係のある上司、仲良くしてくれる先輩や後輩がいた前職が恋しくてふと泣きそうになったりもしました。と同時に、しっかり魂を新しい会社に移すために、今は自分からは前職の同僚には連絡しないぞと心にそっと誓ったのでした。

3.類似業界同業種でも分からないことだらけ

前職からあまり業界・業種が変わらない転職だったので、ある程度仕事のやり方やコツはわかっているつもりでした。ですが、やはり会社が変わると必要とされるドメイン知識はもちろん、お作法とかスタンスとかも色々違ったので、今だに左右をキョロキョロ見ながら仕事をしています。

キャッチアップの速さにはそこそこ自信があったのですが、最初は打ち合わせに全くついていけない状況が続き、若干面喰いました。ここは慣れるまで忍耐ですね。最初からバンバン発言して外からの新しい視点を吹き込んでいくなんてことはきっと夢物語です。まぁそんな気概はさらさら持ってなかったわけですが。

経験職種での転職でもこんなに分からんな~と感じるので、完全に未経験職種での転職はかなりきついだろうなと思いました。このへんは職種や経験によって異なるのでしょうか…。

4.暇


これが直近の最大の悩みなのですが、とにかく仕事がなく暇です。残りの20代、バリバリ仕事をしたいと思って転職してきたのですが、前職より暇な状況がしばらく続きそうです。ゆえに、実は転職はタイムロスで前職に残っていた方がよかったのでは?という思いが時折脳裏をよぎります。

転職した方はどれぐらいのペースで仕事が増えていくものなのでしょうか…。部内の状況的に仕事がそもそも少ないということもあるのですが、こんなに何もせず試用期間を過ごして大丈夫なのか少し心配です。心配しすぎて何度も上司に確認しています(笑)その結果、逆に私が期待と違ったといって辞めないか心配されています(笑)

とりあえず今はこのペースでいいそうなので、今は余った時間を有意義に使う方法を考えたいと思います。

ということで、転職1か月目の振り返りはこんなところです。つらつら書きましたが、今のところは転職してよかったと思っています。でも、大変なこともあるし失うものもあるので、転職は明確な理由がないならばしない方が良いとも思いました。未来の自分への教訓です。


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