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元大手証券出身 日本有数の大企業創業者の運用やご子息の金融教育を任される 日本の個人投資家に「投資」のすばらしさ、「投機」の恐ろしさを広く認知してもらうべくnote立ち上げ ↓Twitterもご覧ください↓ https://twitter.com/MoneyGorilla3

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  • マネゴリ展望レポート・個別銘柄分析

    世界経済の今後の展望を毎週配信 投資家だけでなく、社会人の皆様にもリアルな経済展望を配信します 経済リテラシー向上でより良い生活を手に入れましょう また、個別銘柄分析も定期的に配信します。 ※投資判断の参考となる情報の提供を目的として作成しておりますので、銘柄の選択、投資判断の最終決定は、ご自身の判断でなされるようにお願いいたします。

最近の記事

為替リスクで株まで下がるとビビってるあなたへ

 直近の日経平均株価は38,000円の攻防。4月に発生した米金利上昇とグロース株売りを契機とした需給相場による値幅調整は、そろそろ終了したと考えていいだろう。  そもそも米利下げ期待の後ずれは、実体経済が予想以上に堅調なことによるものなので、いつまでもファンダメンタルズを無視した売りが持続するはずがないことは、普通に考えれば分かることである。  なお、GWの休暇中に日経平均先物が3万8750円まで上昇する場面があったが、ドル円が160円を突破後、急激に円高に振れたことで、その

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    • 【号外】金利上昇と株安は投機筋のポジション調整で絶好の買い場になる

       4月に入り、日本株市場は、米国の金利上昇や中東問題による米国株安の影響を受け下落に転じた。  イランによるイスラエル攻撃は、大使館空爆の報復にとどまりそうだが、イスラエルも報復を示唆しており、中東問題を懸念する向きはあるものの、過度に意識する必要はないだろう。イスラエルもイランも全面戦争は避けるとしているからだ。  ウクライナ問題や中東問題は、米国の政治覇権の終焉を示すイベントであることを意識しないといけない。それは、世界の破滅の入り口ではなく、新たな時代の幕開けである。ア

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      • 米国一強時代の崩壊がもたらす恩恵

         今週の日本株市場は先週と同様、堅調な動きが期待できそうだ。日経平均は先週、年初来高値水準にまで上昇しているが、投資部門別売買動向で海外投資家が2週連続で1兆円以上の買い越しであることから、年初来高値の水準を突破するのも時間の問題と見て良いだろう。  投資主体別売買動向をみると、相変わらず高値恐怖症の個人投資家は売り越し基調が続いている。  この状況をみると、直近の相場の強さの背景は、海外投資家の買いが主導していることは間違いないだろう。特に先物の買い越し額が大きいので、CT

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        • 株価下落の本質と今後の展望

           直近の株式市場は、米長期金利の上昇と世界同時株安という流れが継続している。FOMCや企業決算を控えて積極的な買いへの期待感も乏しく、先物に振り回される動きが継続している。  ただ、直近の大幅な下落は先行きの経済懸念をベースにしたリスク・オフとは断じて違う。事実、ドル円にほどんど動きがない。  前日は、米国長期金利が一時5%を突破した。その際に日経平均先物は大きく下落していたが、米長期金利が低下すると逆に上昇に転じている。この動きからも、直近の変動は何が要因なのかは一目瞭然だ

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          お決まりの需給相場で狼狽売りしてどうする!押し目は絶好の買い場だ!下落相場の本質を解説!

           10月相場は波乱の幕開けとなった。10/1~10/3で日経平均株価は約2,000円下落。大きく主要株価指数が変動すると、経済のファンダメンタルズ的要因に結び付けたい連中は多いが、ここまで下げても投資においては絶好の好機という判断を変える必要は全くない。単なる好機ではない。絶好の好機である。以下でこの下落の本質、今後の投資行動について詳しく解説する。

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          【厳選】テンバガー候補銘柄

           日本の株式市場は昨年からのインフレ環境により、モノ・サービスを提供する企業が業績面で大きな恩恵を受けている。  また、日本経済は約30年ぶりに本格的なデフレ脱却が起きようとしている。現在の世界経済を見渡すと、先進国の中で日本市場ほど有望な投資先はない。それは政治的な背景からも読み取れる。  昨年のウクライナ侵攻によるグローバル化の崩壊で世界は多極化の時代へ突入し、安全保障上、先進各国は内製化の流れが起きている。これまでグローバル化により海外を拠点に商売をしてきた日本企業は急

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          【厳選】テンバガー候補銘柄

           ジャクソンホール後の相場展望

          市場が注目していたジャクソンホールでのパウエル議長講演も特段目新しい内容がなかったことから、過度な警戒感が後退し、日本株は大幅上昇。  日本株の堅調さは、日本のファンダメンタルズの改善に起因しているため、海外の注目イベント(懸念材料)が一巡すれば、日本経済の改善を期待した買いが再び期待できるだろう。  特に日本株は、バリュー株がグロース株をアウトパフォームしており、米国市場とは真逆の状況となっている。  今後も相対的にバリュー株が堅調な動きとなりそうだが、それはグロース株が上

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          米国債ショックで株安は投資のチャンスでしかない理由を解説

          日経平均株価は33,000円回復、TOPIXも年初来高値を更新し、再び上昇基調を強めていた矢先に、米格付け会社フィッチによる米国債格下げ報道で投機の妄想売りが発生。日経平均は3日で約2,000円近く下落する急落相場に発展した。  また8/4の米雇用統計で平均時給の伸びが予想を上回る前年同月比+4.4%を記録。これによりサマーズ氏の賃金上昇が高すぎる発言でNY市場はインフレ再加速による継続利上げ懸念により引けにかけて急落した。8月に入り世界的に株安の流れとなっている状況だ。  

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          投資の醍醐味を理解してない方々へ

          今週末は日銀会合で政策変更の思惑があることから日本株は半導体を中心とするハイテク・グロース株の上値が重いことで、日経平均の上値も重たくなっている。しかし決してマーケットのセンチメントが悪化しているわけではない。  5月から急上昇を演出した日本株市場は、名目GDPが年換算で+8%越えを記録したことでファンダメンタルズの改善期待を背景に海外投資家の日本株買いを誘発している。現在は決算発表前ということに加えて、一時期に比べて円高水準となったことから、利益確定売りが優勢となっているだ

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          今投資すべき背景を徹底的に考察

          ここ最近の株式市場は、米国株の大幅高の影響もあり、日本株も堅調な動きとなっている。  直近の2営業日は、3万2700円台まで上昇するも、その後失速しているが、日本株の5月からの大幅な上昇の背景は、名目GDPの年換算が+8.0%を超える伸びを示したことで、ファンダメンタルズの改善が日本株上昇のベースにあるため、3万2700円台で伸び悩む状況に対して過度に懸念を抱く必要はない。  日本の株式市場は、既に長期上昇相場に移行しているため、いずれ高値を更新する可能性が高いだろう。  米

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          円高と株安をセットで考えるな!

           日経平均株価は7月に入り、33,000円を割り込み一時は31,000円台まで下落したが、日本株の短期的な調整局面も一巡したと考えて良さそうだ。GW以降は、円安と株高の同時進行だったため、円相場と日本株の相関関係の高さで相場の方向性を予想し、大きな流れの本質を見誤る市場関係者は多いだろう。恐らく、直近の円高・株安の動きから、円安に回帰しないと日本株は上昇しないと妄想している人は多いはずだ。以下にその理由と今後の日本株式市場の展望考察を行う。

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          下落にビビるな!押し目は買いだ!

           今週の日本株は週末に引き続き下落基調で始まった。昨年から、相場見通しで米国経済のリセッション・リスクは杞憂と繰り返し指摘してきたが、予想通り市場関係者の意識もソフトランディングシナリオに変化してきている。  現在の世界的な高インフレの背景は、コロナ対応による積極的な財政政策がベースにあるため、ディマンドプル・インフレの傾向が強いことから、インフレヘッジの株式市場が堅調になるのは当然の反応。  しかし、メディアや多くの市場関係者が低金利・低インフレ環境が長かったことで、イン

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          四季報から読み解くテンバガー銘柄候補①

          現在販売中の『会社四季報』の2023年3集(夏号) 年4回発行される『四季報』の中でも、夏号は投資家の人気が最も高い号だ。その理由は、上場企業の約7割を占める3月期決算会社の本決算後の最初の号であり、 前期決算の実績と、新年度および来期予想の3つが一斉に入れ替わるからだ。  その中で、今期以降の見通しやビジネスモデルで他を圧倒するパフォーマンスを出す企業が散見された。そこでマネゴリが注目しているテンバガー候補を紹介

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          グローバル化の終焉と今後

          2020年のコロナ感染拡大、昨年のロシアによるウクライナ侵攻 この二つの出来事が、これまでの世界のスタンダードであるグローバル化を終焉させた。 まずはこれらの記事を読んで頂きたい。  米国のトランプ政権時は世界における米国の強さの象徴する時代であった。「アメリカファースト」の名のもとに、自国に優位な国際政治を繰り広げた。しかし、バイデン政権後は、アフガンの撤退など明らかに弱腰の外交が目立っている。それに拍車をかけたのが昨年のロシアのウクライナ侵攻だ。現在のウクライナ問題は、

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          SVBショックで金融危機不安を抱えるあなたへ

          閲覧いただきありがとうございます。 金融経済を日ごろから分析しているマネゴリと申します。 元々、大手の証券会社で日本有数の創業一族の運用に携わったアドバイザーです。個人投資家の皆様に経済の本質をお届けし有意義な資産運用のキッカケとしてご覧いただけたらという一心でコラムを書いております。 ご参考にして頂ければ幸いです。 さて、今月は米国のSVB(シリコンバレー銀行)ショックで金融株の不安定感は続いていますが、一部の弱気派市場参加者が指摘するような、景気悪化をもたらす流れにはま

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          SVB、シルバーゲートキャピタル破綻がマーケットに与える影響

          週末の米国株は大幅安となり、日経平均先物の夜間取引も大幅安となっている。背景は、金融持ち株会社のSVBフィナンシャル・グループが資金繰りに苦しむ新興企業からの預金減少を乗り切るために株式売却を発表、その後3/10(米国時間)で経営破綻になったことや暗号資産業界の苦境を受け経営難に陥っているシルバー・ゲートキャピタルが任意清算することを発表したことで、米金融株が急落したことが影響しているようだ。  この影響により仮想通貨が軒並み暴落、米国市場では金融関連株が下げを主導する結果と

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