スポーツを頑張る子供を応援したい!
先日、クライアントからこのようなご相談をいただきました。
小3の息子が野球をやり始めて、すごく頑張っています。
どのように接してあげたら、息子の役に立てますか?
お子さんが頑張っている姿を見ると、親としてすごく嬉しいですね。
その方も学生時代は野球部で活躍していたそうです。
自分がやっていたスポーツを子供も始めると思わずアドバイスをしたくなりますね。
ただ、お子さんが所属しているチームには監督とコーチがいます。
監督やコーチの指導内容と、お父さんの指導内容が同じならいいのですが、違うものになるとお子さんが混乱してしまいますね。
なので、お父さんはあまりアドバイスをしないのをお勧めします。
じゃあ、どうしたらいいか。親として子供の上達を願うのは当然です。
私がお勧めすることはこちらです。
『お子さんの頭に良いイメージを残す関わり』
練習や試合の後に、お子さんにこんなことを聞いてあげてください。
今日の良かったことはなに?
練習や試合で経験した良かったことを聞いてあげてください。
「ボールを遠くへ投げれるようになった」
「ヒットを打てた」
色々と話をしてくれますね。それに対しておもいっきり褒めてください。
お子さんの頭に良いイメージを残すようにしてください。
もしかしたら、こんな答えをお子さんが言うかもしれません。
今日はエラーと三振ばかりだった。何も良いことはなかった。
この場合はこう聞きます。
そういう時もあるよ。じゃあ。もし、もう一度やり直せるならどうする?
「落ち着いてスローイングする」
「球が早いピッチャーの時は、バットを短く持つ」
お子さんなりに改善策を考えます。これが大事です。
野球に限らず、何事にも失敗はつきものです。
失敗との付き合い方を教えてあげてください。
特に野球は優秀な選手でも3回に1回しかヒットを打てないので、失敗との付き合い方が大事です。
大事なことはお子さんの頭にいいイメージを残すことです。
脳はイメージしたことを実現しようと働きます。
それが良いイメージか悪いイメージであるかは関係ありません。
前の打席で三振した選手が、次の打席に向かう時におくるアドバイス。
ダメなコーチはこう言います。
さっきみたいに三振するなよ!
これだと、選手は三振したイメージを持って打席に立つので、また三振する確率が高くなります。
優秀なコーチはこう言います。
得意な外角のボールを気持ち良く打ってこいよ!
これならば、ボールを気持ちよく打ち返すイメージを持って打席に立つので、ヒットを打つ確率が高くなります。
このように選手にかける一言が違うだけで、結果が変わるのです。
これはスポーツだけでなく、ビジネスなどでも同じことです。
『お子さんの頭に良いイメージを残す関わり』
このことを私はお勧めしますが、お子さんにとっては、自分の親が応援してくれているということが何よりのエネルギーです。
ヒットを打っても、三振しても、いつでも笑顔でお子さんを見守ってあげてください。
それが一番、お子さんが喜びます。
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