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「全国最中図鑑」 3 鬼もなか(鳥取県米子市)

鳥取県の三大河川・日野川が流れる溝口町には、日本最古の鬼伝説が残っている。
太古の昔、鬼住山(きずみやま)には鬼が住んでいて、時々村に降りては人々を苦しめていた。ある日、第七代孝霊天皇がここを訪れてその話を聞き、見事鬼を退治した。
鬼もなかはこの伝説を基にしたもの。北海小豆の風味とローストしたくるみが調和した餡と、奥日野のもち米を原料にした最中種が、まさに「鬼に金棒!」と人気のご当地最中だ。

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(株)いけがみ
鳥取県米子市錦町2-205


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日本を代表する和菓子の一つである「最中」。香ばしいパリパリの皮とともに餡を頬張れば、口の中にふわっと広がる品のよい甘さ。なんとも幸せな気分になるお菓子です。編集スタッフが取材の途中で出会った最中のなかで、ユニークで忘れることのできないご当地最中を紹介していきます。

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