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すべての命は死ぬまで生きる* INFJ-T / 6w5 / HSP / 投稿は頭ん中のぐるぐる or自己分析など。 お手柔らかに。

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    ただ自分の頭の中を書いたもの集

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エッセイのようなもの「最後まで読まないとスキを押せない機能」

2024年1月13日、夜 noteに欲しい機能がある。「最後まで読まないとスキを押せない機能」だ。まあそんなことは叶わないので良いとして(タイトルにまでしておいて意外と諦めが早い)。 ハッシュタグにHSPやINFJを付けると、そういった「生きづらい」とされる人向けに「生きやすさ」や「あなたらしさ」を謳うアカウントから宣伝ハートを貰うことがある。彼らの存在や意図を否定するわけではないが、内心疑問に思ってしまう。 まずINFJタイプは自己解決を好む傾向にあるだろうから、「あな

    • エッセイ「選択的欲求」

      2024年4月24日、夜  帰りたい。全身に膜が張ったように不快な日、お昼休みにnoteを書いてみる。おそらく今日唯一の「良かったこと」はオフィスの人口密度が低いことだろう。人間は少ないくらいがちょうど良い。それにしても時間がない。書ききるはずはないのでいけるところまで。  とにもかくにも帰りたい。今日は蒸し暑い。こんな日は上手く呼吸ができない。もしかしたら私は皮膚呼吸動物なのかもしれない。時間がないと言うのに実に馬鹿馬鹿しい。  オフィスの冷蔵庫の上に目をやると、個包装の

      • 012.正夢

        詰め込み過ぎた和音を叩く 昨夜の夢は想定外のバグ 全部妄想ならマシだったのになあ 神経衰弱 古今東西 ゴマすり 天秤 おろし金 じっと見つめたって穴は開かない なりふり構ってるヒマもない 世界中の歌を ここに集めよう 一生かけてもまだ止まない カーテンコールを聞かせてよ 一難すら居座る今晩 耳鳴りだけが夜を震わせる 大した事はございませんのになあ 七転八倒 起承転結 おにぎり 千円 大儲け じっと待ってたって水は湧かない 思い通りに行くワケもない 世界中の歌を こ

        • 011.オリーブの木

          春の終わり 庭に出て オリーブの木をそっと撫でる 乾いた樹肌も わたしには 不思議なくらい 温かい 月が地球を頼るように 月が暗闇を照らすように あの子とわたし そんな風に 今日も変わらず生きている わたしよりも 臆病な あの子が先に旅に出た 二回目の春が過ぎるけど オリーブの木は 動かない 人が花を愛でるように 人が思い出を綴るように あの子もきっと そんな風に 季節の香り感じてる いつか わたしが花になり 誰かの思い出に消える日に その背をそっと 撫でさせて 小さ

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        記事

          010.警笛

          明日の朝 何時の電車に乗りますか 向かう先は 夢ですか 黒で埋めた 絵葉書を 遠くのポストに 挿したあと 追い越して 連れてって 連れてって 追い越して 明日の朝 いくつの目に映りますか あなたの名は 何ですか 白く咲いた 一夜草 誰かの叫びを 聞いたあと 追い越して 連れてって 連れてって 追い越して

          エッセイ「時間稼ぎ文書」

          2024年4月21日、昼  どうにも気が滅入る。これといった理由はないが生きることにうんざりしている。初夏と初秋は苦手だ。子供の頃からそうだった。体調も崩しやすいし、メンタルもやられる。一応誰かに話してみても「五月病かな」「季節の変わり目だもんね」で終わり。人に打ち明けてもしょうがない。そもそもこれは遺伝的なものだろう(と個人的には睨んでいる)。環境を変えたり休みをたくさん取ったところで憂鬱なものは憂鬱なのだ。結局そんな気持ちを誤魔化しながら時間が過ぎるのを耐え忍ぶしかない

          エッセイ「時間稼ぎ文書」

          009.さくら

          川沿いの さくら 雨を耐えて こんにちは 届かない 枝先に 不甲斐ない 記憶 影より小さい 私にも 懲りずに 春は訪れる しまい込んだ 思い出も ひとつの色に なればいい 川面行く さくら 流れるまま さようなら 届かない 水上に もどかしい 明日 花より小さい 私にも 飽きずに 春は訪れる やけに重い 足取りも 初めの一歩に なればいい

          エッセイ「今を生きる -by INFJ-」

          2024年4月2日、午前  なんと、気づけば4月である。先月の暮れには率先して新年度に向けた準備をしたはずだが、それでも「えぇっ!?4月なんですか!?」と驚いてしまうのは相変わらず「今」に疎いせいだろうか。それなりに「やるべき事」を重視しているため、手足をせっせと動かして社会について行こうとする。しかし頭の中は納得しておらず、言行不一致になることがしばしば。周りから「自分がカレンダーめくってたじゃん…?」「自分で新年度用の資料作ってたじゃん…?」などお声が聞こえる気がする。

          エッセイ「今を生きる -by INFJ-」

          エッセイ「右側通行チャレンジの日」

          2024年3月21日、夕  改めてTwitterは良いと思った。今日はまだ馴染みのない「X」よりも「Twitter」と呼びたい気分だ。  類型界隈にどっぷりと浸かるため、ついにアカウントを作成し早1ヶ月。「類型垢」とは言っても人それぞれ楽しみ方があるようで、まだ距離感を掴むのが難しかったりもする。それでも文字通り「いろんな考え」に触れられる世界は面白い。自分にはない物の見方、考え方を持つ人々は皆、「先生」だ。ありがたいことにTwitterには私の先生がたくさんいる。  今

          エッセイ「右側通行チャレンジの日」

          エッセイ「黙って本を読めない」

          2024年3月17日、朝  昨夜は少しおセンチな気分だった。読書をしたせいだろう。最近読んでいるのは『サピエンス全史』の下巻。下巻の前にはもちろん上巻も読んだのだが、上下で雰囲気がガラッと変わったように思うのはなぜだろう。いや、何も不思議ではない。上巻ではホモ・サピエンスが人類として唯一の種になるまでの過程から、農耕時代を経て小さな帝国としてまとまり始める時期までが書かれた。社会の形は大きく変わったが、それでも狩猟採集時代を含めて数万年かかっている。一方、下巻は「宗教という

          エッセイ「黙って本を読めない」

          エッセイ「回送列車の行き先」

          2024年3月8日、夕  まだまだ北風は冷たいが、すっかり日が長くなった。どちらかと言うと暑さより寒さを好む私には冬も悪くない。それでも労働後に晴れた世界を歩いて帰る喜びは春への期待を膨らませてくれる。  今日は目に見えるものすべてに挨拶をしながら帰ろうと決めていた。自分だけの世界に閉じこもるのは精神的に良くない。言葉の通り「すべて」に話しかけられるわけはないが、気持ちがなるべく外を向くように意識した。薄汚れた看板、規則破りのゴミ捨て場、傾いた三角コーン——あらゆるものが私

          エッセイ「回送列車の行き先」

          エッセイ「見えないモノを見落として」

          2024年3月5日、午前  私の子供時代に流行った歌がある。――見えないモノを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ――当時、私の耳は「見えないモノを見落として」と音を拾い、しばらく後に「見ようとしたのか」と気付いたのだが、大した話ではないので自分だけの記憶にしまっておいた。あれから数十年……(調べて驚いたが発売からもう20年以上経つらしい。)当たり前を見落としがちな自身についてあれこれと考えを巡らせるうちに、ふとこの記憶が蘇ってきたので頭の中を書いてみる。  いきなりだが、小麦

          エッセイ「見えないモノを見落として」

          エッセイ「徒然なるままに、土曜日」

          2024年3月2日、午前  先月、久しぶりにTwitter(X)で呟くようになってからというもの、まとまった文章を書く時間がめっきり減ってしまった。どこからともなく訪れる「焦り」のような感覚を認めたのでパソコンを開く。さて、何を書こうか。とりあえず指を動かしてはみるものの途端に行き詰ってしまった。私はもともと「何かを書こう」と思って筆を起こすタイプではない。「書きたくてたまらない何か」が湧き出た時に自然と書いてしまうタイプなのだ。決められたテーマで決められた頻度エッセイを投

          エッセイ「徒然なるままに、土曜日」

          「言わない」のか「言えない」のか

          眠れないので頭の中を整理するために書く。 過去の自分が作ったと思われる今の自分について思い出話(身バレ防止のちょいフィクションあり)。 ぐだぐだの予感。 私は思ったことを素直に言えない。という話を以前にも何度か書いたことがある。 まず様々な可能性を考えたいので「これ」というものを選べない。 相手にとってどの言葉が「正解か」を考えたいし、うっかり「突拍子もないこと」を口走らないよう自制している部分もある。などなど。 これらは「人との対話」において相手に対して思ったことを言いづ

          「言わない」のか「言えない」のか

          エッセイ「バスに揺られ考える正しさ」

          2024年2月20日  田舎は良い。人でごった返すということがめったにない。都会では当たり前のぎゅうぎゅう詰めの満員電車もない。たまに通勤で利用するバスも、よほどのラッシュ時を避ければ誰かと肩が触れることはない。田舎は良い。とは言えこれじゃバスを走らせれば走らせるほど損なのではないかと心配になるのも当然だ。すでにどこの田舎もバス会社の経営は厳しいと聞く。私の住む町も例外ではない。  ある時期を境に「運転手のサービスの質が落ちたなあ」と感じる瞬間が増えた。念のため断っておくが

          エッセイ「バスに揺られ考える正しさ」

          INTPとの約束当日、浮かれINFJの頭ん中

          浮かれすぎてまとまったお気持ち文章を書く時間を持てなかったのだが、数日前の記事の通りINTP氏と遊んで来た。うっひょい!文字にするだけでニヤニヤが止まらん。とりあえず会うまでの脳内を吐き出す。 もしかしたらこの記事を読んでくれている人は「INFJの目にINTPがどう映ったのか」に興味を持っているかもしれないが、具体的な会話内容については控えるつもりなので期待に応えられないと思う。というか私のお気持ちしか書かないつもりだ。予め謝罪(しゃぜぇ)。 INTP氏との待ち合わせ当日

          INTPとの約束当日、浮かれINFJの頭ん中