不動産会社に就職するまで①

初投稿の自己紹介に続き、何故私が不動産会社に就職することになったのかをまとめてみました。




皆さん、将来の夢や目標はありますか?



私は人生を振り返ってみると小学生の頃から消防士になりたいと思っていました。



中学、高校、大学と部活をやっていたため体力には自信がありました。大学の就職活動の時期は民間の会社は受けず、消防士になるために公務員試験1本に絞り活動してました。今思うと、色々な会社の面接を受けておけば良かったと思います。大企業からベンチャー企業、会社説明会に足を運ぶだけでも色々な出会いや体験が出来たかもしれません。自分の視野を少しでも広げ学ぶことが出来たはずです。しかし、当時の私は脳筋でめんどくさがり屋、人生なんとかなるでしょみたいな変な自信だけがある単細胞野郎でした。今もそんなに変わってはないんですけどね。



消防試験は東京消防庁と地元長崎を受けました。1次試験は筆記試験です。消防士はやはり人気で倍率がかなり高かったのを覚えています。1次試験は東京と長崎、なんとか通過することが出来ました。



2次試験は体力テストと面接です。体力テストは部活をやっていたため自信がありました。腕立て伏せやランニング、握力といった高校生の時にやるスポーツテストと同じようなかんじです。どの項目も平均以上だったと思います。




次に最終面接です。正直、私は初対面の人と話すことがあまり好きではなく、人見知りをしてしまうタイプです。特に年齢が大きく離れた歳上の人と話すことがあまり得意ではありませんでした。ですが、最終面接まできてそんなことは言ってられません。気合で乗り超えてやるという気持ちで面接会場に足を運んだのを覚えています。



苦手意識があった面接対策は人一倍やりました。過去の実際の質問を調べ、消防士の試験対策の本を買い、どんな質問がきてもスラスラと返答出来るように準備してました。今思うとこれがあまり良くなかったのではと思います。面接の中でこのような質問がありました。



「何故あなたは消防士になりたいのか?」



私は答えました。小学生の時の職場体験学習で消防署を訪問し、消防士がカッコいいと思ったことから話し始め、部活で学んだ経験、培った体力を活かせることが出来る、人の命を守るために消防士になりたいと。


面接官は言いました。


「この消防試験で私は何万人も面接してきたんだけど、みんな同じようなことを言うんだよ」


「他にないの?なりたい理由?」


この質問に詰まってしまい頭が真っ白になったのを今でも覚えています。何と答えるのが正解だったのか今でもよく分かりません。詰まらず、自分がなりたい理由はこれだと押し通せば良かったのでしょうか?



結果は東京、長崎どちらも不合格でした。



けっこう落ち込んだことを覚えています。一次の筆記試験を通過した時点で頭の中は消防士になった自分でいっぱいでした。悲しみと同時に焦りも出てきました。大学4年生の12月頃。卒業まであと3ヶ月。卒業して1年間、アルバイトをしながら来年も消防試験を受けることも考えました。しかし筆記試験で落ちたならまだしも、面接で落ちていたので自分には何かが足りないんだと思いました。アルバイトを続け、また来年試験を受けても受かる保証はどこにもない。


自分に足りないものな何なのか考えました。足りないものはコミュニケーション能力だと思いました。初対面の人と話すことには抵抗がありました。自分の考えや思いを分かりやすく緊張せず、人に伝える能力がないんだと。


 

不動産会社に就職するまで②に続きます。



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