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アドラー心理学を学ぶ STEP02-02

どうも三代目です。

今回はアドラー心理学を人生にインストールしてもらうための記事を書いていきたいと思います。

新入社員の皆さんは、環境が大きく変わるため精神的な負担が大きくなっている時期だと思います。

そこで、心理学を学んで自分をコントロールする術を知ってもらいたいと思います。

ではいきましょう。

アドラー心理学の中でも特に知っておいてもらいたい項目のみを5個選んで記事にしていきます。

原因論ではなく目的論で生きていこう

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通常では原因論が主流ではないでしょうか。

特に何かうまくいかなかったり、マイナスの出来事が起きたときに 原因論 を持ってくる。

それはなぜなのか?単純です。自分の責任 ではなくなるからです。

原因論を持ち出している時は、 短期的 には気分が良いです。

でも何かが変わっているのかというと 何も変化することはない 。

ここがまずい部分です、原因論で考えた時に、何か変化する要素を持っているのであればいいです。

でも、あの体験があるから。トラウマがあるから。とか言ってみたところで何かが変わるわけではありません。

アドラーはこう言っています

人は何らかの目的があって現在の状況を創り出している

これは文字だけ見るとわかりません。

例で言うと、離婚をしている親だから、自分も離婚した

と言う例があったとしましょう。

原因は:離婚をしている親がいる 結果は:自分が離婚をした

この因果関係は一見正しそうですが、この原因があると必ず結果が起きるわけではありません。

目的論でいくとどうなるのか。

目的:自分の離婚を正当化する  行動:だから両親に原因があると言っている

となる。目的をベースにして同じことを分析してすると、 自分が主語 になります。

そうすれば、行動するのは自分の勝手であって他人は関係がないことになります。

これが本質だと考えています。

結局、一番コントロールできるものは自分の行動 です。

他人の行動や経済の環境にいくら文句を言ってもあまり意味がありません。

自分の人生を生きていくためにも 目的論 でいきましょう。

他人の課題にむやみに入り込むな!

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これは非常に大切な考え方です。

アドラーはこう言っています

あらゆる対人関係のトラブルは、他社の課題に土足で踏み込むことによって起きる

これは、アドラー心理学を学んだ時の大きな収穫でした。

そうか!自分は他人の課題に入り込んでわざわざストレスを抱えていたのか!

これは、子供のいる方も同様です。

みんな他人の課題に入り込みすぎている。

そんなことよりも 自分の人生のこと を考えましょう。

余程あなたが有能でない限り、何かをするには人生は意外と短いです。

しかも、一時間後も保証されていない。次の瞬間に死ぬかもしれません。

そんな中で生きているのに、他人のことまで心配しなくてもいいです。

あなたは、そんなに暇なのですか?と言うこと。

でも、ひとつ気になる点がありませんか?

私は勉強していておもったことは

他人の課題の見極めは、どうすればいいの?

ということでした。

アドラー心理学ではこう定義しています。

その選択によってもたらされる結果を最終的に引き受けるのは誰か?

たとえば、あなたの子供が勉強をサボっていました。

でも、進学先の狭まりや、なれる職種の狭まりに関しては、親のあなたの課題ではありません。

この 結末を受け入れる のは 本人 です。

ただ、会社の上司という立場となると少し変わってきます。

部下の仕事適正に完遂できなかった場合、上司の職務責任にも繋がってしまいます。

じゃあ!やっぱり課題に踏み込むしかないじゃないか?

となりますが、ここで覚えてほしいのはこの言葉です。

馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない。

部下に働きやすい環境を整えることは重要ですが、水を飲ませることはできないということです。

なので、なぜあいつは飲まないんだとなげいてもしょうがないということなのです。

その仕事っぷりで本人が退職することになってしまったり、評価を受けずに年収があがらない。

ことは本人が受け入れるべき課題であり、上司の課題ではありません。

すこし、新入社員の皆さんと観点がズレましたが、皆さんも他人の課題に入り込んでいないかを確認してください。

あなたを変える選択ができるのはあなたしかいません。

あなたに水を飲ませる行為をするのはあなたです

水がほしければ飲んでください。

この努力をしないで環境のせいにしたり、人のせいにしても物事は好転することはありません。

承認欲求の奴隷になるな!

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ここで何がいいたいかというと。

自分の心は自分でコントロールしてください。

ということです。

誰かに認められたから自分の価値がある こう思っていると、あなたの人生はあなたの手から離れていきます。

そして、上の議論でもありましたが、あたを評価するかどうかは、その人の課題です。

あなたの課題ではありません。

こんなにやっているのに評価されない

大胆な言い方をすると、それはあなたが気にする事ではありません。

どうしても、それを評価させたいのであれば、 主体的 になりましょう。

評価させるためになにを実行するのかです。

こうすれば、この課題も自分の課題にできます。

文句ははっきり言って何も変える力をもっていません。

マイナスの力は大きく持っていますが。。。。

なので、文句を言うなら 自分の課題 にして行動しましょう。

行動できないのであれば、文句を言う資格がありません。

承認欲求の奴隷になると、 自分の価値観 がどんどん薄れていきます。

そうすると 幸せ から遠くなっていきます。

そして、承認欲求が第一優先で生きると、今度は気になるのが認められたい人の評価順位が気になります。

そうなると、勝手に競争意識の中で生きていくことになります。

しかも、だれにも言われずに自ら。。。

こうなってくると、周りの人は競争相手という見方になり。あいつは敵だ!となります。

でも仕事は一人ではできないため職場環境を自らの手で汚していくことになります。

すばらしい自作自演行為ともいえます。

自分の価値をつくるのは自分だと考えて、承認欲求の奴隷になることだけは避けましょう。

まだ、入社して間もない時期であれば、まだ大丈夫です。


今回は以上になります。

また会いましょう!

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