『落研ファイブっ』第二ピリオド(13)「父(自称ラノベ作家)のしこしこ化が止まらない件」
ついに試合当日。
〔仏〕「じゃ、行ってくる。本当に試合を見に来るの」
スポーツバッグをよいせと肩に掛けた仏像は、うさぎエプロン姿でしゃもじを片手に持った父を振り返る。
〔父〕「もちろんだお!(^^)! 五郎君の晴れ舞台だし、たーちゃん先生から誘われたし」
〔仏〕「『たーちゃん@二十五歳丸の内OL』アカウントはネカマ用の裏垢だから、その名前で今日は呼ばないように」
〔父〕「大丈夫だお。それに今日はわっちの小説をみんなに宣伝するんだお。絶対読者さんと星を増やすお」
父親