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マネゴリ展望レポート・個別銘柄分析

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世界経済の今後の展望を毎週配信 投資家だけでなく、社会人の皆様にもリアルな経済展望を配信します 経済リテラシー向上でより良い生活を手に入れましょう また、個別銘柄分析も定期的に配…
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#政治

$マネゴリ相場展望レポート⑩$

$マネゴリ相場展望レポート⑩$

【谷深ければ山高し】 今週の日本株は、日経平均株価27000円の攻防で推移。投機的な急落は一巡し、じわりじわりと上昇の一途をたどっている。要因は米国企業の決算発表だろう。景気先行き懸念から企業業績悪化を先取りした下落が8月、9月とあったが、一番懸念されていた投資銀行の決算は6社中5社が予想を上回る内容となり米株式市場は堅調な値動きとなっている。つまり高インフレや金利上昇による景気への悪影響は予想ほ

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$マネゴリ相場展望レポート⑨$

$マネゴリ相場展望レポート⑨$

 先週の日本株市場は週明けから売り投機の買戻しが活発化し約1700円の急上昇、その後週末に向けて上値が重くなり27000円の攻防という様相となった。現在は米長期金利の上下でリスク資産が上下に反応する動きとなっている。
 過去のマネゴリ展望レポートでは、今年の相場調整の主因を、リスクフリーレートの上昇によるポートフォリオ・リバランスであることは繰り返し指摘したが、8月からの調整は、市場金利の上昇を背

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$マネゴリ相場展望レポート⑧$

$マネゴリ相場展望レポート⑧$

株式市場の夜明けは近い

今日の日本株は大幅反発。昨日までは、FOMC後の米市場金利の上昇で米国株安となりリスク資産が一斉に売られる状況となっていた。
 前日の日本株の一段安は、アフターマーケットで米10年債利回りが4%まで上昇→米株価先物が下落→投機の売りが活発化→日本市場も先物主導の投機売りが下落要因。
 この流れを見て、ファンダメンタルズで市場は動いているのではなく、金利変動をベースに投機が

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マネゴリ相場展望レポート①

マネゴリ相場展望レポート①

【調整相場最終局面か?】
 日経平均は、7月に入り下落日が僅か3日で、堅調な動きを維持している。特に直近の戻り局面では、グロース株が相対的に堅調となっているが、その流れが今後も続く可能性が高いだろう。7/19の米国市場では、SOX指数が4%超の大幅高となっていることも買いをサポートしている。エヌビディアやAMD、クアルコムなどが大幅高となっており、東京市場でも半導体関連が特に堅調な動きとなった。

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