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元気をくれるスペイン産のガーリックポット


最近にんにくの需要が増えている、というニュースを耳にしました。

テイクアウトが増えたことや、マスク着用が習慣になったことでニオイの抵抗が少なくなったことが背景にあるそうです。


「餃子の王将」でも通常の2倍にんにくを使った『にんにく激増し餃子』というメニューが追加されたそうですし、近所のスーパーでも大量のにんにくが入った袋が山積みされている光景を見ました。

にんにく好きの私にとっては、喜ばしいニュースです。


そこで今回は、私が愛用しているガーリックポットを紹介させて頂きます。

にんにくの保存以外にインテリアとしても使えるアイテムなので、にんにく好きの方にはもちろんのこと、

・おしゃれなキッチンアイテムが欲しい
・インテリアにもこだわりたい
・陶器が好き

そんな方々にも、おすすめです。
少しでも参考になればうれしいです。

目次
1.アイテム紹介
2.アンダルシア地方の「ハエン」
3.使い方とメリット
4.おわりに


1.アイテム紹介

まず、おすすめのガーリックポットがこちらです。

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スペインのアンダルシア地方で作られている陶器のガーリックポットです。

安心してください、楽天で買えます♪♪


大きさがわかりやすいよう、箸置きのしろくまさんに寝そべってもらいましたがあまり分からないですね・・・すみません。

大きめのにんにくであれば4〜5個、小さめであれば10個くらい入るくらいの大きさです。


私は大学生のとき、交換留学で1年間バルセロナで生活していました。
そのときに初めてガーリックポットたるものを知り購入しました。
かれこれ16年愛用しています。

スペインではにんにくを頻繁に使うので、「一家にひとつはある」と言っても過言ではありません。実際、レストランや私が訪問したほとんどの友人宅で目にしました。

どの家の玄関にもひとつはある信楽焼のたぬきみたいなもんです。(関西だけ・・・?)

前面に書かれている"Ajos"は、スペイン語で”にんにく”という意味です。
単数形は"Ajo”となり、「アホ」と読みます。

「アホ」はかなり馴染みのある言葉なので、記憶力の悪い私でもすぐに覚えることができました。

2.アンダルシア地方の「ハエン」

アンダルシア地方は、ひまわり畑やフラメンコ、闘牛、オリーブ、アルハンブラ宮殿などで有名な地域です。

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夏は40度を超えるそうで、アンダルシア出身の友人は「道路で目玉焼きが一瞬で出来るんだよ!本当だよ!」とよく言っていました。

私たち日本人がイメージする「情熱の国、スペイン!」が凝縮されているようなところだと思います。


そんなアンダルシア地方では、いくつかの地域で陶器が作られています。
私のガーリックポットは、「ハエン」という小さな都市で作られたものになります。

産地によって絵柄の特徴が異なります。
どれも素敵で購入する際はかなり悩みましたが、コロンとしたまぁるい形とスペインらしいご機嫌なビタミンカラーが気に入りハエンを選びました。

ハエンは他の陶器と比べると、黄色や青などの鮮やかな色味のものが多いような気がします。

また、絵柄は職人の手でひとつひとつ描かれているので全く同じものはこの世に存在しません。
そういうオンリーワンなものって、いいですよね。


ここで少々ダサい話をひとつ。
アンダルシアやハエンについて語っておきながら、正直言うと私はアンダルシアに行ったことがありません。
行きたかったのですが、貧乏学生でお金がなかったので泣く泣く諦めました。
これが留学中でもっとも後悔していることです。
ガーリックポットはバルセロナの土産物店で買いました。

3.使い方とメリット


にんにくの保存は冷蔵や冷凍などいくつか方法がありますが、私は買ってきたらそのままガーリックポットに入れるだけです。
新聞紙で包むこともしていません。

皮をむいたものやカットしたものは冷蔵庫保管が良いと思いますが、上皮がついた状態であれば常温で1か月くらい保存できます。
私は生姜を保存することもあります。

側面に穴が開いていて通気性が良いからなのか、我が家のにんにく消費が早いからなのか定かではないですが、これまで一度も芽が出たことはありません。( ※室内温度や置く場所などによって異なるかと思います。ご了承ください。)

スペインの友人も、「にんにくはポットで保存するのが1番いいよ」と言っていたのを覚えています。
ただ、おおらかすぎるスペイン人が言ったことなのでその根拠は分かりません。


にんにくや生姜を保存する以外に、個包装のお菓子や砂糖を入れることもできますし、小物入れなどのインテリアとして使うのもおしゃれだと思います


我が家の台所は、黒、白、ステンレス、木目調などシンプルな色味のものばかりです。
リビングやダイニングも無難な色味のものが多いです。
そんな味気ない空間も、鮮やかなガーリックポットのおかげで少し華やかで明るく感じられます。

4.おわりに


いかがでしたでしょうか。
スペイン産ガーリックポットは、機能性が良いだけではなく、様々な使い方ができるので、私は本当に買ってよかったと思います。

ガーリックポットは生活の必需品ではありません。
早く言ってしまえば、あってもなくても、どっちでもいいモノです。

そんなどっちでもいいような、些細なモノ・コトに少しこだわってみると、日々の何気ない暮らしがほんのちょっと楽しくなる気がします。

私はこのガーリックポットを見ると、元気いっぱいに咲くひまわりを連想し心が明るくなります。








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