見出し画像

「息子が不登校になった」あの時の息子とわたし⑥支配

息子が中学一年の
4月に実父、9月に義父を相次いで亡くし
わたしは大きな空虚感に襲われた。


しかし、日々は進行する。


やる気が出ないのに、
わたしは無理に日常をやり過ごそうとした。

何かが、ずっとおかしかった。


今まで分散されてた、わたしの目が
子どもに集中して注がれる

目下の議題は

息子が、少しでもいい高校に合格する
それしか頭にない。

息子の希望を無視し、
わたしの希望の高校を押し付ける。

息子は仕方なく承諾したが、
その頃から特に、学校に行く日が減った。

階段を上り降りしては、起こしに行く毎日。

今日は、行けた
今日は、行けなかったで
一喜一憂するわたし

中学3年は、半分も行けただろうか?
高校の受験当日まで危うい状態だったが、
息子も気力を振り絞り、受験に挑んだ。

無事、合格!

この時わたしは、
心のつかえが取れたように安堵した。

高校に入って心機一転、
学校もクラブも頑張っていたが、
2学期を過ぎた辺りから、
また行ったり行かなかったりの生活に戻った。

原因を聞くと、

勉強が余り好きじゃない

高校はお母さんが決めた

自分が行きたかったわけじゃない

その言葉を聞いても、
あの時のわたしは、
自分の間違いに気付けなかった。


わたしは勝手に先回りしては、
息子の道を自分の思うように決め、
息子を支配しようとする”毒親”だった。


******************************

「読んでくださり、ありがとうございます!」
今日もあなたにたくさんの「幸せ」が訪れますように♡

Momi

スキ!コメント! フォロー・サポート

子育て専門のオンラインカウンセリングをしています。



読んでくださり、ありがとうございます! サポートしていただけると、むっちゃ喜びます♡ サポートは、いつかの夢の実現のだめに使わせていただきます。このご縁に感謝いたします。