見出し画像

私に足りなかったものが何か分かった!


「〇〇(駅名)、〇〇です。」

やばい!降りなきゃ!!

リュックの上にある、広げたノートを閉じて慌てて電車から降りる。PASMOを手に取り、改札を出てすぐ走った。

さっきまで書いて止まらなかった右手には308円のお気に入りのシャーペンを、左手にはノートを持って星空の下を走る。

最寄りまで徒歩7分の道のりのうち、4分くらいの距離は走った。久しぶりの全速力に息が上がる。


書かなきゃ…
分かった。多分わかった。大丈夫な気がする。



モヤモヤと何かを抱えていた朝。




モヤモヤの原因と、なにを求めていたのか、
全部わかった。気がする。
タイムリーすぎて私のためにあるんじゃないかと思うnote2つの記事と、彼に救われた。


就活は恋愛に似てる。
自分のことだけ主張しても相手に想いは届かない。
相手のことを知って、相手のいいところを見つけて、惹かれて、よくないところも知って、でもそんなところに私の存在が頼りになるんじゃない?なんてアピールしてみる。
こんな似た部分もあるから合うんじゃない?ってアピールしたら、相手も「おっ、なんかこの子いいかも、気になるかも」となる。

monaさんの記事より

これを読んで「お?」と思った。私にはこれが足りてないんじゃない?



あとは、志望動機の伝え方というか、自分本位になり過ぎず、どうやって「入りたい!」を伝えればいいのか分からないことに気づいた。

「自分はいまこんな仕事がしたい、将来こうなりたい。そのなかで、貴社に出合って特にここの部分が、自分の想いが叶えられる」ということ。

Rihoさんの記事より


それでも、モヤモヤっとした何かは何となく晴れきらなくて。後ちょっとな気がする状態で彼に助けを求めた。

模擬面接をはじめた。ラフにかしこまらず。
こんなふうに話してますよ〜〜〜みたいなテンションで。そこで言われた。

自分がやってきたこと
その時に感じたことやモチベーション
結果どうなったのか

その時の考え方って企業さんと同じですよね?
感じたことがやりがいだから、企業さんのもつ社風に惹かれました。
今度は社会でやってみたい。力を試してみたい。

こうやって伝えたらいいんじゃない?

彼より


この3つ全部、言っていることは同じだと思うの。

私はこんな人間ですよ。経験してきたよ。
企業さんと同じ価値観ですよね。
そこでやってみたい!

みたいな。みんな言語化上手くていいなぁと思う。私の限界がこれです。


やっとわかった。
私は内定もらっても手応えなくて、どこか中途半端で、それが不安だったんだ。
そして、独りよがりすぎたんだ。自分本位過ぎたのだ。相手を見なきゃ。そして、アピールしなきゃ。それを分かっていなかった。


ということが、わかった気がするんだ。

この記事が参加している募集

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?