ポイントは5つだけ!SNSで読まれる文章の書き方(基礎編)
noteでは色々な文章に出会います。
心に染み入るような上質な文章、簡潔で分かり易い文章、noteで発信されている皆さんは本当に文章が洗練されていると思います。
でも、良い情報を書いているのに、書き方のポイントが少しずれていることで伝わりにくい文章があるのも事実です。
基本的に文章を読む方は読むことで何かメリットを得たいと思っています。そして、そのメリットを得るための労力は小さい方が良いです。
つまり、楽に読める文章は読んでもらいやすいということです。
そこで、今回はSNSで文章を書く上で抑えておきたい楽に読める文章を書く5つのポイントを紹介したいと思います!
1.一文の長さを短く
まず、文章が長いと読むのが楽ではありません。
例えば以下の"おにぎり"に関する長い文章。パッと見て内容が分かり易いとは言えません。
おにぎりは、残り飯を保存したり、ごはん丸めることで容易に持ち運べる携行食として発展してきたが、現代ではコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されており、携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、日本の食文化に定着してたのに加えて、日本のコンビニエンスストアや外食・中食店の海外進出、日本滞在経験を持つ外国人の増加に伴い、世界各国でおにぎりが販売されるようになっている。
こちらの文章は、
・もともとのおにぎりの用途
・現在の日本文化への定着度合
・おにぎりの海外進出
を伝えたい文章の様に見えます。
そこで、これらの要素を分解します。
おにぎりは、残り飯を保存したり、容易に持ち運べる携行食として発展してきた。現代ではコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されているが、携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、日本の食文化に定着している。日本のコンビニエンスストアや外食・中食店の海外進出、日本滞在経験を持つ外国人の増加に伴い、世界各国でおにぎりが販売されるようになっている。
まだまだ、見やすいとは言えませんが、伝えたい要素ごとに分けることが出来ました。
続いて、もう少し見やすくしてみます。
2.文章に"すきま"を作る
上記の長い文章の様に、永遠と続く改行、スペースが無い文章は読みにくい印象を与えてしまいます。
そこで、それぞれの要素を明確にするために適切な"すきま"を作ります。
おにぎりは、常温で保存したり、容易に持ち運べる携行食として発展してきた。
現代ではコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されているが、携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、日本の食文化に定着している。
日本のコンビニエンスストアや外食・中食店の海外進出、日本滞在経験を持つ外国人の増加に伴い、世界各国でおにぎりが販売されるようになっている。
これで、"おにぎりが発展してきた歴史"と"現在の日本文化への定着度合"、"おにぎりの海外進出"の3つの要素でが分かれて見やすくなったと思います。
ただし、大きな"すきま"を作ると逆に読みづらくなるので、気を付けましょう。
おにぎりは、
常温で保存したり、
容易に持ち運べる携行食として発展してきた。
現代ではコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されているが、
携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、
日本の食文化に定着している。
日本のコンビニエンスストアや外食・中食店の海外進出、
日本滞在経験を持つ外国人の増加に伴い、
世界各国でおにぎりが販売されるようになっている。
これでは非常に読みにくいです。
段落ごとの要素を意識して、適切に改行しましょう。
3.伝えたい事を明確にする
更に、noteであれば、最も強調したい部分を太文字で表現するとより伝わりやすくなります。
例えば、以下の2つを見比べると、パッと見たときに作者がより強調したい部分がどこなのか一目でわかると思います。
例1
おにぎりは、常温で保存したり、容易に持ち運べる携行食として発展してきました。
現代では、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されているが、携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、日本の食文化に定着しています。
日本のコンビニエンスストアや外食・中食店の海外進出、日本滞在経験を持つ外国人の増加に伴い、世界各国でおにぎりが販売されるようになっています。
例2
おにぎりは、常温で保存したり、容易に持ち運べる携行食として発展してきました。
現代では、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されているが、携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、日本の食文化に定着しています。
日本のコンビニエンスストアや外食・中食店の海外進出、日本滞在経験を持つ外国人の増加に伴い、世界各国でおにぎりが販売されるようになっています。
例1の場合であれば、世界のおにぎりマーケットの話を強調しているので、これに続く文章には世界各国のおにぎりの消費量の話などが出てくるかもしれません。
例2の場合であれば、日本の食文化の話を強調しているので、これに続く文章には様々な日本の食文化の話が出てくるかもしれません。
太字を使うことで、文章全体を通して言いたい事を強調して、更に伝えやすくすることが出来ます。
この太字も多すぎては意味がありません。
おにぎりは、常温で保存したり、容易に持ち運べる携行食として発展してきました。
現代では、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されているが、携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、日本の食文化に定着しています。
日本のコンビニエンスストアや外食・中食店の海外進出、日本滞在経験を持つ外国人の増加に伴い、世界各国でおにぎりが販売されるようになっています。
これでは、コンビニエンスストアが2回も太字になっており、何の話をしているのか読者は混乱してしまいます。
文章全体で、強調したい部分を選別しましょう。
4.画像でイメージを膨らませる
文章以上に一目でわかるのが画像です。
強調したい文章の前後に画像を使用することによりこの文章が何を伝えたいのかより明確になります。
おにぎりは、常温で保存したり、容易に持ち運べる携行食として発展してきました。
現代では、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されているが、携行する必要がない居酒屋や定食屋でも提供されるほど、日本の食文化に定着しています。
日本のコンビニエンスストアや外食・中食店の海外進出、日本滞在経験を持つ外国人の増加に伴い、世界各国でおにぎりが販売されるようになっています。
文書の前に写真を載せる方が、読者は文書の内容をイメージしやすいと思います。
適切な写真が無い場合はいらすとやのフリー素材でも構いません。
読者がイメージできる画像を張り付けておくとより伝わると思います。
5.音声読み上げ"Read Aloud" で誤字脱字チェック
最後の仕上げに、文章校正に欠かせないのが"音読"です。
一度声に出してみると、この文章が伝わりやすさがより明確になると思います。
私は文書校正における誤字脱字チェックが苦手なので、こちらの"Read aloud"を使用させて頂いています。
Google chromeで文章を音声読み上げしてくれる拡張機能で、様々な言語に対応しており、スピード、声の高さまで変えられる優れものです。
ぜひ文書校正のみならず、英語学習にも使える非常に便利な拡張機能ですので、ご活用下さい!
6.まとめ → 次のステップは文章に価値をつける
読者が読む文章は"楽に読める文章"
ポイントは5つ
1.一文の長さを短く
2.文章に"すきま"を作る
3.伝えたい事を明確にする
4.画像でイメージを膨らませる
5.音声読み上げ"Read Aloud" で誤字脱字チェック
いかがでしたでしょうか?
今回は基礎編という事で、文書の基本的な書き方について記載しました。しかし、もう一つ読者に読んでもらう大事なことは読む価値がありそうな文章
を書くという事です。
つまり、ただ伝えるのではなく、より明確に文章の価値を伝える事が重要。
これに関してはまた後日解説したいと思います!
価値を伝えるための会話に関してはこちらを参照頂ければ幸いです!
マガジンには更に色々な誰でも出来る人生のヒント
を投稿してますので宜しければご覧ください!
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