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夫が嫌い 8~愛着障害、インナーチャイルド、自己受容~

愛着障害、インナーチャイルド、自己受容

今回から、あまり夫との関係というより、自分自身の心理状態について書いていきます。私の心理状態が、夫への嫌悪感を更に悪化させているのではないか?と思ったからです。
あとは、恋しているからこそ、自分の内面に向き合う気持ちになれました。

職場で些細な事を言われ、そこまで落ち込むか?というくらい落ち込みました。
私は昔から打たれ弱く、少しきつく言われるとすぐ涙目になってしまうのです。
今回は、涙こそ出ませんでしたが、結構落ち込み、どうしてここまで落ち込んでしまうのか家に帰ってからスマホでずっと検索していました。

些細な事で落ち込む、とか打たれ弱いなどで検索していると愛着障害というキーワードが出てきました。

愛着障害の診断をしてみると、不安型に当てはまり、まさに私の特徴そのものでした。
私がした診断テストはこちらです。

診断テストを元にどういう特徴があるかなどは、こちらのサイトを参考にしました。

さらに気になったので、こちらの本も読んでみました。

こちらを読んでわかったのは、自分の心にいるインナーチャイルドが傷ついているということ。
インナーチャイルドとは、子供の頃の自分です。

私は子供の頃、食が細く、目の前に食事があると吐き気さえしていました。
今は全く真逆ですけど…。
家族で食事に行くと、いつも何も食べられず、母にしょっちゅう怒られ
「せっかく外食に連れてきているのに何にも楽しみのない子だね!」
と言われて、次に外食に連れて行ってもらったときに、母に喜んでもらいたくて、
「あれも食べる、これも食べる」と注文をお願いしました。母は、
「そんなに食べられるの?」と言いながらも嬉しそうでした。
でも、案の定、やっぱり食べられないのです。
母からは
「食べられないくせにたくさん注文して!本当にあんたって子は!」
と怒られました。
母にとって、私はとても扱いにくい子供だっただろうなと思います。
よく大泣きしながらも反抗して、言うことを聞かなかったし、母も怒りが極限まで達して、一度、着物の着付けの腰紐で、体を縛られたりしたこともありました。
そして、歳の離れた弟が産まれ、家族のちやほやが一瞬で、弟へ奪われ、
「私はこの家には要らない子だ。見捨てられる」
と当時は不安に思っていました。

私の生い立ちはそこまで特殊ではなく、この程度なら経験されている人も多いのではないかと思います。
親も人間で完璧ではないし、誰しも何かしらインナーチャイルドは傷ついているのではないかと思います。
大事なのは、それに気付いて、自分自身がインナーチャイルドの親になって、悲しんでいるインナーチャイルドに寄り添ってあげることだと思います。

私の場合は、
子供の時にお母さんにあんなふうに言われて辛かったね。
お母さんを喜ばせたかったのに、それが出来なくて残念だったね。
でも、偉いね、お母さんの事喜ばせたいって思うなんて優しいね。
と、当時の母に言ってほしかった言葉を今の私が子供の自分に語りかけました。
そして、自分の体をさすったり、抱き締めながら言ってあげました。
このワークは、自己受容という、ありのままの自分を受け入れるという事にも繋がり、自己肯定感を上げる手助けにもなりました。

こうして自分の内面と向き合う事は、少しずつ自分が、良い方向に変わっていっているなという実感になりました。

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