(step4-1)心配・不安の深堀り…学校編
不登校や引きこもり、鬱の存在を身近に感じて
大切な方々が辛い思いをしているのを見ると
心配してしまうのも、当然のことだと思います。
でも、その波動は重たい…。
では、どうすれば良いかと申しますと…
まずは自身が、
どのように心配しているのか、不安に思っているのか、
その感情を深堀りしてみましょう。
用意するのは
・白い紙とペン。
(ノートでも大丈夫です。)
まず、自身が心配している感情を書き出してみて下さい。
大切な人が、
学校へ行けないのが心配。
会社へ行けないのが心配。
【例えば学校であった場合】
学校へ行けないと、成績が落ちるのが心配。
学校へ行けないと、友人が居なくなってしまうのが心配。
学校へ行けないと、出席日数が足りなくなり、卒業できなくなるかもしれない。
学校へ行けないと、授業料だけ払ってお金だけが減ってしまう。
学校へ行けない…これが続くと普通の生活に戻れなくなるんじゃないか…。
学校へ行けないと、周囲から変な目で見られるのではないか…。
…このような心配がありますか?
ここから、さらに深堀していきます。
≪例えば≫
普通の生活に戻れなくなるのでは…と、感じた方。
「普通の生活」っていう価値観は、
どういうのが「普通の生活」なのでしょう?
毎日制服を着て、学校へ行って、授業を受けて、給食(お弁当)食べて、
宿題して、部活して、塾に行って…
これがあなたの言う「普通の生活」ですか?
この生活は
誰にとって、「普通の生活」なのでしょう??
今、考えている「貴方にとって普通の生活」ではないですか?
「貴方にとって普通の生活」を送れないと、
その方は、幸せでは無いと思っていませんか?
「貴方にとって普通の生活」を送れないと、
その方は、不幸になると思っていませんか?
「貴方にとって普通の生活」を送れないと、
その方の人生はダメになると思っていませんか?
それは、「貴方の決めた普通の生活」の価値観であり、
大切な人を「貴方の決めた普通の生活」の型にハメようとしている…
そう気づきませんか?
その時点で、
今、普通の生活を送れていないの大切な人は 不幸に居る。
彼(彼女)は不幸な人だ。
そう決めつけていませんか?
≪例えば≫
成績が落ちるのが心配・卒業できなくなるのが心配…と感じた方。
たとえ、成績が学校で最下位になったとしても、
その時点で不幸だと決めつけてませんか?
その時点で、お先が真っ暗だと思っていませんか?
成績が悪かったら、何が不幸なんでしょう?
卒業できない事?
良い高校や大学へ進学できない事?
それとも、私の自慢の息子(娘)では無くなるから?
そもそも、良い高校や大学へ行った方が幸せだという考え方。
やっぱりそれも、
貴方の決めた価値観では無いですか?
もしも卒業できなかったら、
そこで人生終わりですか?
人生何度でもやり直せる…という言葉を聞いたことがあると思います。
家庭の事情で中退した高校に再挑戦しようと、57歳で通信制高校へ入学し、障害者施設へ入所しながら31年間かけ、
歴代最高齢の88歳で卒業した方が鹿児島にいらっしゃいました。
その方は特別だよ!と、
思われるかも知れませんが、
本人がいくつになっても、やりたい!と思えることを叶える事は、
素敵ですよね!
卒業できなかったら、最悪の人生が待っている!
と決めつけているのも、
本人ではなく、
貴方の価値観でしかないんです。
このような心配や不安は、
実は貴方の価値観や自己満足から来ていることが多いんですよ。
まず、自分の価値観の中でしか
私が判断できていなかったこと。
これを知って下さい。
また、お話ししましょう!
momo
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