見出し画像

【2024/7/17】ミュージアムグッズ愛好家の頭の中「新刊『ミュージアムグッズパスポート vol.7』」

こんにちは。ミュージアムグッズ愛好家の大澤夏美です。今回は皆さんに自費出版誌の新刊のお知らせです!

一年越しに「ミュージアムグッズパスポート」vol.7ができました!

…といっても現在印刷中で、今週末に東京の科学技術館で開催される「博物ふぇすてぃばる!」というイベントで先行販売します。

イベント終わり次第、オンラインショップでも販売いたしますね。

現在前売り券発売中(のはず)です!私は両日出展していますよ。

【E-48】ブースにてお待ちしております。バックナンバーや商業出版誌も持参するよ!

今回の記事はそんな「ミュージアムグッズパスポート」最新号のご紹介と裏話をお届けします。


表紙の秘密

表紙は企画①「あなたと行きたいミュージアム」と関連したデザインになっています。

ドキュメンタリー映画「走れ!走れ走れメロス」に出演した曽田昇吾さんをイメージし、メロスとともに走る姿を立版古にしました。

立版古は江戸時代後期以降に流行った、いわばペーパークラフト。

ミュージアムグッズとしてペーパークラフトは多く販売されてきましたし、コロナ禍のおうちミュージアムでは立版古を組み立てるワークショップシートを配布している館もありました。

「博物ふぇすてぃばる!」のブースには、実際に組み立てた立版古を持っていきますね!どうぞお楽しみに。

企画① 「あなたと行きたいミュージアム」

そんな企画①「あなたと行きたいミュージアム」で、曽田昇吾さんと江東区深川江戸資料館に行きました。

俳優さんの役作りについて、再現展示の中に来館者として没入する体験について、演劇とミュージアムのつながりについて、実際に展示を見ながら語り合いました。

企画② 「ミュージアムショップという異国」

企画②「ミュージアムショップという異国」では、短歌好きの友人・みみなりちゃんと國學院大學博物館に行きました。

というのも、ミュージアムショップでよく見かける野帳(フィールドノート)って、もっと面白い使い道があるんじゃないかと思ってて。

そこで、吟行のときにめっちゃ使えるのでは?しかもミュージアムで短歌を詠むって私もやったことないな?と思って、國學院大學博物館のオリジナルフィールドノートを使って実践してみました。

自分がどういう観点で短歌を読んでいるのか?も見えてきたんです。必読。

企画③ 「あの作家さんに会いたい」

ミュージアムショップで見かける人気作家さんや、これからぜひミュージアムショップで取り扱ってほしい作家さんを紹介するこのコーナー。

今回は映画の中でよく見かける場面をアクセサリーにしちゃった、PINEMAさんのご紹介。

「映画あるある」がテーマだからこそきちんと踏んでいる手順があるんですよ。ものづくりをしている人たちに是非読んでほしい!

企画④ 「博物館を学びたい」

博物館をテーマに研究や実践、学びを深めている学生さんのエッセイを掲載するコーナー。

今回は生粋のカードゲーマーである北海道大学大学院文学院の阿部麟太郎さんに、「ティミー・ジョニー・スパイク理論」をベースに、博物館を自分らしく楽しむとは?と考えたエッセイを寄せていただきました。

こちらのコーナー、今後ぜひエッセイを書いてみたい!という学生さんがおりましたらご連絡くださいませ。

博物館学に限らず、博物館がテーマであればどんな分野の学生さんでも対象です。ぜひ。

制作を終えての裏話

さて、ここからは構想中の内容も含むので有料会員の方のみ全部読めます。

記事は1本100円でも販売しますが、定期購読は月4本以上100円なので、定期購読の方がお得です。ぜひご検討ください!

ここから先は

1,032字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

頂いたサポートは、ミュージアムグッズ研究に使わせていただきます。