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INTPとの約束当日、浮かれINFJの頭ん中

浮かれすぎてまとまったお気持ち文章を書く時間を持てなかったのだが、数日前の記事の通りINTP氏と遊んで来た。うっひょい!文字にするだけでニヤニヤが止まらん。とりあえず会うまでの脳内を吐き出す。

もしかしたらこの記事を読んでくれている人は「INFJの目にINTPがどう映ったのか」に興味を持っているかもしれないが、具体的な会話内容については控えるつもりなので期待に応えられないと思う。というか私のお気持ちしか書かないつもりだ。予め謝罪(しゃぜぇ)。


INTP氏との待ち合わせ当日、約束の数時間前から恒例の脳内シミュレーションが止まらない。さてどの服を着ようか。せっかくの休日に会うので、平日の私とは違う服を着てみたい気もする。INTP氏はどうだろう。少し妄想の世界へダイブしてみよう……うむ、きっと普段通りの雰囲気で現れるだろう。いや、でも万が一ゴリゴリのギャルメイクだったら?一瞬頭と体がフリーズする。すぐに気付く自信がない。それは良くないので何パターンか想定しておこう。何事も想定内におさめるよう入念な心構えが必要だ。

真剣に脳内でINTP氏にヘアメイクを施しつつ、「いやきっと普段通りで来ると思うぞ」という確信が次第に大きくなってくる。一方で私自身が何を着るかという問題が一歩も前進していないことに気付く。いけないいけない。いつだって問題は私のすぐ目の前にあるのにどうして見失ってしまうのだろう。

「…気楽に行きますかね」と深呼吸し、とりあえず以前に別の友人と出かけた際に着た服のセットを引っ張り出す。ちなみにこの「以前」とは前回の冬くらい前の話だったりする。友人と会うために一度着ているものは「お出かけ用」認定されるため、謎の安心感がある。「何が安心なのか、そもそも不安な服って何?」という疑問は私も常々抱いているのだが、答えはまだ分からない。

回り道をしながらも家を出る1時間前には準備が完了した。ここで「おはよう」のLINEを送りかけて手を止める。この意味のない連絡は煩わしいだろうか。ギリギリまで寝ていたいタイプなら邪魔しかねないし、そもそも「約束に遅れるとかじゃないなら連絡する意味なくない?」と考えるタイプかもしれない。INTPは複数の自衛策を持っている印象があるので、きっと寝ていたいなら通知は切っているだろうし、あまりこちらが気にする必要はないとも思うのだが、可能性を考えてしばし硬直する。どうも私はすぐ固まる癖があるらしい。

結論として「連絡が来ないということは、私からもしなくて良いのだろう」を採用し家を出るまで適当に時間をつぶす。普段はこの間に行きたいカフェや気になるお店を探すのだが、今日は事前にINTP氏から届いた「お店は当日、混み具合を見て決めましょうか」が頭の中を右往左往している。これはつまり、あえて調べて行かない方が良いのだろうか。私はその場で「ここにしよう(あるいはここにしたい)」が湧いてこないことが多いのだが、もしそうなっても一任して良いのだろうか。考えてみると私は今まで目的地を決めずに人と会ったことがないのだが、本当にINTP氏はその場で決めたいのだろうか。その方が気が楽なのだろうか。向こうから提案してくれたということはきっとINTP氏にとってはそれが最適解なのだと思うが、体が、また、固まる。「良いの?本当に調べずに行くからね?ノープランで行くからね?」とスマホに念を送る。

そうこうしているうちに家を出る時間になった。約束の5分前に現地へ着くバスがあったことは非常にありがたい。このおかげで「待ち合わせの何分前に到着すべきか問題」に悩む時間はほぼ皆無だった。5分前なら仮に相手が自分より後に来たとしても「待たせすぎた」とは思わせないだろう。反対に相手が自分より先に着いていたとしても「待たせすぎた」という懺悔のお気持ちを「でも遅刻はしてないから」で鎮まらせることができる。5分前に着くことが私にとっては最も望ましい。

ソワソワした私を乗せたバスが丁寧にターミナルに近付く頃、INTP氏からLINEが届いた。一足早く到着していたようだ。バスを降りた私に向かって手を振りながら小走りで駆けて来るINTP氏。ギャルメイクではない普段通りのINTP氏を即座に視認しホッとしたのも束の間、ピョンピョンと跳ねながら近付いて来るこの状況は、何と言うべきか、可愛い。これは一秒でも早く合流した方が合理的だから走っているのだろうか。いや、そこまで考えず走りたくて走っているのだろうか。どちらにせよ、可愛いぞ。あ、また私は固まっていたようだ。むしろ私から駆けて行くべきだった…。


会うまでに2000字近く書くとは思わなかった。
中途半端だけど、とりあえず合流できたので今回はここまでということで…
次は「INTPとの時間の中で幸せが溢れて号泣するINFJ」の話でも書くかもしれないし、書けないかもしれない。

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