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本と映画と私。 いろんなことをすぐ忘れちゃうのでメモしておかないと、うっかりもう1回…

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本と映画と私。 いろんなことをすぐ忘れちゃうのでメモしておかないと、うっかりもう1回見ちゃうタイプ。 そういえば、私、舞台も好きです。

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  • 読書メモ ときどき映画メモ

    面白かった本だけメモしてます。

  • むすめ

    娘の成長記録です。

最近の記事

優しい傷跡

誰にだって心の支えになる 思い出の一つはあるのだろう。 目の前にある苦い現実から目をそらしたい時 そっと思い出してあの頃に思いを馳せる。 心の奥に大切にしまってあるあの頃の記憶。 40年以上生きてきたというのに 大切な思い出はたった一瞬のこと。 でもその一瞬を積み重ねたあの1年は 私にとってかけがえのない時間で そしてその時間をくれたあなたには 感謝しかない。 私とあなた。 あのまま一緒にいることは出来たのだろうか。 答えが出ない問いを何十回も考えてきた。 でも今

    • 【映画メモ】赤い糸 輪廻のひみつ

      監督 ギデンズ・コー 出演 クー・チェンドン、ビビアン・ソン、ワン・ジン 落雷で命を落とし、冥界に連れてこられた主人公は、同じく冥界にやってきたピンキーとともに、台湾の縁結びの神様「月老」として現世に戻り、人々の縁結びをすることになる。ある日、主人公の前に一頭の犬が現れたことから失っていた生前の記憶を取り戻す。それは愛していた女性がいたということ。 どうも好きになれないセンスのタイトル。 でもこの手のタイトル実際見て見ると、期待値が低いからなのか大抵満足度が高いということ

      • 【舞台メモ】海をゆく者

        演出 栗山民也 出演 小日向文世 高橋克実 浅野和之 大谷亮介 平田満 アイルランド、ダブリン北部。海沿いの町にある古びた家に、若くはない兄弟が二人で暮らしている。酒のみの兄は最近目が不自由になり、その世話のために戻ってきたという弟は、酒癖の悪さで多くのものを失い、今は禁酒中。クリスマスイブに兄弟と友人と来客で飲みながらポーカーをして、これからの人生を考えさせられたような、何もなかったような話。 久しぶりの舞台。 ビールも飲んでないし昼だから眠くならないだろうと思っていた

        • 【映画メモ】すばらしき人生

          ------------------------------ すばらしき人生 監督 西川美和 出演 役所広司、仲野太賀、橋爪功、六角精児、北村有起哉 人生の大半を刑務所で過ごしてきた元殺人犯の三上。頭に血が上りやすいがまっすぐで優しい三上が、社会に出て何とかまっとうに生きようと悪戦苦闘していく姿を描いた話。 ------------------------------ 長こと刑務所に入っていた人と近くで関わることになったら、正直なところとてもじゃないけど親しくしようと思え

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        • 読書メモ ときどき映画メモ
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        記事

          【読書メモ】追いつめる親

          追いつめる親 「あなたのため」は呪いの言葉 おおたとしまさ著 中学受験を目指して勉強することにして9ヶ月になるところ。 平均の小4より精神年齢が幼い娘が中学勉強するということは、想像していたより何十倍も大変だということが分かりました。 勉強できるできない以前の話で、受験をしたいと言っているのに何故勉強しないのか。 常にこの矛盾と向き合い、そしてこんなに頻繁に大声で叱るとは思ってもみなかった自分の姿。 子供を持つようになりそして中学受験をすることにし、よく耳にするように

          【読書メモ】追いつめる親

          【映画メモ】ホーンテッドマンション(4DX)

          ある親子が破格の条件で手に入れた、豪華すぎるマイホーム。だがそこは、999人のゴーストが住むという“呪われた館”だった、、、 というディズニーアトラクションのホーンテッドマンションの実写化。 初めて4DXにて鑑賞。いやーすごかった。 座席動くし、風吹くし、水飛んでくるしでこの映画にはピッタリすぎる演出。アトラクション乗ってるみたいに楽しめました。 ストーリーはあんまり考え込むことなく単純に身を任せて楽しむエンターテイメント。 そしてやはりディズニーランドに行ってホーンテ

          【映画メモ】ホーンテッドマンション(4DX)

          【映画メモ】キリング・オブ・ケネス・チェンバレン

          2011年11月19日、早朝のニューヨーク。双極性障害を患うケネス・チェンバレンは、就寝中に医療用通報装置を誤作動させてしまう。安否確認にやって来た3人の警官に、ケネスはドア越しに通報は間違いだと伝えるが信じてもらえない。最初は穏便に対応していた警官たちは、ドアを開けるのを拒むケネスに不信感を募らせ、次第に高圧的な態度をとるようになっていく。 いつだって些細なことから大ごとになってしまう可能性はある。 そう考えるようになったのは経験からなのか年のせいなのか。この映画は何故

          【映画メモ】キリング・オブ・ケネス・チェンバレン

          【読書メモ】逆ソクラテス

          逆ソクラテス 伊坂幸太郎 とても久しぶりに伊坂幸太郎。 「アヒルと鴨のコインロッカー」が大好きだったかれこれ20年ほど前。初期の作品はよく読んでいたものの、ものすごいペースでどんどん新作が出てくるのでお腹いっぱいになって休憩してたら、いつの間にか10年以上経ってました。 伊坂幸太郎の本の何が好きって ・シンプルな文章 ・意表を突く展開 ・やさしい人物 ・小粋な台詞 私的にはいいレストランで出てくる前菜みたいな感じ。ちなみに私はメイン以上に前菜好き。 オサレな器にのっ

          【読書メモ】逆ソクラテス

          【読書メモ】本当に頭がいい人の思考習慣100

          本当に頭がいい人の思考習慣100 齋藤孝 頭がいい人が読む必要のない本を読みました。 私は凡人なので読む必要があるっちゃあります。 とはいえ、昔ほど頭が良くなりたいと思っているわけでもありません。 そんな私がこの本を読もうと思った理由、 それは、娘の思考習慣を変えたいからに他なりません。 中学受験をすることしたものの「言うは易く行うは難し」を体現している娘。ダラダラダラダラする時間が積り積もっているのに、受験するという目標を立派に掲げている、その相反する姿に耐えられない

          【読書メモ】本当に頭がいい人の思考習慣100

          【読書メモ】82年生まれ、キム・ジヨン

          82年生まれ、キム・ジヨン チョ・ナムジュ キム・ジヨンは今年で33歳になる。3年前に結婚し、去年、女の子を出産した。ある日突然、自分の母親や友人が乗り移ったかのように振舞い始めるキム・ジヨン。心配した夫とともにその原因を探るため、彼女の誕生から学生時代、受験、 就職、結婚、育児までを振り返る。1982年に韓国で生まれた女の子に一番多い名前を持つ「キム・ジヨン」氏の半生から浮かび上がってくる、何世代にもわたって女性たちが心に閉じ込めてきた思いとはーー 4か月前に図書館で予

          【読書メモ】82年生まれ、キム・ジヨン

          【読書メモ】人生の法則

          人生の法則 欲求の4タイプで分かるあなたと他人 岡田斗司夫 ----------------------------------------------- 君たちったら何でもかんでも 分類、区別、ジャンル分けしたがる ヒトはなぜか分類したがる習性があるとかないとか ----------------------------------------------- 最近のJ-Pop情報は娘から聞かされる位で興味ないものの、唯一ライブに行ってみたいと思うセカオワの曲「Habit」よ

          【読書メモ】人生の法則

          【映画メモ】RRR

          イギリスの植民地時代のインドを舞台にした2人のヒーローの友情と悪者退治の話。 と、あらすじを一文で表せるほど単純なストーリーなのに3時間という長編。はい?っていう展開や突っ込みどころ満載だけれども、飽きずに見れてそして気分良く終わる。 それが私の中のボリウッド。 長時間耐えられないかな、、と今回も一瞬不安を抱きながら見始めたけど、いやーー大満足。 裏切らない展開と惜しみなくお金を使ったであろうド派手な演出。迷いなく堂々としてるリアクション。「ニュアンス」なんてものがどこ

          【映画メモ】RRR

          【舞台メモ】兎、波を走る

          兎、波を走る 作、演出:野田秀樹 出演:高橋一生、松たか子、多部未華子 野田さんの舞台はいつも小難しい。 だからいつも途中の記憶がなくなる。 でもいつも最後は心掴まれる。 というのが私の中の野田マップサイクル。 でも今回は早々に 「社会派だか何だか分からないけど、 実際小難しくて分からないセリフが多いよね」 というあなた方の言い分は分かってるんだよ というメッセージがあったのには笑ってしまった。そしてやっぱり変わらず途中記憶がない。。 舞台の予想外のテーマが見えた

          【舞台メモ】兎、波を走る

          [映画メモ]Mid Night Swan

          【あらすじ】 故郷を離れ、新宿のショーパブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪沙。 ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。 常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。 理解しあえるはずもない二人が出会った時、かつてなかった感情が芽生え始める。 【監督・脚本】内田英治 【出演】草彅剛、服部樹咲 【感想】 ちょっと気になって頭の片隅にあったミッドナイトスワン。 ミニシアター系はひとりで見る派。途中うつらうつ

          [映画メモ]Mid Night Swan

          【読書メモ】元カレの遺言状

          読書メモ 元カレの遺言状 新川帆立 亡くなった元彼は誰かに殺された!? 犯人だけがその財産を譲り受けられるという奇妙な遺言を受け、 女性弁護士が依頼人と共謀して分け前を狙う破格の遺産相続ミステリー! という話。あらすじをコピペしてしまうその心は私にはいまひとつだったという表れ。 メディアでオススメされてるし 「このミス賞」もとってるし 発想もキャラクターも面白そう と読んでみましたが何だかピンとこず。 21時からのTVドラマみたいな感じだけど 本で読むならおそらく

          【読書メモ】元カレの遺言状

          【読書メモ】リセット

          読書メモ リセット 垣谷美雨 日々の暮らしに不満を募らせていた3人の中年女性が高校時代に戻りリプレイできることに。そしてそれぞれ今までとは違う人生を歩んでいき、、というお話。 色々なことを見て経験して自分の能力も性格もだいぶ分かってきた時、果たしてこの道で良かったのか、とふと思うことは誰しも1度は考えるのではなかろうか。 いつの間にか確実に若いとは言えなくなってしまったこの年齢になり、共感部分はたくさんありました。 でもやっぱり違う道を選んでも自分自身が選ぶんだから

          【読書メモ】リセット