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Oneness ~ 宇宙の全ては繋がっている

 皆さんも…きっと一度は聞いたことがある「ワンネス」という言葉。私自身…スピリチュアルの世界に足を踏み入れたばかりの頃は、この「全ては一つである」という概念に対して、少なからず戸惑いがありました。

当初は、「やっと個人の個性が認められる時代になったのに、どうして一つにまとまらなければならないの?」と、正直、心の中で疑問に感じていました。しかし、そんな浅はかな考えを持っていた私も、高次元からのメッセージに耳を傾けているうちに、少しづつ、その真の意味を理解し始めました。

宇宙に存在する全ての「物質」や「エネルギー」は、その根源である「光」の源から分離され、原子や分子、個体や液体など、それぞれが放つ特定の「振動数」によって「物質」として我々の身の周りに存在しています。そして、人間もまた、大いなる存在と共にある「光」から分離され、個々の「魂」としての「自由意志」を与えられ、地球に降り立ち、人体という名の乗り物に宿り、物質世界での体験を通して「魂の成長」を日々重ねているのです。(諸説あり)

宇宙にあるものは全て「同じ光」から創られているのだから、元は「一つであり、同じ存在」なのです。よって他者と自分を切り離して考えたり、地球や宇宙を別の物とするのではなく「全ては一つであり、繋がっている。」「人も地球も、全ては自分と同じものであり、その一部である。」と理解すると、他者に対する考え方や地球人としての心構えも変わってくるのです。

「ワンネス」という概念を理解できるようになった最初のきっかけを与えてくれたのは、高次元の存在である「バシャール」の言葉でした。今、手元にその著書がないので私の記憶からですが、確か…このような内容でした。

バシャール: あなた方のソウルグループを「手」だとすると、あなた方はその手に属する「指」である。指にはそれぞれの特徴があり、繋がってひとつの手として存在し、機能している。そしてまた「手」にも手としての特徴がある…。

この時、バシャールは「ソウルグループとは何か」を語りながら「ワンネスの概念」も同時に伝えていたのです。私はこの一節を読んだとき、ある種の衝撃をうけました。今までどうしても身近に感じられなかった「全ては一つであり、繋がっている」の理解を深める「初めの一歩」となったのです。

バシャールの言葉のように、自分たちを「指」、所属するグループを「手」として置き換えてみると、その延長線上にある「体」を「地球」として想像することができるかと思います。

例えば、「他者との争い」を、自分の「体」で表現してみると、私たちは自分の右手の小指と、左手の親指を戦わせて、血が出るまで傷つけていたり、「環境破壊」を表すならば、自分の足を痛みつけたり、足の指を切り離して捨てたりしていることになるのです。

このように、他者や地球を「自分の体の一部」として当てはめてみると、「他者への良い行いも、悪い行いも、いつか必ず自分に返ってくる」という宇宙の法則も、身をもって理解しやすくなるでしょう。

そして、今、地球劇場で繰り広げられている「低レベルな戦いの様子」を…もしも地球外生命体や高次元の存在たちが、銀河の彼方から、観ているとしたら、なんとも「滑稽な姿」として映っているに違いありません。私たちがもし「路上に転がって自分の指と指を戦わせている人」を見かけたとしたら、ある意味、同情してしまうのではないでしょうか?

しかし、例え現在の地球がそのような状態だとしても、大いなる存在や高次元の存在たちは、我々地球人を見放すことはなく、忍耐とともに暖かく見守ってくれています。

私たちは一日も早くこの愚かさに気づき、今、この瞬間から、無意味な争いや戦いを止め、他者への思いやりを持って、穏やかに暮らすことを始めなければなりません。そして、地球の平和、宇宙の平和を願うその意識こそが、「地球と共にアセンションする第一歩」となるのです。

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