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エッセイ

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2024年5月の記事一覧

音楽を聴くのが楽し過ぎる

音楽を聴くのが楽し過ぎる

一瞬、仕事で追い込まれて、ダウンした。
かなり参っていた。
いまは復帰して(休んだのは2日だけど、その前から危ないな、って予兆は出ていた)、少しずつ、少しずつと自分に言い聞かせているところ。

復帰した夜、たまたま別の地方に行った友達が弾丸で帰ってきていて、会う。彼女はすでにベロベロで、誕生日のお祝いを伝えて、割とすぐに帰る。正直、詰められる!笑と思ったし(割と僕に対して手厳しいから)、その場を離

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美しいものに触れた、そんな気がした。

美しいものに触れた、そんな気がした。

ジェーン・バーキンは実はよく知らない。ジュテーム、モアノンプリュは10代の頃には観ていたし、セルジュ・ゲンズブールもCDを持っていたりはしたし、けれどセルジュ・ゲンズブールを好きだと公言するようなひとには少し距離を感じていた(世代的に少し年上のひとのトリックスターだった)。

むしろセルジュを知らずに(ふたりの娘である)シャルロット・ゲンズブールは好きだったし、いまは昔より、もっと好きだ。「小さな

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ミナ

ミナ

長年、観たいと思いながら叶わなかった、「ミナ」が突然、U-NEXTに入っている!。たまたま気付き、すぐに観る!。確かDVDはないはず…VHSでは持っている。
15歳、初めて映画館で観たのは「レオン」だった。
「ミナ」も同じ映画館で観たはず…島根から広島へ、片道3時間。電車の車窓から川を眺めていた時間をよく覚えている。
高校を辞めた後、たまにそうやって映画を観に広島に行っていた(単館系、ミニシアター

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小説を書こうと思った!

小説を書こうと思った!

この季節にはもう外がこの時間には明るくなってきて、小さく開けた窓から、風の音が聞こえてくる。風の音、ときおり走り行く車のエンジン音、まだひとの声はしない、暗い部屋の小さなスピーカーから流れる94年にリリースされたニール・ヤングが歌う。

七連勤、うち三夜勤は確実に自分の体を侵食してくる。メンタルは豆腐だね、と笑われるけれど、体はタフだって自信があった…ちょっとだけ疲れ気味だけれど、水瓶座は5月から

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美術館へ久しぶりに行く。

美術館へ久しぶりに行く。

前から気になっていた美術展に行く。
前から日付を決めてしまうより、朝起きて思い立って、今日行ってきた。
まずは「翻訳できない わたしの言葉」を東京都現代美術館で。

南雲麻衣、ユニ・ホン・シャープ、金仁徳の
(敬称略)のパフォーマンス、映像が興味深い。
この展示会、容易に「コミュニケーション/
ディスコミュニケーション」について考えさせられる、などと書いてしまうと大切なものを見失ってしまう気がする

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