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円高と株安をセットで考えるな!

 日経平均株価は7月に入り、33,000円を割り込み一時は31,000円台まで下落したが、日本株の短期的な調整局面も一巡したと考えて良さそうだ。GW以降は、円安と株高の同時進行だったため、円相場と日本株の相関関係の高さで相場の方向性を予想し、大きな流れの本質を見誤る市場関係者は多いだろう。恐らく、直近の円高・株安の動きから、円安に回帰しないと日本株は上昇しないと妄想している人は多いはずだ。以下にその理由と今後の日本株式市場の展望考察を行う。

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