2022年1月24日「文章をどんどん吸収したい」
先日この日記に「知恵熱が出た」なんて書いたけれど、あれはどうやら膀胱炎だったらしい。今まで二回ほど膀胱炎になっているのだけど、熱が出たのは初めてなのでビックリした。
先週はPCR検査やら膀胱炎やらお風呂のお湯が出なくなるやら、もう何だかてんこ盛り!で心に余裕が無くて。どれもこれも過ぎてみれば、なんてことは無かったし、大ごとにはならずに済んだだけでも喜ぶべきなんだけど、心がすっかり疲れていた。
この疲れが膀胱炎にも悪影響らしいけれど、いやはや難しいですよ、疲れちゃうでしょうよ、と思いながら自分を甘やかすために本を購入した。
塩谷舞さんの文章は、以前からnoteで読ませてもらっていたのだけど、こうして本になってから改めて文章を噛みしめるように読むと、より一層、心に響いてとても良かった。
どうしてこういう言い回しが出てくるのだろう、どうしてこんな表現が出てくるのだろう、なんて思いながら本を読んでいた。文才のある人って本当に羨ましいね、と思いつつ、いや待てよ、文才があるとかないとか関係なく、文章を生み出すってのは試行錯誤しているものなんじゃないかな?書籍を出せる人だからって、簡単にパパっと文章を仕上げているわけじゃないんじゃないかな?
そんなことを考えながら、それにしても塩谷さんの生み出す言葉の数々は、どうしてこんなにも心地よいのだろうか、こんな風に文章を書ける人になりたい、それはきっと簡単なことじゃないんだろうな、でも憧れる文筆家さんがいるということ、これって結構幸せなことなんじゃないか、そう思ったら塩谷さんの文章をどんどん吸収したくなった。
その人の文章を読みたい!と思えること、これってとても幸せなことだったんだと改めて気づけたこと、それだけで幸せだ。体験した先週のあれやこれやは、とりあえず忘れることが出来た。ありがとう、塩谷さん。