monawatanabe

日本とエジプトのハーフ。歌手。

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日本とエジプトのハーフ。歌手。

マガジン

  • 渡邊萌奈にまつわること

    感じたことや活動に関することなどを

  • 旅を経て

    2019年2/10からの4ヶ月間の旅で感じたことをつらつらと。 訪れた国は イスラエル/パレスチナ/エジプト/ポーランド/ハンガリー/セルビア/コソボ/マケドニア/ギリシャ/アルバニア/モンテネグロ/ボスニアヘルツェゴビナ/クロアチア/イタリア/オーストリア/チェコ/ドイツ/イギリス/スペイン

最近の記事

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はじめまして

渡邊萌奈です。エジプトと日本のハーフです。歌を歌っています。昨年4ヶ月間外国を旅して感じた途方もない感情や、日々感じる何かを未解決なまま提起していこうと思っています。 一発目の投稿に自己紹介がてら、旅で強く気持ちが掻き立てられた瞬間を羅列したものを、下記に載せます。それでは何卒。 〈長いです。途方もないことについて〉 今朝もたまたま911同時多発テロの映像や巻き込まれた人が最後に遺した音声を観る機会があった。生きていく上で遠くのことに気を揉むことは実生活とのバランスが大

    • メモ

      絶対肯定してくれる人、人生に必要

      • 7/6/20

        当然おおきく実るだろうよ 駆け回る安心し切った子供のように あなたの胸で夢をみる 突然全てが変わるだろうよと 耐え難い不確定な未来に 立ち向かう唯一の術として 鋭い刃を突きつけていたころ 太陽に向かって伸びる枝に恐れがあるだろうか 熟した身を啄む鳥に杞憂があるだろうか   あなたが愛してくれたから 鋭い刃はわたしの内に吸収されて もう突きつけなくても立っていられる この愛は 当然永遠に続くだろうよ 安心しきった万物の面影を宿して わたしはあなたに微睡んでいる

        • 30/11/23

          そういえば日が変わり12月になっている。 スキップしているかのようなペースで時が流れる。 とある青少年の凶悪犯罪についての本を読んだ。その本は、被疑者の少年たち、そしてその家族のバックグラウンドを丁寧に記述し、なぜその事件を起こすに至ったかを解き明かそうとする内容だった。その理由の根幹にある、凶悪事件を犯す人間に共通する「精神病質」について、先天的なものから後天的な原因まで、丁寧に記述してあった。 強調されていたのは、精神分析学が発達してきた20世紀後期において、「精神病質

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        はじめまして

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        • 渡邊萌奈にまつわること
          2本
        • 旅を経て
          5本

        記事

          イスラエル・パレスチナに行った時のこと3

          私は石畳の上にいた。「エルサレム・ストーン」と呼ばれる、乳白色の石で織りなされる古都の只中に立っていた。乳白色という色のせいか、はたまたそこはキリスト教/ユダヤ教のエリアだったせいか、想像よりも清潔で、管理されている場所という印象を受け、どことなく拍子抜けだった。 ガイドのプロであるM氏と、その娘であるTと一緒に歩いていた。 連れてこられて来る場所ではないのだなと思った、あくまで満を辞して来たるべき時に来る場所なのだなと感じていた。 そのためとりたてて書くこともなく…この日

          イスラエル・パレスチナに行った時のこと3

          イスラエル・パレスチナに行った時のこと2

          イスラエルへと出発する2/10の三日前、私は原宿にあるピアススタジオで、兼ねてから開けたかった鼻のピアスを開けていた。強烈なわさびを摂取したかのようなツーンとした痛みが瞬間的に広がり、意思とは無関係に片目から涙がツーと流れ落ちた。 出発前日の夜に私は39℃ほどの発熱をしたことを覚えている。身体が丈夫なので、インフルエンザにでもかからない限り見たことのない数字だった。 眠り、朝。 早朝、快晴だったことを覚えている。 父親がケニアなどを旅していたときに使っていた小さなバックパ

          イスラエル・パレスチナに行った時のこと2

          イスラエル・パレスチナに行った時のこと1

          事実を淡々と書いてみる。 私がイスラエル/パレスチナに行ったのは2019年の2月のこと。 その前年である2018年の4月に、青森県と秋田県にまたがる十和田湖にある、ホテルへと出稼ぎに行った。その時の私は22歳で、どこに住むでもなく、神奈川にある実家と、元々の生まれ故郷である札幌の友人たちの家、そして京都にいる友人たちの家などを転々とするような生活をしていた。17歳から始めた歌は変わらず続けてはいたけれど、これ以上どう活動を進めていけばいいか煮詰まっていて、そんな生活をずっと続

          イスラエル・パレスチナに行った時のこと1

          意識したいこと

          自分の考えに自信をもって、伝えようという気持ちで伝える、最初から諦めない。もっといい関係になりたいと思いながら前向きに話す。(※後から、だからこう思ってたのに、って伝えもしなかったくせに思わないように) 全体像を捉えているのは私だけなのだし、ちゃんとわくわくしながら各展開を考えたのだから、他の余計なことは考えずに、まずは練習してみる。 ある程度リストアップされた段階で、その隙間からうねうねと浮かび上がってくる付随的な考えを、ある種間に受けない。これは本当に私の性質のひとつ

          意識したいこと

          かいてみようね

          昨日ナオさんが言ってた話、自分の大好きなミュージシャンが、「わたしなんかに歌詞は書けません!って謙遜する女性タレントに、ほら、その気持ちがそのまま歌詞になるじゃない、と言って、その言葉のまま歌い出した」という話。そういう、こんなのどうなんだろうっていう壁はあくまで自分の意識でしかなくて、その時こんなの、と呼ばれているそのなんらかは、もっとフラットなものであろうから、他者がどう感じるかなんて、わからない。どうジャッジ、どう聞かれる、かなんて、わからない。それならその時に心にある

          かいてみようね

          タイトルコール

          今年何があったのか書き出してみた。 随分と久しぶりに、1年間ずっと定職を持っていたよ。前までの私の動き方だと毎月違うことをやっているようなものだったから、自分の動きを思い出してみれば、何月に何が起きているかよくわかったものだった。動き方が大きく、どこかに所属していない分、何もしない時は何もしていなかったな。 毎日同じことを繰り返してる。だから何月に何があったかなんで、全然思い出せなかったな。 ソムリエ受験を決意したこと、試験、それくらい、思い出せたこと。 ただ、いつだったかな

          タイトルコール

          210708

          今の諸々がやっと落ち着いたら、旅行に行きたいな。知らない街の知らないホテルで、真っさらに乾いたにおいのするベッドに寝ころびたい

          21 2 13

          長い一日だった。朝のことがずっと昔のことに感じることってあるよね。そういう日は長い日。毎日毎日、いろんなこと繰り返しながら、ちゃんと昨日の続きを、生き続けているだけなのに、気がつけばなんで、過ぎた時間は過去になって、今の自分から遠く感じられるものになっているの?ずっと見つめていたはずなのに、気がつけば色が変わっていた空の色に似てる。

          なーんだか

          顔が丸くて仕方がないなと思ったら、部屋が過去最高くらいに汚かった。散らかってるとかじゃなくて、衛生的な意味で。トイレには見たことのない濃さの輪っかがあるし、そう言えば数日間も石鹸のないまま身体を洗っていた。 あんまりにも疲れてコンビニで温めてもらったお弁当に、手袋を忘れたから包み込むように手を添えて歩いていたら、なんだかわからないけど泣けてきた。こころに何かが入り込む隙も、目線をずらして気付きを楽しむ余裕も、私にはなくて、ただ何も見ていない目で歩く先を見つめることしかできてい

          なーんだか

          9/8

          疲れたな。明日も仕事だから、1着しかない仕事着のワイシャツを帰って早々洗濯機にかけて、お風呂に入って、上がって、日課の柔軟をする気力もなく、ベッドに寝転んで、洗濯機の回る音を聞きながら、これを書いてる。明日も10時から仕事だから、このまますぐに寝ようか、それともあの子が好きだと言っていた映画を観ようか、明日はきっと夜の仕事は無くなるだろうから、少しの無理は大丈夫だから。明日の夜に帰ってから観ればいいとも思うけど、この今映画を観ることを優先させる、そのことを想像するとわくわくす

          8/3

          健康な生活をしている。 健康な生活と言うと、二年前に十和田湖で出稼ぎをしていた日々のことを思い出す。 最寄りのコンビニまで車で30分はかかる田舎に住んでいた。勤め先が提供してくれた寮からは歩いて5分で十和田湖の湖畔にある桟橋まで出られる。所謂アパートタイプの台所は入り口側に面していて、シンクの真向かいに小窓がついている。どの季節だって朝に起き出した時には肌寒い風が入ってくる。寮の真裏には小川が流れていて、毎日そのせせらぎで眠りにつく。WiFiのない寮で当時解約済みのiPhon

          INSTANT SEX を終えて

          2020年2月8日土曜日 INSTANT SEX in PROVO 無事に終えることができました。目標人数には届かなかったけれど、はじめての大掛かりなパーティーだった実家を会場にした “ピラミッド” を超える、110人ほどの方が足を運んでくれました。大きな反省点はあるけれど、会場に在った雰囲気やひとたちの顔に、ただただ開催できて良かった、と思いました。 意図的に多ジャンルの人達をまぜこぜにしたので、わくわくする分だけ当日どうなるか全く予期できなかったり、タイムテーブルを組むの

          INSTANT SEX を終えて