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旅ブックスMAGAZINE|2022年4月記事まとめ

2022年4月に公開した記事を紹介します。



4月4日(月)
「全国最中図鑑」25 都電もなか(東京都)

明治44年から都民の足として都内を縦横に走っていた都電が、自動車交通量の増大により全面撤廃と決まったのは昭和40年代のこと。47年には全ての都電が廃止となった。だが、三ノ輪橋〜早稲田を結んでいた荒川線だけは、10万人を超える利用者がいたこと、軌道の9割が道路と分断された専用軌道で道路渋滞の影響が少なかったことなどから、存続が決定した。



4月7日(木)
【1】 19歳 はじめての一歩 「リヤカーマンの日本再会 ―30年ぶりの日本徒歩縦断—」|永瀬忠志

19歳のとき、徒歩で日本縦断の旅に出た。
その旅で出会った人たちはその後どうしているのだろうか。
もう一度会いたい!
30年ぶりに再会を果たすため、再びリヤカーを手にした“リヤカーマン“こと永瀬忠志さんの「歩く旅」。
全47話からなる手記の中から20話を抜粋してお届けします



4月11日(月)
第4橋 南の島の不思議な橋 シールガチ橋 前編 (沖縄県島尻郡久米島町)|吉田友和「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」

本連載もこれでもう4橋目になるわけだが、前回までは割とメジャーな橋ばかりだった気がしている。いや、気がする、だけではなく事実そうだろう。鶴の舞橋、祖谷のかずら橋、錦帯橋……いずれも橋そのものが観光地化しているようなところである。ひょっとしたら、濃い橋旅ファンからすればいささか物足りなさがあったのではないか、などと密かに反省もしていたのだ。



4月13日(水)
【新刊試し読み】 『ふるさと再発見の旅 関東』|清永安雄 撮影

残しておきたい風景や語り継ぐべき物語を丹念に取材してオールカラーでお届けする写真紀行シリーズ第五弾『ふるさと再発見の旅 関東』が4月13日(水)に発売されたことを記念して、本文の一部を公開します。



4月14日(木)
【新刊試し読み】『ぶらり大阪 味な店めぐり』〈わたしの旅ブックス39〉|井上 理津子

関西出身のノンフィクションライター井上理津子さんの最新刊『ぶらり大阪 味な店めぐり』が4月13日(水)に発売されたことを記念して、はじめにを公開します。



4月18日(月)
「全国最中図鑑」26 卍最中(青森県弘前市)

弘前の目抜き通り・土手町通りに店を構える開運堂は、明治12年創業の和菓子の老舗である。その開運堂の代表的銘菓が「卍まんじ最中」。卍は一般的には寺の地図記号として知られているが、実は弘前城主だった津軽家の旗印でもある。



4月21日(木)
第七話 小布施(後編)|ドリアン助川「寂しさから290円儲ける方法」

土塀に沿った道で遊ぶスズメたち。瓦屋根を伝う午後の光。石畳の傍に咲く黄色い福寿草。小布施の町には、ふと足を止めたくなる風景があります。なにげない小径を歩くだけで、遠い日の陽だまりのなかにいるような気分になってくるのです。栗を食べに来たのではないと知って、爆ぜたイガのような顔をしていたコンキチさんも、散策の途上で表情が和らいできました。



4月21日(木)
【2】 49歳…再会の旅へ 「リヤカーマンの日本再会 ― 30年ぶりの日本徒歩縦断 ―」|永瀬忠志

この19歳での日本徒歩縦断は、70日をかけて九州の南端・佐多岬に到着し幕を下ろした。
 この旅がきっかけとなり、「次は世界を歩いてみたい」と思うようになった。そのために、大学3年、4年生になってからはアルバイトに時間を費して、約70万円の資金を貯めた。

中央アフリカのやぶでシバを燃やして飯を炊く(1983年)



4月25日(月)
第4橋 南の島の不思議な橋 シールガチ橋 後編 (沖縄県島尻郡久米島町)|吉田友和「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」

ようやく、それっぽいスペースを見つけて車を停めた。海の沖合い結構遠く彼方に不思議な構造物が望めた。おー、きっとあれだ。でも、知らないと、あれが橋であるなんて想像もできないだろう。台形のようなかたちをしている。両端が階段になっているのだ。



4月28日(木)
【日本全国写真紀行】23 東京都西多摩郡檜原村

東京に檜原村という村がある。島嶼部とうしょぶをのぞけば東京唯一の村で、都の最西端に位置し、約2000人の人々が暮らしている。多摩川の支流である秋川の上流にあるため、村のほとんどが山林で占められており、江戸時代にはその資源を生かして、江戸の木材供給地として繁栄した歴史をもつ。
※『ふるさと再発見の旅 関東』産業編集センター/刊より一部抜粋


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