見出し画像

[映画メモ]Mid Night Swan

【あらすじ】
故郷を離れ、新宿のショーパブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪沙。 ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。 常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。 理解しあえるはずもない二人が出会った時、かつてなかった感情が芽生え始める。
【監督・脚本】内田英治
【出演】草彅剛、服部樹咲

【感想】
ちょっと気になって頭の片隅にあったミッドナイトスワン。

ミニシアター系はひとりで見る派。途中うつらうつらしながら観つつ、心の片隅に何かが残ることを感じるのがいいミニシアター系という印象なものの、今回の映画は違いました。

冒頭から引き込まれる映像とショッキングな内容で最初から最後までしっかりと鑑賞。

トランスジェンダーの抱える闇はリアルに、虐待を受けた少女の未来は希望あるものに描かれていて、その二つが交差した儚く眩しい時間。

眩しければ眩しいだけ闇は深く、希望は大きく見え、その対比にただただ茫然としたラストでした。

何はともあれ、今までで一番「つよぽん!!いい!!」と思った映画でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?